ひん尿や尿もれは、「自分だけ」と思いがちですが、本当は女性の3~4人に一人がひん尿や尿もれなどの排尿トラブルを抱えているといわれているんです。
年齢とともに、多くの人が悩んでしまうこれらのトラブルのタイプ、またその原因についてまとめます。
病院で治療を受けているのは10%程度?!
女性の3~4人に一人が悩んでいるといわれているのにも関わらず、その中で実際に病院で治療を受けているのはおよそ10%程度。
どうしても恥ずかしい、という気持ちが前にでてしまったり、なんとなくやり過ごしてしまう人も多いのが現実です。
目次
女性の尿もれは2つのタイプがある
女性の場合、尿もれには「腹圧性」と「切迫性」の2つに大きく分類されます。
また、ふたつの混合型であるという人も多くいます。
◆腹圧性尿失禁
膀胱・尿道を支える筋肉である「骨盤低筋」が緩んでしまい、くしゃみやせき、運動などで腹圧がかかると骨盤低筋と膀胱・尿道が押されるため尿が出てしまう。
気を付けたいのはこんな時!
・くしゃみ、せきをした時 ・重い荷物を持った時 ・階段の上り、下り ・小走りをした時 ・運動をした時 |
腹圧性尿失禁の人の悩み
・白い服が着れない ・薄着ができない ・下着の替えが常に必要 ・パッド、おむつが欠かせない ・人前にでるのがいやになる |
◆切迫性尿失禁
膀胱で尿を溜めるべく筋力の低下により、膀胱・尿道の神経の働きが弱くなる、もしくは過敏になることで尿意を頻繁にもよおしトイレに間に合わず尿がもれてしまう。
気を付けたいのはこんな時!
・昼間10回以上、夜2回以上トレイに行く ・尿がチョロチョロとしか出ない ・残尿感がある ・トイレまで我慢できない |
切迫性尿失禁の人の悩み
・常にトイレが気になるので外出がしたくない ・仕事、家事などに集中できない ・睡眠不足 |
男性の場合は、前立腺肥大症にともなうものがほとんどです。
前立腺は、尿道のすぐ脇にあるので年齢とともに肥大すると尿道が圧迫されてしまいます。
それにより、尿が出にくい、出したつもりでも膀胱内に尿が残ってしまうので、ひん尿や尿もれを起こしてしまうのです。
ひん尿・尿もれのトラブルの原因は?
これら、男女のひん尿・尿もれなどの排尿トラブルの原因には共通した問題があります。
それは「ホルモン分泌の低下」。
男女別、ホルモン分泌と排尿トラブルの関係
女性編
女性ホルモンは、生理や妊娠だけでなく全身の機能に大きく影響を及ぼしています。
特に、膀胱や尿道の筋肉の弾力や収縮力、そして粘膜の厚みを維持することにも深く関係しているのです。
そのため、加齢とともに女性ホルモンの分泌量が低下していくと、膀胱や尿道の筋肉・神経の働きもが低下してしまうのです。
男性編
男性は男性ホルモンのバランスが乱れると、前立腺に機能異常をおこし前立腺肥大の原因になると考えられています。
ひん尿・尿もれにはペポカボチャ種子エキスが有効
ドイツ保健省も認めた排尿トラブル改善作用とは
男女ともに、ホルモン分泌を調節しひん尿・尿もれを改善されるには、ペポカボチャ種子エキスが有効であるといわれています。
ペポカボチャは、ヨーロッパで古くから栽培されている野菜で、その種は排尿トラブルの民間療法に用いられてきました。
ドイツの保健省では、ペポカボチャ種子エキスを用いた大規模な臨床テストも行われ、その有用性と安全性が実証されたといいます。
なぜペポカボチャ種子エキスが効果的なの?
ペポカボチャ種子には、筋肉やホルモンを活性化させるアルギニンなどのアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの様々な栄養成分が豊富に含まれています。
ドイツでは、排尿トラブルの治療薬に認可され医療現場で活用されています。
男性の頻尿には、ノコギリヤシも有効だとされていますが、ペポカボチャ種子エキスは、男女問わず摂取できます。
ペポカボチャ種子エキスがわかる簡単Q&A
Q1:1日の摂取量は?
1日500mgがペポカボチャ種子エキスの摂取目安量と思ってください。
これを2.3回に分けて摂りましょう。
早い効果を期待して、目安量以上を摂取しても吸収しきれず排出されてしまうので意味がありません。
Q2:摂取する時間帯はいつがいい?
ペポカボチャ種子エキスは薬品ではありません。
ただし、摂取する時間を一定にすると体に習慣がついて改善の効率をUPさせることも期待できます。
Q3:どれくらいの期間摂取すれば効果がわかるの?
もちろん、個人差があります。
特にペポカボチャ種子エキスの特徴は「穏やかにはたらきかける」ということ。
早い方は、1週間~1か月程度、平均的には3か月ほどでひん尿・尿もれの改善を感じることが多いようです。
ひん尿・尿もれの悩みがなくなった母
実際に62歳になる私の母は、ここ数年の排尿トラブルに随分悩んでいました。
以前は外出が大好きだったのに、友達と出かけることもへり、家族での外食へでることすら腰が重くなっていました。
母に、なぜ出不精になったのかを聞き出すと、尿もれが気になって出かけられないという返事。
思っていたよりも症状は深刻で、トイレまで間に合わないことも多いのだと知りました。
私は最初に泌尿器科の受診をすすめたのですが、手術するほどではなく、腹筋などで筋肉量をあげることを指示されました。
母なりに頑張ってはいたようですが、尿もれの状態に変化はありませんでした。
さすがに、母を不憫に思った私はペポカボチャ種子エキスのサプリメントをプレゼントしてみることに。
半信半疑で飲み始めた母でしたが、半年後の今、一時期とは別人のように楽しそうな日々を過ごしています。
笑顔も増えたし、夜もよく眠れるようになり尿もれの症状はだいぶ良くなっているように見えます。
今の60代はまだまだ若いし、たくさん楽しいこともしてほしい娘としては、このプレゼントは大当たりだったと自負しています。
そして私はまだ30代ですが、明日は我が身。
早めにケアしていきたいと思っています。