10日出ないのも当たり前・・・生理前は便秘になってしまう・・・
そんな悩みを抱える便秘女子って本当に多いんです。現代人は、圧倒的な食物繊維不足に陥っているのをご存知ですか?
今回は、便秘解消と食物繊維についてまとめました。
目次
食物繊維とは?
人間は食物を摂取すると、様々な消化酵素を含んだ消化液で分解し吸収しやすくします。
しかし、食物中には様々な消化酵素によっても分解されない成分があり、これを食物繊維といいます。主に、果物、野菜、キノコ類、海藻類に多く含まれており、「第6の栄養素」ともいわれる成分です。
現在、食物繊維が便通の改善を促すことは一般的に認知されつつあります。
しかし、意外にも1972年にイギリスの栄養学者のトロウエル博士に食物繊維=Dietary fiber(ダイエタリーファイバー)は健康維持に必要な成分だと提唱されるまでは、栄養素の消化吸収を妨げる「食物のカス」にすぎないとされていたのです。
他の栄養素は、すべて小腸で消化吸収されますが、食物繊維だけは消化吸収されずにそのまま大腸へ運ばれます。この性質こそが私たちの健康に欠かせない大きな役割を果たします。
便秘改善 | 腸内環境を整える |
成人病予防 | コレステロール値を下げる |
糖尿病予防 | 糖質の吸収抑制 |
高血圧予防 | 塩分の吸収を抑え、高血圧を予防 |
肥満予防 | 満腹感を得やすくなる |
日本人に必要な食物繊維摂取量
欧米人より2倍近くも長い日本人の腸
近年の食生活は、欧米化し、理想的な食物繊維の摂取量を満たしているのは60代の女性くらいとされ、この食物繊維摂取の減少により「大腸がん」などの発症リスクが高まっているとされています。腸の長さを比較すると、日本人は7メートル、欧米人は4メートルと長さが大分違います。
日本人の腸は、農耕民族だったことから穀類中心の食生活に適した長さになっており、欧米人の腸は、狩猟民族だったことから肉類中心の食生活に適した長さになっています。
日本人は、穀物や野菜などを時間をかけて消化するのに向いた腸を持っているのです。
このため、肉食に傾いた近年の食生活は日本人の腸に大きな負担をかけるという点でも、大腸がんなどの発症が高まっている原因のひとつと考えられます。
毎日20~30gの食物繊維が目標
日本食物学会は、食物繊維は1日に20~30g摂取するのが理想的だとしています。
30g以上食物繊維を摂取した場合、大便の量が増え、排便がスムーズになるといいます。
米が主食だった日本では、1950年代半ば頃までは1日あたりの大人の食物繊維の平均摂取量は22gほどありました。
しかしながら近年は、米をあまり摂取しなくなり、肉類などの食物繊維の少ない食品の摂取が高まり、1日あたりの大人の食物繊維の平均摂取量は、15g程度と減少しています。
食物繊維を、食物から摂取すると考えると野菜を350g以上も食べなければなりません。食物繊維豊富な代表格、ひじきでも50g、ゴボウでも300gも必要になります。
このように、食品からのみ食物繊維を補うことはとても難儀といえます。
食物繊維の種類と効果
この食物繊維、含まれている食品により形状も種類も様々なのですが、大きく二つの種類に分けることができます。
難しそうに聞こえてしまいますが、名の通り、水溶けやすいかそうでないか、の違いで分類されています。
水溶性食物繊維
ゴボウ、アボカド、エシャロット、ニンニク、切り干し大根、納豆などに多く含まれている。
食物繊維が胃、腸をゆっくり移動する
・急激な血糖値の上昇を防ぐ
・コレステロールと結合し、排出する
・腸内の善玉菌の栄養となり、腸内環境が整う
不溶性食物繊維
枝豆、いんげん、大豆、モロヘイヤ、きな粉、甘栗、酒かすなどに多く含まれる。
・水に溶けず、消化されることもないためそのまま排出される
・保水性に優れており、水分を吸って10数倍にも膨らむため食欲の抑制につながる
・たくさん噛む食物が多く、咀嚼の回数によっても満腹中枢を刺激する
・水分を吸収して大きく膨らみ、腸のぜんどう運動を促進
・水分を沢山吸収していることにより、便の硬さを適度にし排便がスムーズになる
現代人のために作られた水溶性の食物繊維難消化性デキストリン
