アラフォー世代になって気が付くことって沢山ありますよね。
当たり前だったお肌のハリや潤い、透明感も当たり前ではなくなり、同じような食生活なのになんだか太りやすい。
そういえば髪の毛の艶ってこうだった?
ふいに撮られた写真に驚愕・・・。
40代になればどうしたって「老化」がつきまとってきますよね。
そして若い頃みたいに、今日ケアしたから明日は絶好調、なんてこともないんです。
40代でも綺麗になりたいと思う女性のために、今回は美容効果のある野菜についてまとめます。
面倒だな、なんて思わずに食生活を変えていきましょ!
目次
野菜本来の力を生かそう
野菜は体にいい。
誰しもうっすらとそんな風に思ってはいるはず。
でも、仕事に追われてクタクタだし、育児に忙しい40代にとってはゆっくりと料理に時間をかけるヒマもありません。
それにどの野菜を食べればどうなるのか、なんて考えている余裕もない。
そこで、今回は9つの野菜を目的別に分けてまとめていきます。
自分の目標に応じて、積極的に食べましょう。
そもそも野菜には、お肌の調子を整えたり、腸内環境を良くしたり、免疫力UPなどうれしい栄養素が沢山!
野菜の栄養素を意識した食事に変えるだけでも、肌荒れが良くなったり自然と体重も落ちていくということもあります。
何かのCMでも言っているように、体は食べたもので出来ています。
野菜を意識的に摂って体の変化を感じることができれば、肉食好きな女性でも野菜を欠かせなくなります。
とはいえ、野菜を片っ端から沢山食べればいい、ということでもありません。
野菜の栄養素によっては、加熱に向いていなかったり、保存方法によってはすぐに劣化してしまうものも。
きちんと野菜のことを知っておかなければ、いくら食べても肝心な栄養素は体の中まで届かないのです。
野菜の特性を知って、適切な調理方法で摂取することがまず基本。
ダイエットに最適な野菜
ダイエットに最適な野菜は、マイタケ。
マイタケは糖質がほぼ含まれていません。
その上脂質の代謝を促す効果がいっぱいです。
脂質の代謝に欠かせないビタミンB2、食物繊維もとても豊富なのでダイエットに最適の野菜だといえます。
購入するときはマイタケのカサが分厚く、光沢があるものを選びましょう。
パスタの具にしてもよし、炊き込みご飯にしてよし、お鍋の具、お肉のソテーの付け合わせに、とそのアレンジ力も高し!
常に常備しておきたいスーパーダイエット食材です。
お肌の老化防止に最適な野菜
お肌の老化防止におすすめしたい野菜は2つ。
人参とトマトです。
人参には皮膚、粘膜などを強化するビタミンAが豊富。
人参などの色の濃い野菜は、油で炒めたりフードプロセッサーやミキサーなどで小さくすると栄養吸収率がUP。
保存の注意点は湿気に弱いこと。
風通しのよいとことで保存するようにしましょう。
トマトは、40代なら毎日必ず食べたい野菜のひとつです。
トマトに含まれるリコピンは強力な抗酸化作用を持っています。
トマトが口にできない日でも、せめてトマトジュースは飲もう、くらいの意気込みで!
お肌のシミ、シワ予防や改善にとても効果があります。
お肌のことを考えたら、まずトマト。
プチトマトなどは最近ではコンビニなどでも手に入るので、おやつ替わりにしても◎。
むくみ改善に最適な野菜
むくみの改善におすすめした野菜も2つ。
水菜と春菊です。
塩分の過剰摂取によってむくみを引き起こしているケースは多いもの。
むくんでしまった・・・というような日には、血液中の塩分を処理して血圧上昇も抑えるカリウムが必須です。
水菜には、カリウムが豊富です。
水菜は生でもパスタの具にでも、汁物や鍋にも最適。
お好みの方法で摂りいれていきましょう。
そして春菊にもカリウムが豊富。
葉っぱが青々してハリのあるものを選びましょう。
春菊も生でも食べられますが、おすすめなのはやはりお鍋。
お鍋の汁にも水溶性のカリウムが溶け出して、スープとしていただけます。
イライラ防止に最適な野菜
40代になるとなんだかイライラする!
