ハトが飛び立つあのCMで有名な(古い)ロート製薬の糀肌(こうじはだ)くりーむの成分や口コミ評価についてレビューします。
糀肌くりーむは、和の意識たっぷりな潤い美肌クリーム。
お肌のハリや潤いが気になるエイジングケアを意識する女性に最適なくりーむです。
製薬会社が注目した「糀(こうじ)」のチカラとは?
成分や効果についてしっかりとまとめていきます。
目次
「糀(こうじ)」とは
ロート製薬が注目した「糀(こうじ)」とは、日本酒を作る際にお米から作られるもの。
日本酒を作る人「杜氏(とうじ)」の手は、冷たい水に触れることが多いためガサガサで荒れやすいと言います。
しかし、日本酒を作る工程の中である時だけ、その荒れた手が綺麗にツルツルになるといいます。
それが「糀(こうじ)」を扱う工程なんだそうです。
糀肌くりーむに使用されているのは、新潟県にある古町糀製造所のもの。
蒸したお米に種糀をまぶし、2日ほどでお米の芯までしっかりと糖化がすすむと真っ白な糀ができあがります。
米に咲く花、などともいわれ、手間暇もかかることから大量生産はできないものです。
ロート製薬は、この糀を触る「杜氏(とうじ)」の手の美しさに注目し、糀肌くりーむを開発しました。
印象的なのがその付け心地。
まるで淡雪とも表現されるテクスチャーはふんわり軽く、肌馴染みも伸びもよいという優れものです。
糀肌くりーむは顔だけでなく、年齢が出やすい首元、デコルテ、肘・ヒザ・かかとなどのカサつきの気になる部分全てに使用できます。
塗った後の吸いつくような潤い感は、何度も触りたくなる感触に。
糀肌くりーむの成分~白糀コメエキス
糀は、本来「麹」と書かれますよね。
糀肌くりーむに使用されているのは、「糀」。
この糀という漢字は、「米糀」のみを示します。
糀には、必須アミノ酸、ビタミン、葉酸を豊富に含み、古くは滋養強壮剤としても用いられていたという優秀な栄養素が凝縮されています。
健康にもよく、杜氏の手をも美しくする糀からロート製薬の技術によって抽出されたのが白糀コメエキス。
白糀コメエキスとは、加水分解コメタンパクという保湿成分で、年齢肌に悩む女性のために活かそうと「大人の女性の肌にあった究極の化粧品」づくりが始まったのです。
1.天然保湿因子が豊富
糀には、お米の奥底から抽出されたビタミン、アミノ酸、ミネラルなどの「天然保湿因子」がいっぱい。
低刺激で肌にやさしく、小さなお子様にも使用できます。
しっとりと潤った肌は、タンパク質が2割ほどで肌自身に沢山の保水力があるもの。
加齢とともに必要なタンパク質は5割も減少し、様々な肌トラブルを起こすようになっていきます。
美しい肌を作るためには、肌のタンパク質をコントロールすることが重要。
白糀コメエキスは、保水力で知られているヒアルロン酸やコラーゲン以上のタンパク質保有量を誇ります。
このタンパク質保有量は、ロート製薬による研究で明らかになっています
2.肌の水分をキープ
白糀コメエキスは、高分子と低分子の加水分解コメタンパクを含んでいます。
高分子は肌の表面でとどまり、低分子は角質層までしっかりと浸透していきます。
この2つの加水分解コメタンパクにより、肌に速やかに浸透しながら、肌の表面でしっかりとバリアをはり、肌の水分蒸発を抑制することができます。
中までしっとり、そして表面からの水分の蒸発を防ぐことで、肌はハリや潤いを取り戻します。
また、糀肌くりーむに水溶性成分と油溶性成分の両方を入れることで、有効成分が凝縮され、なおかつ肌馴染みがよく潤いをキープする夢のようなエイジングコスメに仕上がったのです。
水溶性の成分と油溶性の成分を両方混在させるのはとても難しいもの。
ロート製薬の意地と技術を感じます。
3.肌の透明感UP
年齢を重ねた女性にとって、肌の透明感UPとはまさに魔法のような言葉。
糀肌くりーむは高い保水力、保湿力で肌が潤い、保たれることで肌全体の透明感もUPしていきます。
糀肌くりーむの軽い付け心地を実現したのは、お米のでんぷん。
糀肌くりーむには糀のみならず、お米に関するすべての有効成分が凝縮されています。
日本酒風呂なども美肌づくりに最適だと話題になりましたが、糀肌くりーむには保湿効果の高さを活かし、日本酒も配合されています。
日本酒の臭いが気になるという人もいるかもしれませんが、飲む日本酒のように強い香りはしないので心配いりません。
糀肌くりーむの全成分はこちら。
糀肌くりーむのこだわり
糀肌くりーむに配合されている天然由来の成分には、5つの働きがあります。
1肌を潤わす
2肌を守る
3肌に与える
4肌を整える
5肌に閉じ込める
そのため糀肌くりーむだけで、化粧水や乳液、美容液の役割も果たすため、オールインワンクリームとして使用できます。
日々のスキンケアは面倒・・・という人でもオールインワンだから大丈夫。
いくつもの化粧水、美容液などを重ね塗りしている方も、今までスキンケアなんてろくすっぽやったことがないわ、という方も手軽にしっかりとエイジングケアをすることが可能です。
そもそも糀は昔、天然の点滴とまでいわれた栄養豊富なもの。
この栄養豊富な糀から、エイジングケアに最適な肌の潤い成分を凝縮したのが糀肌くりーむです。
糀肌くりーむの口コミ
糀肌くりーむの口コミは、@cosmeで見ると平均評価4。
ずば抜けて高評価というわけでないけれど、圧倒的に目だつ口コミがあります。
糀肌くりーむの良い口コミ
・抜群に潤う
・乾燥の時期でも朝からしっとり
・肌の調子がよくなった
・肌のハリがでてきた
・化粧ノリがよくなった
糀肌くりーむの悪い口コミ
・テクスチャーが苦手
・お酒の匂いが気になる
・べたつきすぎる
以上のような口コミがとても目立っていました。
年齢別にも見てみましたが、年齢肌に悩む40代以上には良い口コミが目立っています。
またお酒が大の苦手、という日本酒の糀の香りが気になる人も多少いるようですね。
全体的に乾燥肌の人には高評価されており、エイジングケアをしたい、尚且つ乾燥気味が気になっている人におすすめのコスメといえそうです。
実際に糀肌くりーむを使用した口コミレビュー
糀肌くりーむの口コミを見て賛否両論気味かな?
