ダイエット中の食事は野菜やきのこ類から食べるように。
それは血糖値の急上昇も抑えられ、満腹感も得やすく食べ過ぎない食事方法。
ドレッシングやマヨネーズは高カロリーだし高脂肪だからダイエットの邪魔になっていることもあるよね。
今、ジワジワと話題になっているのが「酵素酢もやし」。
今日は酵素酢もやしの美味しい作り方やそのダイエット効果についてまとめるね!
目次
酢もやしとは
酢もやしは、もやしを湯がいてお酢に一晩漬けたもの。
もやしは低カロリーですが、栄養価が高くダイエットにぴったりな食材のひとつ。
一般的に売られているもやしは「緑豆」を発芽させたものです。

出典:https://www.aeonnetshop.com/
さっと湯がいたもやしは食感もよく、満足感が得られます。
そしてお酢は、脂肪や糖をエネルギーとして消費してくれる「クエン酸回路」を促す働きを持っています。
脂肪や糖を燃料にするためにクエン酸が使われているの。
お酢に含まれる酢酸(酸味のもと)も体内でクエン酸へと変化します。
お酢を摂って体の中のクエン酸量が増えれば、クエン酸回路は活性化し、脂肪や糖がどんどん燃やされるってことね。
酢もやしは低カロリー、低糖質
酢もやしは、低カロリーで低糖質な上に脂肪は全く含まれていません。
酢もやしに使用するお酢には、糖質も含まれていますがもやしには全て浸透するわけではないので、生のもやしと酢もやしのカロリーに大差はないといわれています。
同じ量の白米と比べるとなんと1/28!
カロリーもたったの14㎉!
そして注目すべきはその栄養。
ビタミン類、ミネラルが豊富ですが、これらの中にもダイエットに効果のある栄養素があるのです。
もやしにはビタミンB2が豊富ですが、ビタミンB2には脂肪をエネルギーとして燃焼させる力があります。
またもやしにはカリウムも豊富です。
体の中の余分な塩分を排出するので、むくみに悩んでいる人にも効果があります。
お酢には酢酸、アミノ酸、クエン酸などダイエットに効果的な成分が含まれています。
上でも書いたように、クエン酸回路によって脂肪や糖が燃料として使用されるため痩せやすくなるのです。
その他にも、お酢には体脂肪燃焼に必要なリパーゼ(脂肪分解酵素)の働きをも活発にする作用があります。
食物酵素も酢もやしで補える
ダイエットの成功には、代謝UPはかかせない要素のひとつ。
代謝があがれば、脂肪や糖が消費されやすくなり体質も痩せやすく太りにくくなります。
この代謝アップに必要なのが酵素。
酢もやしには天然由来の食物酵素が豊富に含まれています。
そのため、消化や代謝をもサポートしてくれます。
人間の体にある体内酵素は、消化酵素と代謝酵素の二つに分かれます。
消化酵素が食べた物を消化したり吸収しやすくして、代謝酵素が吸収した栄養素をエネルギーへと変換します。
このうちの代謝酵素は、人間の一生のうちに作り出される量がすでに決まっています。
そのため「生の食べ物」から食物酵素を補うことが重要なのです。
酵素はもともと熱に弱いので、加熱するとその作用が壊れてしまいます。
酢もやしで便秘解消!