人気の女芸人さんもネタにするほど、悲しいことに40代とイライラはつきもの。
イライラをおさめたいのなら、やはり必要なのはカルシウム。
小松菜は、野菜でありながらカルシウムがとっても豊富です。
その上、鉄分も豊富なので貧血防止にも。
小松菜は生のまま冷凍保存して、そのまま解凍すればおひたしに。
スムージーの材料としても適しています。
腸内環境を整える野菜
腸内環境を整えてくれるのは、さつまいも、玉ねぎ。
さつまいもには、さつまいもにしか含まれないヤラピンという成分があります。
ヤラピンは、腸のぜん動運動を促進したり、腸内環境を整える働きを持っています。
調理方法で最もおすすめなのは、焼く事。
ゆでたりすると、水に栄養素が流れ出てしまうためフライパンなどで蒸し焼きにするのがベストです。
保存方法は常温で新聞紙にくるんだり、加熱してからの冷凍も可能です。
そして玉ねぎはオリゴ糖が豊富で、腸内環境を牛耳る善玉菌のエサとなります。
長期保存したいのならスライスしてから冷凍すること。
また加熱したいときには、玉ねぎを切ってから30分ほど放置してからにしましょう。
こうすることで断面の成分が固まり栄養が流れ出ることを防げるのです。
でも一番おすすめなのはオニオンスライス。
スライスしたら水には長くさらさずにすぐ食べましょう。
すっきりデトックス作用のある野菜
デトックスには肝臓の活躍が不可欠。
ブロッコリースプラウトは、スルフォラファンという解毒、抗酸化作用の優れた成分が豊富です。
生でよく噛んで食べることが大切。
生ハムやサーモンとの相性がよいので、くるんで食べるといいでしょう。
ビタミンチャージできる野菜
風邪予防にもつながるビタミンチャージ。
芽キャベツやほうれん草が最適です。
芽キャベツは冬野菜のなかで最もビタミンCを含んでいます。
ポトフなどにいれるととても美味しい芽キャベツですが、水溶性のビタミンCはゆでてしまうと栄養素が流れ出てしまうので注意が必要。
焼き芽キャベツにして食べるとえぐみも和らぎ美味しく食べられます。
ほうれん草は、ビタミンAもビタミンCも豊富。
他の野菜と比べてもダントツで栄養価が下がりやすい性質を持っており、買ってすぐから5日放置しても栄養は7割も減ってしまいます。
ほうれん草を保存するなら一度にまとめて軽くゆで、冷凍するのがベスト。
少しでも早く、新鮮なうちに調理をすることが大切です。
胃腸によい野菜
胃腸が弱い人には、長いも、キャベツが最適です。
長イモには消化酵素が多く含まれ、胃腸の働きを助けます。
生で食べるのが一番おすすめです。
すりおろさずに、ピーラーでむいても美味しく食べられます。
長イモはなるべく加熱しないことがポイント。
また切った断面からどんどん劣化していくので、保存の時にはラップをしっかり巻きましょう。
キャベツはキャベジンという胃腸粘膜を保護する栄養素を含んでいます。
有名な胃薬の市販薬の名前はここからきています。
キャベツの長期保存は、芯をくりぬいて濡らしたキッチンペーパーなどを詰めましょう。
そして切った直後に生のまま食べるのがおすすめです。
筋力低下予防に最適な野菜
40代にもなるとちょっとの筋トレではなかなか成果もあがりません。
しなやかな筋肉をつけると、若々しくもなります。
筋肉にはたんぱく質が必要不可欠。
枝豆のたんぱく質はバラ肉と変わらないというほど豊富です。
筋トレをしたら20分以内に枝豆を食べれば、筋肉の修復力が高まります。
カロリーも低いのでダイエットにも効果大。
保存方法は、ゆでてからの冷凍がおすすめです。
40代からの食生活
いかがでしたか?
目的によって摂りたい野菜も、その調理方法も異なることを覚えておきましょう。
口から食べた物は、あなたの体を作る。
このことを意識して、食生活を見直すことは重要です。
見た目の老化にあせってしまい、インナーケアまで意識が回らないのは普通のこと。
たしかにエステや高級コスメもよいけれど、まずはしっかりと自分をつくる「栄養」から改善していくべきです。
40代はファストフードやインスタント食品で簡単に食事を済ませる歳ではありません。
きちんとした食事がここからの人生も左右していきますよ。