という思いを持ちながら私も使用してみることにしました。
43歳、きわめて乾燥肌、秋冬は口回りあご回りが特に乾燥する
糀肌くりーむのテクスチャーは、リサーチどおりこってりとしたクリーム。
オールインワンでもジェルタイプに慣れてしまっている人にはちょっと重くかんじるかもしれません。
でも、その重苦しいテクスチャーが一転、肌にのせるとすーっと広がり染み込んでいきます。
そして塗った後はきわめてしっとり。
これはナイトケアにおすすめしたいタイプのオールインワンと判断。
糀肌くりーむは、肌の潤いをキープする効果が高いので、朝起きた時もお肌がしっとり。
朝の洗顔後も付けたくなるところですが、このままお化粧したらちょっとベタついてしまうかも??
そこで朝は少量を気になる部分に薄く伸ばす作戦にでました。
これが大成功。
気になる顎、頬など乾燥しがちな場所に指先で塗り込んでからメイクすることで、1日化粧ノリキープに成功。
そしてヨレたりベタつくこともなく、快適に過ごせます。
口コミでベタつく、と書いている人はもしかして使用量がちょっと多かったのかも。
糀はこちらが思っているよりずっと保水力を持ち、潤いをキープしてくれるので塗りすぎは必要ありません。
朝の塗りすぎはベタつきの原因になる。
乾燥肌、エイジングケアに向いているオールインワンクリーム
糀肌くりーむのお試しモニター
糀肌くりーむのキャンペーンで、お試しモニターを募集しているようです。
いまなら糀肌くりーむに、けしょうすいと濃厚くりーむがセットでお試し可能!
通常価格4,629円が、35%オフの2,980円!
糀肌けしょうすいは、糀肌くりーむの浸透をサポートするいわばブースターのような化粧水。
糀肌くりーむを使用する前に塗ることで、さらに有効成分の浸透を高める効果があります。
そして糀肌濃厚くりーむは、最後のスペシャルパック的アイテム。
糀肌くりーむを塗った後に塗ることで、さらにお肌の潤いをキープし、ピンとハリのある肌へとサポートします。
糀肌くりーむだけでも、十分な保湿力を感じますが、この3点セットでのスペシャルケアは格別。
是非、お試しでモニター申し込みしてみてください。
糀肌くりーむは秋口から大活躍
秋口になってくると、自分の肌で大気の乾燥を察知したりしませんか?
私は毎年、頬の乾燥を感じるたびに「もう秋ね・・・」と黄昏るようになりました。
私たちの肌は汗、皮脂のバランスによって水分量が保たれています。
秋口になると気温も下がり、汗や皮脂の分泌量も急激に低下。
そして肌自身の潤いが外へと蒸発しやすくもなっています。
追い打ちをかけるのが、大気の乾燥。
さらに年齢を重ねた大人の女性の皮脂量は、月日とともに減少しています。
こんな秋口からこそ、糀肌くりーむは効果を発揮。
中から潤わせ、表面で水分をしっかり守る糀肌くりーむで、秋口からも潤いのある肌づくりはすることができます。
肌の大敵は乾燥。
しっとり潤いをキープしていれば、肌のハリも透明感も徐々にUPしていきますよ。
万が一、秋冬もオイリー肌でテカってしまう・・・
と悩んでいる人はインナードライを疑って。
実は糀肌くりーむでしっかりと保湿ケアすることでオイリー肌が改善する可能性も高いのです。
実際に私の同僚で脂取り紙を午後になると額にはっているアラフォー女がいますが、彼女も重いきっきりインナードライ。
しかしながら、若いころはニキビに悩みずっと自分がオイリーという思いが強いので、しっかりとした保湿ケアを敬遠しています。
しっかりと潤いを保てば、乾燥肌もオイリー肌も解決するのに・・・。
ちなみに夏場ももちろん潤いケアは必須です。
しっかり潤った肌はバリア機能が高まるので、紫外線からのダメージも受けにくくなります。
結局一年中、大切なのはしっかりとした保湿ケアなのです。
これは肌について知ればしるほど実感することですね。
最後に糀の力をお忘れなく。
私たちの時を重ねたお肌のタンパク質をしっかりとコントロールして、美肌へと導いてくれますよ。