ダイエットで理想のプロポーションを手に入れるには、体脂肪を減らすだけではなく、便秘体質の改善も必要です。
便秘は下半身太りになりやすく、むくみを生むことも。
便秘解消には、まず便のカサを増すこと。
食物繊維豊富な酢もやしで、便のカサを増やすことで腸内の壁が刺激され、ぜんどう運動が促されます。
食物繊維には、水溶性と不溶性がありますが、いずれを摂っても便秘改善になるといわれています。
このことからも酢もやしを食べると、便秘が解消されることで下半身太りも解消されお腹まわりもすっきりとしてきます。
酵素酢もやしの作り方
酢もやしが持つ酵素の力を最大限に温存しながら、美味しい酢もやしが作れるレシピを紹介します。
代謝UPのためにも少しでも多くの酵素を体の中に摂りいれたいですよね。
・酵素酢もやし 材料
・緑豆もやし(2袋)
・黒酢 適量
まずは大きな鍋でお湯を沸かし、ひと煮たちさせたら火を止めます。
お湯の温度が70~75℃になるまで放置しましょう。(※およそ5分ほど)
そこへもやし2袋を投入し、かき混ぜながら湯通しします。
10秒たったらざるで水を切り、保存容器に入れます。
保存容器にいれたらもやしがすべて浸るまで黒酢を注ぎ入れます。
これを冷蔵庫で1晩置いたら酵素酢もやしの出来上がりです。
もやしの酵素って80℃以上だとなくなりやすくて、70℃以下に冷めちゃうともやしがしんなりしないんだって。
しんなりしないと、生とかわらず美味しくないし消化にもよくないそうだよ。
調理時間も短いから、これならすぐに試せそう。
三日坊主にならないようにしなくちゃ。
酵素酢もやしには黒酢が最適
酵素重視の酢もやしでは、黒酢を使うのがおすすめ。
本来の酢もやしは一般的な穀物酢で作られますが、これだと代謝UPが十分に上がりません。
黒酢で酢もやしを作ると、黒酢効果で代謝も各段にUPし、脂肪も糖も燃えやすくなるのです。
この黒酢の代謝UP効果のひみつは血行促進にあります。
冷え症の人などでも、黒酢を飲んだ直後から足先の温度が上昇し、すぐに体が温まります。
そのため、せっかく酢もやしを作るのなら黒酢を使用したほうが効果的です。
黒酢はちょっと割高だけど、使わない手はないわね。
酵素もやしでもやしも1週間保存可能
何と言っても酢もやしのいいところは一晩で出来上がる、というところ。
お酢につけてから数日以上待たなくてはならない他の酢漬け野菜と比べると、お酢が染み込みやすく酸味にも良く馴染むもやしは最も酢漬けに向いているといってもいいでしょう。
効果はとっても感じていたのに、どうしても面倒、が勝っちゃったの。
酢もやしは、味のクセも辛みもないので小さなお子さんからお年寄りまで、誰にでも美味しく食べられます。
またごま油や醤油などでアレンジしてもOK。
人気のオイル、アマニオイルやえごま油をかけてもいいでしょう。
また日持ちしにくいもやしですが、酢もやしにすれば冷蔵庫で1週間は保存が可能です。
酢もやしを食べ終わると黒酢が残ってしまいますが、漬けた黒酢は使いまわしはしないほうがいいです。
味噌や醤油と混ぜたり、ドレッシングとしてリメイクするのもおすすめです。
実際に酢もやしダイエットをしてみたその結果
作り方は上で紹介した酵素酢もやし、そして毎食50gの酵素酢もやしを食べることにしました。
酢もやしを含む野菜を全部食べてから、たんぱく質のおかずを全部食べる、そしてごはん。
この食べ方をまもると血糖値の急上昇を避けられるため、食べ過ぎを防ぐこともできます。
血糖値が急上昇した後に急低下すると、体は飢餓感を感じて過食傾向になるため、血糖値の急上昇はダイエット中は避けるべきなのです。
また血糖値の急上昇、急降下を繰り返すと動脈硬化や糖尿病の引き金にもなるので要注意です。
でも、明らかな効果を目にしてからはもう飽きても「薬」だと思って食べてたよ。
便秘解消、体重も1ヵ月で3キロ減
自分で便秘の意識がなかった私でも、この変化にはびっくりした。
今まで思ったよりも溜めこんでたみたいだわ。
酢もやしの登場で私のトイレライフ、激変しすぎた。
これって結構な数字だよね。
無理した意識もまったくないし、とにかく毎朝快腸!
健康にもいいことばかりだから、これはファミリーで食べるべきものだと思う。
今後の生活の中では酢もやしを常備して毎食つまむ、のを目標に自然に食生活に取り入れていきたいな。
この1ヵ月の間に2回も飲みに行ってしまったけど、この結果。
世のお父さん世代にも酢もやしをどんどん食べてほしいと本気で思った!
ダイエットとして考えたら楽ちんすぎるよね
体が欲するというか、「クエン酸回路まわすぞー」みたいな意識が芽生えたよ。
様々なダイエット方法や酢漬け野菜があるけれど、酢もやしの効果は最強でした。
しかも、ナムルみたいにアレンジしたりできるから使い勝手もよいです。
食卓に酢もやし。
しかも黒酢の酵素酢もやし。
是非試してみてほしいです。