必死のダイエット中なのに、女子会、飲み会でうっかり食べ過ぎちゃった!
ってことありますよね。
家へ帰って自己嫌悪に陥るものの、食べてしまったのは事実。
食べたものの消化はもう始まってる?
もう取り返しはつかないの?
やらかしてしまった暴飲暴食をなかったことにできる、今からできる
リセット方法はあるのでしょうか?
目次
食べたものが身になる時間は?
食べたものは胃で消化されてから小腸に送られるので
食べてすぐに脂肪として蓄積されるわけではありません。
何を食べたかによって違いがありますが、胃に停滞する時間は
1~4時間ほど。
小腸での消化と吸収にかかる時間は5~8時間ほど。
小腸で食べ物の栄養素の80%以上が吸収されます。
とりすぎてしまった脂肪は12時間くらい、タンパク質や炭水化物は2日ほどで
脂肪に変わり始めます。
夜にうっかり食べ過ぎてしまったら、次の日が肝心。
この日の過ごし方で、その後に差が出ます。
ドカ食いした翌朝に体重が増えていることがあるけど?
食べ過ぎてしまった次の朝に体重計に乗って
びっくりしたことってありませんか?
でもこの増えた体重の大半は水分。
実は食べ物のほとんどが水分で、肉でさえ70%が水分です。
昨日の食べたものが全て身になってしまった訳ではないので安心して!
翌日が勝負!の食べ過ぎリセット方法
①朝は「白湯」or「ホットレモン」
朝起きたら、まずはゆっくり時間をかけて「白湯」を飲みましょう。
白湯は内臓を温め、体温を上げ、代謝をアップしたり、血液やリンパの流れをよくしたり、
老廃物を体外に排出する手助けをします。
白湯がどうしても苦手・・・という人は「ホットレモン」を。
白湯にレモンを搾るだけですが、翌朝にまで引きずっている
胃もたれにも効果的。
そして1日を通して水分をいつもより多めにとるように意識しましょう。
②リセットデーの食事は?
食べ過ぎた次の日は断食!なんて極端な食生活はNG。
長い時間、空腹の状態が続いた後に食事をすると、血糖値が急上昇し、
余計に脂肪を溜め込みやすくなります。
そして代謝を上げるためにも、食べることは必要です。
食べる量はいつもの3分の2程度に減らしつつ、体内の余分な脂肪、糖質、老廃物などを
排出する食材を積極的にとることがポイントです。
③リセットデーにおすすめの食材
■魚
リセットデーはお肉を我慢してぜひ魚を。
魚の中でもいわし、さば、にしん、あじ、さんまなどの青魚がおすすめです。
これらの魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)には脂肪を燃焼する作用があり、
さらには「GLP-1」という痩せホルモンを分泌させます。
この「GLP-1」は糖の吸収を抑えたり、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防いだり
する効果があります。
■野菜
リセットデーには必ず食るべき食材は、ずばり野菜!
いつも以上に意識して積極的に食べるようにしましょう。
ここでおすすめなのは食物繊維が多い野菜、炭水化物が少なめの野菜、
食べ過ぎ・飲み過ぎで発生した活性酸素を除去する緑黄色野菜、
代謝UPや血糖値の上昇を抑制せる効果がある野菜。
レタス・キャベツ・ほうれん草・白菜・モロヘイヤ・オクラ・にら・大根
にんじん・春菊・もやし・トマト・ごぼう・きのこ類
など。
サラダだけではなく、蒸し野菜や野菜スープ、野菜ジュース、野菜のお味噌汁なども取り入れて。
■海藻類
低カロリーでダイエット成分満載の海藻もはずせません。
わかめ、昆布、もずく、ひじきなどの海藻は最強のリセット食材。
表面のぬるぬる成分「フコイダン」が脂質の吸収を抑えて体の外に排出、
さらに海藻の色素「フコキサンチン」には脂肪をエネルギーに変えて燃焼させる
効果が!
そして海藻類はカリウムが多く含まれているので、食べ過ぎ、飲み過ぎ後の
むくみにも効果的です。
■酢の物
余分な糖の吸収を抑え、血糖値の上昇も緩和する酢は、食べ過ぎ翌日には
摂っておきたいもの。
酢も海藻も一緒に摂れる「もずく酢」が特におすすめです。
食事の一番最初に食べるのがポイントです。
リセットデーには砂糖いっぱいのジュースやお菓子、アルコールは厳禁!
夜はじっくりお風呂に浸かり、夜更かしせずに早く寝ること。
前日のやり過ぎを反省しつつ、自分の体を大切にする日だと考えて。