一番最初はなかなか風邪が治らない・・・
鼻がスッキリしないと思っていました。
熱もないし、咳も出ていないのに鼻水だけが続いている。
夜になると更に鼻が詰まって息苦しいし、鼻水は黄色くてネバネバしている・・・。
風邪の治りが悪いと思っていたら「副鼻腔炎」という診断が。
ああ、やっぱりまたか。
実は私こういうことを繰り返してばかりいました。
蓄膿症と副鼻腔炎ってどう違うの?という方も多いことでしょう。
黄色いネバネバした鼻水に悩んでいるなら知っておいてほしい「鼻」の病気についてまとめます。
目次
蓄膿症と副鼻腔炎の違いとは
まず、副鼻腔炎とは副鼻腔の粘膜が細菌やウイルスなどに感染して炎症を起こしている状態をいいます。
そして2種類に分類されています。
1.急性副鼻腔炎
風邪などの細菌が副鼻腔内、または鼻の粘膜などに感染して急に鼻がつまる状態になることをいいます。
副鼻腔の粘膜に炎症が起きると鼻水や細菌を外へと排出する働きも弱くなってしまいます。
そのため、膿が副鼻腔内に溜まってしまうのが副鼻腔炎です。
急性副鼻腔炎は、風邪とは限らずにアレルギー性鼻炎や花粉症で鼻づまりが悪化してなってしまうこともあります。
また、ストレスや疲労によってもかかりやすいといわれており、体自体の抵抗力が落ちているときに発症しやすい鼻の病気です。
2.慢性副鼻腔炎
慢性副鼻腔炎こそ、いわゆる蓄膿症のこと。
急性副鼻腔炎を起こしたことが原因となって、鼻にある鼻腔、そして副鼻腔との間が狭くなってしまい、副鼻腔の中の空気の循環が悪くなることにより鼻づまりを起こしている状態です。
慢性副鼻腔炎は、鼻の両方がつまり頭も重く感じるという特徴があります。
慢性副鼻腔炎になると黄色いネバネバした鼻水が出て、膿のような臭いにおいを感じたりもします。
急性副鼻腔炎がきっかけとなり慢性副鼻腔炎になってしまうと、入院することになる場合も。
目などに膿が回ってしまうと手術も必要になってきます。
黄色いネバネバ鼻水と、両鼻の息苦しさ、そして膿のような異臭を感じたら耳鼻科を受診しましょう。
蓄膿症になる原因とは?
慢性副鼻腔炎、つまり蓄膿症にまでなってしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
よくある蓄膿症の原因をまとめます。
蓄膿症の原因
1.風邪
風邪をひいたことによって急性副鼻腔炎になることは少なくありません。
そしてその状態が2.3ヵ月も続いてしまうと、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)を発症します。
風邪が長引くと鼻の粘膜は炎症を起こし、腫れます。
そうなると鼻腔への空気の流れも悪くなり、鼻水・細菌などが排出しにくくなります。
その結果、副鼻腔に膿や細菌が溜まってしまうことが蓄膿症の原因となるのです。
2.虫歯
なぜ虫歯で蓄膿症に?
と思う方は多いようですが、実は虫歯が原因で蓄膿症になっている方、少なくないようです。
頬の左右にある副鼻腔の空洞は、歯の根っこと近くに存在しています。
そのため歯に起こった炎症も副鼻腔にうつりやすいのです。
特に、奥歯の虫歯の放置は副鼻腔への菌の侵入がしやすいので注意が必要です。
3.カビ
どんなに清潔にしているようでもカビは存在するものです。
そんな目に見えないカビによっても蓄膿症になることがあります。
健康状態が良ければ全く問題にもならないのですが、抵抗力が弱まっているとカビにも感染することがあり、副鼻腔内で増殖し炎症を起こしてしまいます。
4.鼻中隔の曲がり
鼻中隔とは鼻の真ん中を通っているものですが、成長や加齢とともに若干左右に曲がることも少なくありません。
鼻中隔が極端に曲がってしまうと、一方の鼻の通りは悪くなりますので副鼻腔内の炎症も起きやすくなってしまいます。
蓄膿症の症状とは
鼻が詰まるだけでは片づけられない蓄膿症の症状。
一般的にはどのような症状がみられるのでしょうか?