難消化性デキストリンとは、現代人の食物繊維を補うために、トウモロコシからつくられた水溶性の食物繊維です。
その製法を簡単に記述すると、トウモロコシのデンプンを培焼したあと、アミラーゼ(デンプンを消化する酵素)で加水分解し、難消化性成分を取り出して調製します。
日本人の食生活が欧米化し、(精米の技術の発展、日本人が、白いパン製造を追及したことにも大きな要因がある)食物繊維の役割が重視されるようになったこともあり、不足しがちな食物繊維を補う目的で作られました。
低粘性、低甘味で水溶液はほぼ透明で、耐熱性や耐酸性にとても優れている食品素材です。ミネラルの吸収が阻害されないため、さまざまな食品に応用されています。
また、1日摂取許容量の上限を決める必要のない毒性の少ない食品とされています。
体内で難消化性デキストリンがしてくれること
食後血糖の上昇抑制 | 炭水化物は、体内でブドウ糖に分解され小腸で吸収されたあと肝臓に送られます。 この小腸での糖質の吸収スピードを難消化性デキストリンが緩和します。 つまりは、食後の急激な血糖値の上昇を抑えてくれるのです。 |
整腸作用 | 難消化性デキストリンは、先述した水溶性食物繊維の特性と同じく水分を保持し便を柔らかく排便をスムーズにします。 また、腸内細菌の改善をし整腸作用とかかわる生理作用が見いだされています。 |
脂肪の吸収スピード 遅延 | 食後中性脂肪の上昇抑制作用 |
内臓脂肪の低減作用 | 難消化性デキストリンを含む茶類を摂取すると内臓脂肪、中性脂肪の低下がのぞめます |
ミネラルの 吸収促進作用 | 動物実験により、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛の吸収を難消化性デキストリンが促進すると確認されています。 貧血のおきやすい方にも効果的だといわれています。 |
日本人の平均的、食物摂取の摂取量の不足
現代の日本人の平均的、食物摂取の摂取量はとうてい足りておらず、本来であれば基準摂取量があるわけなのですが、全く到達していないために「目標量」が掲げられているほどです。
特に、10代から40代の食物繊維不足には驚かされます。
おもに、食生活の変化により摂取量が減ったと考えられますが、1940年代から考えるとその摂取量はおよそ半分になっているのです。
日本人は白いお米、白いパンを求め製造してきました。また肉、乳製品の摂取量は増加しました。
近年、雑穀米がブームとなったりしていますが、いかにきれいに除去するか考えてきた「皮」にこそ必要な食物繊維が豊富に含まれていただなんてなんだか悲しいお話ですね。
普段の食事では摂取しきれていない、でも私たちの身体にとても大切な食物繊維。
難消化性デキストリンで足りない分を補うことは必要不可欠なのかも知れません。
水溶性食物繊維の宝庫、ゴールデンキャンドルの知られざる効果
近年、便秘に効果的だということから、お茶などの健康食品に配合されている「ゴールデンキャンドル」ですが、たかがハーブといえどもその効果には目を見張るものがあります。
東南アジアに自生するマメ科の植物で健康保持食品として親しまれ、学名では「カッシアアラタ」といいます。
成分 働き タンニン ・ポリフェノールの一種 ・腸内の脂肪を分解・消化を促す
・抗菌作用 抗酸化作用 ・活性酸素の除去フラボノイド ・血管の拡張 ・動脈硬化・脳梗塞に効果的
・活性酸素の除去ケルセチン ・アトピー皮膚炎に効果的 ・骨密度の減少を抑える
・抗酸化作用 ・がん予防に効果的ミネラル ・カルシウム・マグネシウム・カリウム・リン・鉄・亜鉛など
・ナトリウム(塩分)を排出し血圧を下げる
・動脈硬化・心臓病の予防食物繊維 ・腸内の悪玉菌を排除し、便秘を改善
・肥満防止
ゴールデンキャンドルとは?
主な成分としては、ポリフェノール、抗菌作用のフラボノイド、デトックスに期待の高い酵素、腸内環境を整える食物繊維などがあり、ミネラル、ビタミンも多く含んでいます。
そして重要なのがタンニンです。タンニンは、緑茶やワインにも含まれていますが、腸内の脂肪を分解し、消化を助けます。
画像出典:春夏秋冬つれもっていこかぁ!!
