口内炎ってできるとやっかいですよね。
飲食したらしみるし、痛いのにまたそこを誤って噛んでしまったり・・・。
口内炎がどうしてできるのか?早く治すコツについてもまとめます。
口内炎はどうして出来る?
口の中は粘膜でおおわれています。
そのため、痛みには敏感。
また、飲食などで何かと刺激もあるため口内炎は一度できてしまうと治りにくいものです。
口内炎ができる原因3パターン
パターン1:胃腸が弱っている
東洋医学において、口内炎は胃腸に熱がこもって、その熱が頭部にあがってくるために起こるといわれています。
「胃腸の熱」を生んでしまう原因は、暴飲暴食。
まだはっきり医学的に証明されているわけではありませんが、脂っこいものや甘いものが好きで大量に食べてしまう人や便秘がちな人に口内炎は多いそう。
また、冷たいものの飲みすぎも口内炎を起こす原因なります。
パターン2:疲労・ストレス・睡眠不足
口内炎ができてしまうことには免疫力も大きく関わっています。
元々、口の中にはいろいろな常在菌がいますが、体が元気な時にはまったく問題ありません。
しかし、過度の疲れなどで免疫力が低下しているときに常在菌が炎症を起こす原因になってしまうことも。
ストレスや睡眠不足も免疫力を下げるため、口内炎になりやすくなります。
また、女性は月経前にホルモンの影響をうけ、口内炎ができやすくなるという人も多いとか。
体が疲れているときは、体内のウイルスが活発化しやすいので気を付けましょう。
パターン3:歯のケアはしっかりと
口の中の粘膜に傷がつくと、口内炎が多発してしまう原因に。
よくあるのが、歯並びが悪いために口の中を噛んでしまい、口内炎になってしまうというものです。
また、歯の詰め物が合わないがために、同様に口の中に傷ができやすくなって常に口内炎に悩まされるということもあります。
詰め物は、セラミックでも金属でも材質に関係なく口内炎の原因になりやすくなるそう。
歯科での適切な歯のケアは、口内炎の対策には必須です。
口内炎を早く治すコツ5つ
口内炎ができてしまったら、やってみて!
早く治すコツ①口内炎の薬
口内炎に効果覿面なのが、ステロイド入りの軟膏。
口内炎に局所的に使うだけなら、体への副作用など、さほど心配はいりません。
早めに塗ると治りももちろん、早くなります。
早く治すコツ②ビタミンB摂取
ビタミン不足も、口内炎の原因の1つ。
特に、トラブルを起こしている粘膜の修復にはビタミンB2やビタミンB6が必要なので積極的に摂りましょう。
また、葉酸も同様に粘膜修復に必要な栄養素。
胃腸への負担も軽い、緑黄色野菜をたっぷり摂りましょう。
おすすめは、モロヘイヤやキャベツ、シソなど。
早く治すコツ③口の中は清潔に
口内炎を早く治したいなら、基本は口の中を清潔に保つこと。
食後は必ず歯磨き、うがいを忘れずにしましょう。
口内炎が重症で染みてしまう場合は、お水でうがいのみだけでもしておくこと。
うがい薬などを使うとかえって症状が悪化するので注意しましょう。
抗炎症作用があるといわれている、カモミールティなどを濃く煮だしてうがいに使うのもおすすめです。
早く治すコツ④刺激物は摂らない
辛いもの、熱いもの、味の濃いものなど刺激が強い食べ物は摂らないようにしましょう。
また、マンゴーやパイナップルにはたんぱく質分解酵素が多く含まれているので、粘膜に刺激を与えてしまうことに。
歯磨き粉はメントール成分が入っていないものを選ぶようにしましょう。
早く治すコツ⑤体質改善をめざす
短期間のうちに口内炎を繰り返してしまうなら、体質改善をめざして漢方を摂りいれてみるのも◎。
専門家に相談して飲むようにしましょう。