1.黄色いネバネバ鼻水
蓄膿症になると鼻水、鼻づまりの悩みは避けて通れません。
副鼻腔内に膿が溜まってしまっているため、鼻からの空気の通りは悪くなり常にすっきりとしません。
副鼻腔内の炎症が長く続くと、その症状もどんどん悪化していきます。
そのためだんだん呼吸も口呼吸ぎみになり、今度は喉までも傷めてしまう、ということも。
また蓄膿症の鼻水は黄色くてネバネバしているのが特徴。
そして、不快なのがその黄色くてネバネバドロドロした鼻水が喉にまわってしまうというもの。
こうなるととても気持ちが悪く、不快なので日常生活にも影響が出てきます。
風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎などで出る鼻水は、透明でサラサラしているものが多いものの、蓄膿症の鼻水はいわば膿なのでネバネバと黄色くなるのです。
そして更に症状が悪化すれば、鼻水は黄色から緑色へと変わっていきます。
2.膿の悪臭
蓄膿症は鼻づまりが酷くなって息苦しいだけでなく、鼻水が臭く、膿の独特の臭いにおいを発してしまうこともあります。
こうなると人との会話や食事も困難になります。
そして臭いを発していても、自分が蓄膿症によって臭いを感じないということもあります。
そして味覚にも影響が。
何を口にしても、味がしない、臭いも感じない、となってしまったら重症です。
臭いの原因は蓄膿症であっても、他人からみれば口臭や体臭だと思われてしまうことも。
鼻水にいやな臭いを感じたら、一刻もはやく耳鼻科を受診してください。
3.頭、顔などの痛み
頭がやけに重たく感じたり、頭痛や集中力の低下も蓄膿症の症状のひとつです。
鼻の不快感だけでなく、体の他の部分にも影響が出てくるのがやっかいなところです。
そして頭痛だけでなく顔面に痛みを感じる人もいます。
目にも痛みを感じることもあります。
これは全て副鼻腔内に溜まってしまった膿の圧迫が原因。
取り除けないと痛みは解消しないのです。
蓄膿症をセルフチェック!
ここまで読み進めても、医者でもない限り自分の鼻の状況ははっきりとはわかりません。
簡単にできる蓄膿症のセルフチェックをしてみましょう。
以下の項目に思い当たる節があれば、蓄膿症である可能性は非常に高いといえます。
・ネバネバ、ドロドロした黄色、または緑色の鼻水が出る
・いつも鼻がつまって息苦しい
・鼻をかんでもすっきりしない
・鼻水がのどに回る
・鼻や口から悪臭がする
・声が出しにくい、鼻声になる
・集中できない ボーッとしてしまう
・頭痛
・頬、目周り、歯の奥が痛む
・夜鼻づまりで眠れない
・食べ物の味、臭いがわからない
蓄膿症は、アレルギー性鼻炎や風邪、花粉症の鼻水とは異なり、黄色くネバネバした鼻水が出るのが最大の特徴です。
そして、アレルギー性鼻炎であれば鼻づまりやくしゃみに加えて、目などがかゆくなるなどの他の症状も出てきます。
自分でできる鼻づまり解消法
蓄膿症になってしまうと根本的な治療は必要になりますが、日ごろから自分でできる鼻づまりの解消法も知っておきましょう。
鼻を温める
鼻を蒸しタオルなどで温めると、鼻孔が広がり粘膜に流れる血液の流れもよくなるので、一時的ではありますが鼻の通りがよくなります。
レンジなどで温めた蒸しタオルを鼻全体にあて、あたためます。
タオルが冷めたら終了です。
鼻うがい
アレルギー性鼻炎上級者や花粉症に慣れている人なら、鼻うがいが上手にできる人も多いものです。
鼻の粘膜についてしまった小さなほこりや細菌を鼻うがいで洗い流しましょう。
鼻うがいは鼻づまり解消だけでなく、花粉症や風邪の予防対策にも。
ツボ押し
鼻づまりには、小鼻の脇にある「迎香」というツボ押しが効果的です。
小鼻のすぐ横にわずかに凹んだ場所があるので、触りながら探してみましょう。
指先でゆっくりと回転させるように指圧するのがポイントです。
鼻の通りがよくなるのを感じるまで続けましょう。
鼻のトラブルにはなた豆が効く?
