まさに今年の夏は酷暑!
全国的に暑い日が続いています。そして怖いのは熱中症。
私は大丈夫、と侮ることはやめましょう。
重症になると本当に命を落とす危険性もあるのです。
大人の方ももちろんですが、保育園や幼稚園、学校に通わせている
お子様がいる方には是非知っておいてほしいポイントをまとめました。
目次
熱中症とは?
熱中症とは、気温の高い場所で過ごす事により、体の中の塩分と水分の
バランスを崩すことで体温調節がきかなくなり、
めまい・体温の上昇・倦怠感・意識障害・けいれん
などの症状をおこすこと。
軽度であると夏バテと混同されやすく、命とりになることもあるため
おかしいなと思ったら、早めの応急処置と受診も視野に入れましょう。
熱中症にかかりやすい人
熱中症には、比較的かかりやすい人がいるとされています。
熱中症弱者といわれる、体温調節が上手くできず脱水症状を起こしやすく
暑さにもともと弱い方。
約半数近くを占める高齢者を筆頭に、子供・肥満の人・高血圧の人
・糖尿病・心臓疾患を持つ人もかかりやすいと言われています。
室内での過ごし方にも注意
熱中症は、室内でも起こりうると知らない方も多いようです。
たとえ室内であっても、空調・温度管理、こまめな水分補給は欠かさないように
することが大切。
簡単にわかる熱中症の初期症状チェック
高齢者の方や小さなお子様に限らず、熱中症の初期症状を夏バテと勘違いし
脱水症状を起こしていても気づかない場合があります。
熱中症は早期発見がカギ。覚えておきたいチェック方法を紹介します。
①爪の色でわかる脱水症状チェック
手の親指の爪をおして離してみましょう。
健康ならすぐ色がピンクに戻りますが、脱水を起こしていると3秒以上
色が白く変わったままになります。
②舌の色でわかる脱水症状チェック
脱水を起こすと舌は赤黒くなり、凸凹します。
③皮膚をつまんで脱水症状チェック
手の甲をつまんで離してみましょう。
3秒以上戻らなければ脱水症状がでているといえます。
これらのチェックはセルフチェックだけでなく、小さなお子様や高齢者の方にも
有効なので、是非覚えておきましょう。
熱中症の重症度
熱中症の重症度は上の通り大きく3つに分けられます。
Ⅰ度であれば、適格な対処方法で元気になれることも多いものの
水分・塩分を摂っても変化がない場合は受診をおすすめします。
家でも簡単!熱中症対策に欠かせない経口補水液の作り方
熱中症対策に、水分補給と塩分補給は必須。
市販でもポカリスウェットなどのスポーツ飲料、オーエスワン (OS-1)など
ありますが家でも簡単に作れる経口補水液の作り方をご紹介します。
レシピは色々ありますが、一番簡単なものはこれ。
水1リットルに対して、砂糖40g、塩化ナトリウム(食塩)3g
経口補水液 -Wikipediaより
クエン酸を加えるとより吸収率がさらに高まるとか。
レモンを絞って入れると飲みやすくなります。
この経口補水液をおいしいと感じる人は脱水の症状が少なからずあるとか。
濃度的には人体に吸収しやすくなるものの、あわてているとなかなか作ることも
出来ないかもしれません。
発熱時にも効果的なので、家には季節を問わず、経口補水液を常備しておきたいですね。
アラフォーの私が若かりし頃、夏になれば海やプールでガンガン日焼けしていたものです。
オイルをぬって、シミやシワなど人様の話。
そんな思いっきり日焼けした夜、必ず私は熱を出して悪寒に震えていました。
若さと無知でそのまま身体が欲するポカリをがぶ飲みしてやりすごしていましたが、
今思うと命を落とす危険すらあったのですね。
年齢を重ねるとともに、思いっきり日焼けすることはもちろんしていませんが、
毎年初夏なると1度、熱がこもったようになり発熱したりしてしまいます。
小さな子供もいるので、しっかりと熱中症の初期症状チェックしながら
この夏を乗り切りたいと思います。