妊娠すると女性の体は色々と変化していきますよね。
お腹に産毛がたくさん生えてきたり、体全体が毛深くなったり。
そして気になるのは脇の下やデリケートゾーン、乳輪や乳首などいろいろな部分の黒ずみ!
どうして黒ずんでしまうのでしょうか?そして出産したら元に戻るの?
今日は急な体の変化に戸惑う妊婦さんのために、いろんな部位の黒ずみの原因と正中線予防についてまとめます。
ノースリーブは断念?脇の黒ずみが気になる!
なぜ妊娠するといろんな部位が黒ずむの?
原因は女性ホルモンの変化
女性は妊娠すると、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌がさかんになります。
これはとても重要なことで、プロゲステロンが増加することで子宮内の状態がよくなり、胎児が育ちやすいように胎盤を完成させるためにおこります。
きちんと胎盤が完成することで流産のリスクも減少。
ですからプロゲステロンの増加は、妊婦さんにはとても重要なことなのです。
しかしながら、プロゲステロンの急激な増加は精神的なバランスを崩す原因になったり、感情の起伏が激しくなってしまうことも。
そして、プロゲステロンはメラニンを作り出すメラノサイトに刺激を与えてしまうので、どうしても紫外線を取りこみやすくなりシミができやすくなったりします。
ホルモンバランスが原因でできやすいシミといえば、頬にできる肝斑。
妊娠中はシミができやすい、とあらかじめ理解しておきましょう。
そして、もう一つの女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)も妊娠中には大きな役割を担っています。
胎児が成長するごと子宮の大きさを変えたり、母乳の準備を整えるため乳腺の発達も促しています。
双方の女性ホルモンは、妊娠5カ月くらいから急増し、胎盤がある程度出来上がると胎盤からも分泌されるようになります。
そして、出産間近まで増え続けます。
黒ずみの原因は、この女性ホルモンの増加。
どうしても肌のメラニン色素をも増加させてしまうので、色素沈着を起こしやすくなり思わぬところが黒ずんでいくのです。
もともと、脇の下やデリケートゾーン、乳首や乳輪はメラニン色素の多い部分。
なので、妊娠中の女性ホルモンの増加によって、黒ずみやすくなるのは仕方のないことです。
メラニン色素は、黒ずみをもたらす憎い奴と思いがちですが、本当は肌を守る力も備えています。
女性にとって、黒ずんだ脇やデリケートゾーン、乳首や乳輪は悲しくなってしまうものですが、これも元気な赤ちゃんを出産するための大切な体の準備なのです。
正中線はいつ消える?
正中線と妊娠線の違い
最近では妊娠したら、妊娠線予防を!というのは妊婦さんの定番になりつつありますね。
私も必死に妊娠線予防クリームを塗っていました。
日課にしていたので、妊娠線に悩むことはありませんでした。
妊娠線は妊娠による急激な体重の増加が主な原因で、できないようにするためには保湿がかかせません。
ところで正中線を知っていますか?
妊娠を機に目立つようになる人も多いため、妊娠線と混同してしまう妊婦さんも多いようですが、じつは正中線は小さいころから皆もっているものなのです。
おへその下からまっすぐに縦に伸びている線。
私自身も子供のころからあり、お風呂に入るたび、将来赤ちゃんを帝王切開で産むときにこの線に沿って切るんだ。と思い込んでいました。
ところが、正中線は実際には私たちが細胞でしかなかったころの名残。
細胞分裂の過程で「結合部分」だといわれています。
鼻の下の部分や外人さんに多い、いわゆる「ケツ顎」も同じ名残といわれています。
つまり、正中線は上でまとめたメラニン色素の影響で妊娠中に濃くなり目立つため、妊婦さんは気になってしまうだけで、本来男性にもある人間であれば皆、持っているものということになります。
正中線は、完全に消えるということはないものの、出産後徐々に薄くなり目立たなくなる人が大半です。
それでも、黒ずんだ正中線はビキニを着るにも気になるし、消えるのなら消してしまいたいもの。
実は、妊娠線と同様に妊娠中のケアが、その後の正中線が消えるか濃いままかを大きく左右します。
妊娠中の正中線、黒ずみケア
決め手は、やはり保湿とターンオーバー活性化
正中線予防 メイドバイマムクリーム
正中線の予防と、全身のあらゆる黒ずみ対策のために作られた妊婦さんのためのクリーム。
正中線はいつ消えるのか?と気をもむよりも毎日しっかりとクリームでケアすることが肝心。
妊娠中、濃くなっている正中線はたっぷりと保湿することが大前提。
これは妊娠線予防と変わりませんね。
メイドバイマムは、妊娠中でも安心して使用できるように考慮され、無添加で作られています。
そして正中線予防だけでなく、全身のあらゆる部位の黒ずみケアに使えます。
脇の下やデリケートゾーン(ビキニライン)、乳首や乳輪、膝やくるぶし、肘にもどんどん塗りこみましょう。
メラニン抑制とともに、お肌のターンオーバーを活性化してくれるから、古い角質が落ちやすくなり黒ずみをケアします。
出産後、いずれの黒ずみも徐々に薄くなるものではありますが、妊娠中にしっかりと正中線や黒ずみ対策をしておけば、また笑顔でビキニも着れますよ♪