アレルギー体質である私は、長い間いわゆる蓄膿症を繰り返していました。
ティッシュは年中手放せないし、鼻はしょっちゅう詰まっているのでだんだん臭いにも鈍感に。
料理を作ると味が濃くなりすぎてしまうなんてこともありました。
耳鼻科は常連ではありましたが、仕事もあるし家のこともしなくてはならないため通院がとても面倒に。
そんなとき母の妹に勧められたのが「なた豆」のお茶でした。
同じように鼻のトラブルに悩んでいた先輩です。
お茶で治ったら儲けものだよ~と全く期待をしていなかった私ですが、飲んでびっくり。
そのなた豆茶の威力に脱帽です。
なぜ、なた豆茶でこれほど鼻の調子がよくなったのか?なた豆についても要点をまとめます。
しかし、鼻が通るって本当に幸せですね。
※わたしの愛用なた豆茶はコチラ
なた豆茶とは?
なた豆という豆、ご存知ですか?
私は全く知りませんでした。
とても大きなさやを持つ、一件空豆の仲間かという見た目が特徴です。
大きなさやが刃物であるナタのようなので、なた豆と呼ばれるようになったんだそうです。
スーパーなどでも販売はされていないようで、私たちに身近なのは「福神漬け」。
なんでもたまにみかけるひょうたん型のような物体がなた豆なのだそう。
知らずに食べていたんですね~。
このなた豆は、中国では300年も前から漢方薬として使用されているそうです。
その期待される効果が、
・膿の排出
・炎症の鎮静化
・血液をきれいに
・血行促進
などだといわれています。
なかでも膿の排出効果は昔から認められていたそうです。
このことからも鼻づまりの改善した理由が見えてきますね。
なた豆の効果効能
なた豆に含まれる効果的な成分についても知っておきましょう。
1.カナバニン
なた豆の代表的な成分がカナバニンです。
カナバニンとは、アミノ酸の一種で膿の排出に貢献します。
鼻づまりの他にも、歯槽膿漏や痔瘻、ニキビにも効果的であるといわれています。
このカナバニンが豊富に含まれていることが、なた豆が「膿取り豆」と呼ばれる理由ともいえます。
カナバニンには抗炎症作用もあるといわれており、蓄膿症の他にも一般的な鼻炎や花粉症、腎炎などの炎症にも効果的です。
また炎症性の疾患とされている、リウマチや通風にも良いといわれています。
カナバニンには血行を良くする効果もあり、お肌の調子が良くなったり、内臓機能がUPするなどの相乗効果も期待できます。
2.コンカナバリンA
コンカナバリンAとは、なた豆にしか含まれていないといわれている成分です。
免疫機能を改善したり、抗腫瘍作用があることにも注目されています。
そのため、健康体でも毎日作り出されているというガン細胞生成の軽減にも期待が持たれています。
3.ウレアーゼ
ウレアーゼには腎臓機能の向上に良いといわれています。
ウレアーゼが腎臓内できちんと働くということが、腎臓機能が正常であるという根拠にもなります。
腎臓は、老廃物をろ過する重要な器官。
膿の排出に力を発揮するなた豆が腎臓にも良いことはおおよそ見当がつきます。
4.サポニン
サポニンは大豆などにも含まれ、耳にしたことがある人も多いでしょう。
サポニンの働きは、脂肪の吸収を遅くしたり、吸収した糖質の脂肪への変換を抑制するなどのダイエットサポートや血流改善に期待ができます。
これらの成分を見てもなた豆がいかに健康によいものなのかがわかりますね。
そして漢方薬にも使用されているなた豆を使用したなた豆茶には、副作用もないといわれています。
つまり健康茶そのもの。
しかもなた豆茶はノンカフェインなので、小さなお子様でも安心して飲むことができます。
アレルギー性鼻炎に悩む子供さんも増えているといいますから、飲ませてみるのもいいかもしれません。
薩摩なた豆爽風茶で鼻がスッキリ!頭もスッキリ!