また、生活習慣病の予防、シミ、シワ改善にも効果をもたらすともいわれています。さらには、抗酸化作用のあるケルセチンも含まれているので、美容植物であるともいえます。
古来より虫刺されやかゆみ止め、そして便秘の改善に、と活躍していました。インドネシアでは1300年も前から、女性たちに愛用されていました。
成長すると、2mから4mほどの高さになるため街路樹として利用している地域もあるとか。
そのまま調理して食べることには向かないため、現在では多くがお茶などに加工されています。
センナとゴールデンキャンドルの違い
ゴールデンキャンドルは「ハネセンナ」と呼ばれることもあるためなのか、センナとゴールデンキャンドルが同じものであると思ってしまう方もいるようです。ところが、二つは異なります。
センナは茎以外「食用」としての使用が禁止されている
センナは「マメ科・ジャケツイバラ科センナ属」茎は食品として使用できますが、茎以外は医薬品に該当。
下剤に近い働きで、効果が強く出すぎることが多く、常用しすぎると慢性化を招くという副作用もあります。腹痛をともなうことも多いようです。
ゴールデンキャンドルはすべてが食品扱い
ゴールデンキャンドルは「マメ科・ジャケツイバラ科カワラケツメイ属」。ゴールデンキャンドルはすべての部分が、「食用」として使用できます。
生薬として、作用があるといわれるビタミン・ミネラルリン・鉄・カルシウム・マグネシウム・カリウム・亜鉛セレン・アントラキノン・フラボノイドが多く含まれ、過度な摂取は下痢を引き起こしてしまうこともあるかもしれませんが、基本的には習慣性もありません。
ゴールデンキャンドルの副作用
効果があればあるほど、その副作用が気になるものです。
ゴールデンキャンドルは、便秘に非常に効果が高いものですが、副作用はあるのでしょうか?
ゴールデンキャンドルは厚生労働省に食品として認可
ゴールデンキャンドルは、厚生労働省に食品として認められているゴールデンキャンドルは、厚生労働省に食品として認められている安全な天然素材のハーブです。
例えば、ゴールデンキャンドルを摂取しやすい、いわゆる便秘解消のお茶を一日に5杯飲んでも、身体に害はありません。
しかしながら、ゴールデンキャンドルには以下の作用があるために、大量に摂取をすると、便が緩くなりすぎたり下痢をひきおこしてしまうこともあります。
・アントラキノンの下剤、抗菌作用
・クリソフェノールの峻下剤作用
・フラボノイドの抗菌・抗酸化作用
・スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)による活性酸素除去
・豊富な食物繊維等による下剤作用
ただし、下痢の原因は、これらの抗菌性の物質の効果が効きすぎたことによるもので決して、体に有害であるから、副作用が起きたというわけではありません。
自分の身体・体調に合わせることが大切
ゴールデンキャンドルは、「食品」です。お薬ではありませんので、その摂取量、またお茶の濃さを自分に合った摂取の仕方をつかむことが、最も大切です。
現在のゴールデンキャンドル配合の商品は、改良も重ねられ、自然由来の成分、健康に配慮した成分などと一緒に作られており、より身体に負担なく作られています。
難消化性デキストリンとゴールデンキャンドルを使用したデトックス茶
便秘解消には食物繊維が重要で、難消化性デキストリンやゴールデンキャンドルの効果をまとめましたが、両方を美味しく、しかも驚くほどスッキリとさせてくれるお茶があります。
便秘解消にプロ仕様のプレミアムデトックティー
プレミアムデトックティーは、紅茶のように飲みやすく、クセの少ないハーブティ。
ハーブティが苦手だという方でも、ラズベリーフレーバーでとても美味しく飲みやすく作られています。
元々、エステサロンや美容クリニックでの販売にむけてプロ用商品として製造されたプレミアムデトックティーは、1日1包飲むと翌日にはその効果を感じることができます。
もちろん、個人差はありますし、薬品ではないので飲む濃さや時間帯など自分に合ったペースをつかむことが大切。
口コミでも、翌日のトイレであまりの排出力にびっくりしたなどの声も多く、その効果は定評があります。
毎日の溜めこみが解消することで、いつの間にか体重が減ったという声も多数。
美味しくてなおかつ、便秘解消もできるプレミアムデトックティーは一度試してほしいアイテムです。
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毎日1包を300ml程度のお湯を入れ飲みます。
頑固な方は色が濃く出るまで待ってから、軽度な方は薄めでも十分スッキリできます。
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