楽しかったゴールデンウィークも終わり、
なんか憂鬱で食欲もなく、夜眠れない・・・なんてことありませんか?
もしかしたらそれは「プチ五月病」かも!?
一般的に五月病は4月に就職、転職、入学、転居などで環境が変わり、
その環境に適応できず、ゴールデンウィークでひと息ついた後に
現れる症状。
しかし4月に大きな生活の変化がなかった人でも、寒暖の差が激しかった春に
体の調整能力が追いつかず自律神経が乱れ、その疲れが今になって
出てきたものかもしれません。
重度の五月病は適応障害やうつ病などの精神疾患の可能性があり、
病院に行くべきですが、プチ五月病なら日々のちょっとした注意で
対処できますよ。
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プチ五月病に効く食べ物
パントテン酸を多く含む食べ物
レバー・鶏肉・ウナギ・たらこ・納豆・アボカド・卵黄・干ししいたけ
とうがらし・抹茶
など
ストレスに対抗するホルモンの合成にかかわっているパントテン酸。
ストレスが多いプチ五月病の時には、いつも以上にこのパントテン酸の
消費も増えるので、この時期は意識して摂取したい成分です。
ビタミンCを多く含む食べ物
ピーマン・ブロッコリー・芽きゃべつ・小松菜・菜の花・アセロラ
ゆず・キウイフルーツ
など
ビタミンCが不足すると、ストレスに対する抵抗力が弱まってしまいます。
加熱すると壊れてしまうので、生の野菜や果物から摂るのがおすすめですが、
じゃがいもやさつまいもなどのいも類のビタミンCは、でんぷんによって守られるので
熱に強いという特徴があります。
ビタミンB1・B6・B12を多く含む食べ物
豚肉・レバー・玄米・マグロ刺身・さんま・イクラ・しじみ
バナナ・アボカド
など
ビタミンB群はストレスにより、多く消費され、不足しがちな栄養素。
ビタミンB群が不足すると、眠りが浅くなったり、集中力が低下したり、
体がだるくなったりします。
葉酸を多く含む食べ物
レバー・ウナギ・イクラ・枝豆・アスパラガス・ほうれん草・ライチ
アボカド・焼き海苔
など
葉酸は摂取することで神経が正常に働き、うつ病を抑える効果があることが
分かっています。ストレスが多いと感じている時には、意識して摂取したい成分です。
トリプトファンを多く含む食べ物
牛肉・豚肉・鶏肉・すじこ・ほうれん草・豆乳・アーモンド・ひまわりの種
アボカド・キウイ・バナナ
など
幸せホルモンと言われ、精神的なバランスをはかる作用がある物質「セロトニン」。
このセロトニンの分泌を促すには、必須アミノ酸の「トリプトファン」
が必要になります。
体内では合成できないため、食べ物から摂取する必要があります。
甘いものを食べすぎない
疲れたからといって甘いものを食べすぎるのはNG。
甘いものを食べると疲れが癒され、イライラが収まるような気がしますが、
それは一時的なもの。
甘いものは血糖値を急上昇させ、その後に急降下させます。
食べすぎるともっとイライラしたり、気分が落ち込んだりする
悪循環に陥ります。
甘いものを欲したら、フレッシュなフルーツを。
寝だめは逆効果
プチ五月病を改善するのに、質の高い睡眠は重要ですが、
休みの日は一日中寝ていたい・・・というあなた。
それは体内時計のリズムを崩す原因になり、逆効果です。
お休みの日は少し寝坊してもOKですが、2時間プラスくらいで。
たくさん寝たいなら、寝る時間を早めにしましょう。
アロマの香りで不調をケア
アロマの香りのパワーで不調をセルフケアしましょ。
たかが香り、とあなどるなかれ!
香りは脳へダイレクトに働くので、効果が早いんです。
アロマテラピーはよく分からない・・・という人でも
お部屋にアロマディフューザーを置いたり、精油を3滴くらい湯船にたらして
アロマバスなど、意外と手軽に取り入れられます。
夜には、癒しやリラックス効果があるラベンダー、カモミール、
ベルガモット、イランイランなどを。
朝にはパワーを与えて元気をくれるローズマリー、スイートオレンジ、
グレープフルーツ、ジャスミンなどがオススメです。
プチ五月病を吹き飛ばす「朝の散歩」のススメ
憂鬱な気分を引き起こす「セロトニン不足」を解消するには朝の散歩が最強。
朝というのがポイントです。
朝日を浴びることでセロトニンの分泌を促進され、体内時計がリセットされます。
さらにセロトニンを増やすには、一定のリズムで動く「リズム運動」が効果的。
散歩は最適なリズム運動です。
急いで歩いたりする必要はなし。自分の心地よい速度で。
平日はいつもより30分早く起きて、会社のひとつ前の駅で降りてみる、
朝に犬の散歩をする、
休日は少し離れたカフェまで歩いて朝食をとるなんてどうですか?