春から夏にかけては髪の毛がパサパサしがちに。
そしてカラーリングしても色持ちが悪かったり、思うようにいかないこともしばしば。
こうなる原因は紫外線です。
それでキューティクルがひび割れるから水分もどんどん蒸発して、髪の毛がパサパサになるんだって。
だから髪の毛の色も変わったり、カラーしても持ちが悪かったりするの。
3つのポイントをまとめるよ~。
目次
1.紫外線からキューティクルを守る
髪の毛は紫外線を浴びると、髪の毛の表面を覆っているキューティクルがはがれやすくなります。
そして髪の毛内部の水分は、そこからどんどん蒸発していくことに。
だから一回ダメージを受けてパサパサになってしまうと、勝手に修復されるなんてことはないみたい。
髪の毛の紫外線対策には、UVカット効果のあるヘアオイルがおすすめです。
外に出る前に髪の毛の表面全体にまんべんなくなじませましょう。
もちろん頭皮のUVケアも怠らないようにしましょう。
お気に入りの香りのものを見つけるのもいいね。
2.うけた紫外線ダメージはその日のうちにケア
いくらUVカット効果のあるヘアオイルでガードしても、炎天下にさらされたら髪の毛はやっぱり傷んでしまいます。
これもパサパサの原因。
転んだ傷も早めに処置したほうが早く治るのと一緒で、髪の毛のダメージもその日のうちに修復ケアすることが重要です。
やはり、修復ケアにはトリートメントが必須。
シャンプーを終えたら、髪の毛の水分を適度に切って、手で人肌に温めたトリートメントを毛先を中心に馴染ませて。
最近ではパサパサダメージを受けやすい海水やプールで受けるダメージにも効果のあるトリートメントも。
どんなトリートメントが自分に合っているのかわからないときは、行きつけの美容室で相談してみるのも◎。
3.髪のツヤだしはブラッシングで
髪の毛をブローして乾いたら終わり。
そんなずさんなケアでは、ツヤ髪にはなれません。
髪の毛のツヤはブラッシングにかかっています。
きちんとブラッシングすることで、キューティクルが整い髪のツヤがUPします。
頭皮から分泌されている皮脂と馴染むこともツヤの要因になるの。
髪の毛との馴染みもいいから、きれいなツヤが出るよ。
プラスチックはやめてね。
梅雨の雨でうねる髪の毛ケアとは
パサパサ髪にもなやまされるけど、梅雨や夏の雨には髪の毛のうねりという悩みも。
クセ毛でなくても、髪が痛んでいるとうねりの原因になります。
これは、髪の毛のダメージによりキューティクルが開いたり剥がれたりすることで、髪の毛の内部からたんぱく質が流れ出てしまうからです。
たんぱく質が流れ出た髪の毛には空洞ができ、ダメージがすすんでいけばこの空洞もあちこちにできてしまいます。
それで空気中の水分をダメージで空いた空洞へ取り込んじゃうのがうねる原因!
雨の日でもうねらない秘策、教えるよ♪
髪のうねり解消①空洞を埋めよう
髪の毛のうねりはダメージによってできた空洞にあります。
うねりが酷い場合には、ヘアマスクを使用してこのできてしまった髪の毛の空洞を埋めましょう。
そうすることで余分な水分を髪の毛が取り込むのを防ぎ、湿度が高い雨の日でも綺麗な髪の毛を保てます。
きちんと空洞を埋めておけばうねりも予防できるよ。
髪のうねり解消法②髪の表面をコーティング
髪の毛の表面にヘアオイルを。
そうすることで水分をはじこうという方法です。
オイルが表面に行き届いた髪の毛は、まさに湿気からまもるバリアをはったようなもの。
少しずつ様子を見ながら馴染ませていくのがポイント!
髪のうねり解消③キューティクルを作る
キューティクルを作るといっても、あくまでキューティクル風、とらえましょう。
最近ではキューティクルのような働きをするトリートメントやヘアパックも沢山販売されています。
ムレる頭皮対策
春先や夏場の暑い日は頭皮もムレてきます。
頭皮は人間の体のなかでも、皮脂腺が多い部位です。
その上髪の毛にも覆われているため、水分や湿気も籠りやすく、蒸発もしにくいもの。
汗や皮脂が沢山出れば、雑菌はそれをエサに大繁殖!
雑菌が分泌する物質や酸化した皮脂などが臭いの原因です。
健康な頭皮は、本来は常在菌によって弱酸性に保たれています。
そして雑菌の繁殖を防いでいるのです。
頭皮本来の環境を維持するのには、弱酸性のシャンプーがおすすめです。
カラーリングしていたり、パーマをかけていると頭皮は乾燥しやすく、炎症も起こりやすくなっています。
頭皮に近いpHの弱酸性シャンプーを使えば頭皮トラブルも予防できるのです。
洗い残しはフケやかゆみの原因にもなるので頭皮の健康を維持するためにも好ましくありません。
頭皮のニオイケア①
髪の毛を洗う時には、指の腹を使って頭皮をしっかりと触ることが重要です。
爪などで頭皮を傷つけたり、ネイルが気になってしまう人はシャンプーブラシを使うのがおすすめです。
シャンプーブラシを使用すれば、しっかりと頭皮を洗うことができ、弾力もあるので頭皮を傷つけることもありません。
使用後はしっかりと乾かして、清潔を保つように保管しましょう。
頭皮のニオイケア②
暑い日には頭皮の毛穴のディープクレンジングもおすすめです。
頭皮にある皮脂をしっかりと取り除いて、雑菌の繁殖を防ぐのにとても有効な手段といえます。
それに酸化した皮脂自体もニオイの原因よ。
やっぱり綺麗な髪の毛を維持するためには頭皮が基本だもん。
まさに髪の毛が育つ畑!
夏の終わりは抜け毛も増える?
これは髪の毛も夏バテしているってことなの。
抜け毛が増えないためには、中からのケアも大事だよ。
夏の終わりの抜け毛対策①髪に必要な栄養素を摂る
気温が高いと食事もどうしてもあっさりになりがち。
でもそうめんなどばかり食べていると、頭皮も栄養不足になってしまいます。
これたんぱく質の一種だよね?
レバーに含まれているミネラル(鉄や亜鉛)も髪の成長には欠かせないわ。
基本的に髪の毛を育てるためには、鉄、亜鉛、たんぱく質が必要なのです。
生ガキ、牛肉、ヒジキ、ほうれん草、レバー、アナゴ、卵などが髪の毛の成長を助けます。
夏の終わりの抜け毛対策②血行の改善
体の血流が滞れば髪の毛を育てる毛母細胞にまで栄養が届きません。
これは薄毛の原因にも。
体を冷やさないことも重要なんだ。
血行改善するためには、適度な運動をしてストレスを解消しながら、入浴は暑くてもゆっくりと湯船に浸かり、たっぷりと良質な睡眠をとることがカギになってきます。
医学的に夏の終わりに抜け毛が増えるというデータはないものの、栄養不足や血行不良、頭皮の乾燥に紫外線、そしてストレスなどによっておこる酸化は抜け毛の大きな原因に。
さらにホルモンバランスまで乱れれば、抜け毛は増える一方です。
外からだけじゃなく、中からの健康ケアも重要ね。