私の愛用している薩摩なた豆爽風茶。
効果があったら儲けもの、くらいに考えて飲み始めましたが今では手放せないアイテムのひとつになってしまいました。
薩摩なた豆爽風茶は、鹿児島県の契約農家が育てたなた豆で作られています。
もともととてもさやが大きいのが、なた豆の特徴ではありますがここのなた豆は70センチにもなることもあるそうです。
このなた豆茶にたどり着くまでいくつか類似のお茶を買いましたが、圧倒的にすっきりできたのが、薩摩なた豆爽風茶です。
これはもう、本当におすすめしたい。
なんでも、薩摩なた豆爽風茶に使用されているなた豆は、シラス台地で育てられ栄養分もミネラルも豊富なんだそうです。
上でも説明したなた豆特有の成分の他にも、鉄、カリウム、マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンC、などもふんだんに含まれています。
そして、薩摩なた豆だけでなく以下の成分も配合されています。
薩摩なた豆爽風茶の味は?
薩摩なた豆爽風茶の味を文字で示すなら、「麦茶のよう」であるといったところでしょうか。
強いクセがあるわけでもなく、豆臭いというようなこともありません。
封をあけてティーバックを取り出すと、癒されるような香ばしい香りがします。
なた豆のお茶であることを忘れてしまうくらい、飲みやすく美味しいです。
そのため飲み続けることが苦痛になるということもありません。
どれくらいでスッキリできるのか
もちろん、個人差はあると思いますが私自身は薩摩なた豆爽風茶を飲み始めて2週間くらいで、喉にまとわりつく嫌な鼻水がなくなってきたことに気が付きました。
飲んだことのない人は、たかがお茶でそんな効果があるのか?と思うことでしょうね。
薩摩なた豆爽風茶の膿取り効果は本物なんだと思います。
常々鼻水や鼻づまりなど、蓄膿症とは言えなくてもスッキリしない日々を過ごしているのなら、是非一度飲んでほしいです。
鼻が通ると毎日も変わる
長年詰まっているのが当たり前だった私の鼻。
思わぬ、薩摩なた豆爽風茶によってその鼻はすっきりと通るようになりました。
鼻づまりに縁のない人に鼻くらいでなんなの?という顔をされたこともありますが、実際に毎日鼻通りが悪いとずーっと頭がボーッとしていてとにかくスッキリしないんですよね。
呼吸だって、健康にも良くないとされている口呼吸気味になるので、気を抜いたら口をあけっぱなしにしてしまっていることもありました。
そうなるとドライマウスになりがちだし、膿の臭い以上に口臭も気になっていました。
そして一番の悩みは、料理。
鼻が利かないのでどうしても味が濃くなり、自分だけでなく夫の健康も心配になっていたんですよね。
薩摩なた豆爽風茶を飲むようになってからは、鼻が通り味やにおいもよくわかる様になったので、料理への意欲も持ち直して楽しくなりましたし、夫にも喜んでもらえています。
鼻が詰まると安易に薬局などの点鼻薬を使っていましたが、あれは長期使用してはいけないものなんですよね。
常にメイクポーチに忍ばせていた点鼻薬も、今は一切購入することもありません。
鼻の通りが良くなって、休日も外出したいという意欲が湧くようになり、外食も何倍も楽しくなりました。
何を食べてもホントにおいしく感じます!
メイクに関しても、常にティッシュで鼻をかむことがないので肌荒れや皮がむけたり、トラブルも激減しました。
お肌の調子もよくなってファンデーションのノリも全く違います。
とにかくとにかく鼻が通る。
たったそれだけで、私の毎日は激変しました。
そして毎日がとっても楽しくなりました。
長年の耳鼻科通院に飽き飽きしているのなら、効果があったら儲けもの、と思って薩摩なた豆爽風茶を試してみてくださいね。
まさにその名の通り、鼻の中を爽風が吹いていきますよ。