私にとって甘酒は、寒い初詣の露店で買って、ふぅふぅして飲むイメージ。
でも真夏でも冷蔵庫でキンキンに冷やした「冷やし甘酒」がおいしい!
しかもこの甘酒に夏バテにも夏のお疲れ肌にも、なんと熱中症対策にも
即効性あり。
あえて夏に飲むべき理由があります。
美容効果で選ぶ甘酒の種類
甘酒には酒粕から作られるものと、米麹から作られるものの2種類ありますが、
私が屋台で飲んでいたのはどっちなんだろう・・・
美容効果や夏バテ解消を狙うなら断然、米麹からできた甘酒。
甘酒ダイエット、飲む美容点滴ともてはやされているのは
米麹から作られた甘酒のほうです。
夏の強い紫外線からお肌を守る
甘酒をあえて夏に飲みたい最大の理由は、夏の強い紫外線にさらされている
お肌をケアできること。
夏の強力な紫外線は、見た目に肌を黒くするだけではなく、老化を引き起こす
活性酸素を増やします。
そうするとシミやシワやたるみを招く危険性が。
甘酒はこの活性酸素をやっつける、強力な抗酸化作用を持っています。
しかも飲むだけではなく、化粧水などに少量混ぜて
お肌に直接塗るのもあり。
麹に含まれる「コウジ酸」は、メラニンを作り出す酵素の働きを抑える効果が
あり、シミをケアする美白化粧品にも配合されている成分です。
冷房や紫外線で乾燥するお肌に潤いを与える
甘酒は9種類の必須アミノ酸を全て含んでいます。
この必須アミノ酸は自分で作りだすことができないので、外から摂る必要が
ありますが、アミノ酸は潤い肌を作るための大事な原料。
あのコラーゲンもアミノ酸から構成されています。
表面はベタついたりテカっていても、内部は強すぎる冷房や紫外線の影響で
乾燥している夏の肌。
さらに甘酒は美肌ビタミンのB2とB6も多く含み、悲鳴を上げている夏肌に、
潤いを与えることができます。
夏バテに効く 日本古来のエナジードリンク
暑すぎて食欲もないし、力が出ない。
まだ夏は続くのに弱っていく一方・・・
という夏バテさんに甘酒がおすすめ。
まず甘酒は細胞が活動するための、エネルギー源となるブドウ糖が豊富です。
そして甘酒には、そのブドウ糖をエネルギーに変えるビタミンB類も含まれています。
これらは汗からも流出し、摂りだめができないので
夏バテ対策、熱中症対策には必須のビタミンです。
その他、疲労回復に役立つアミノ酸もしっかり摂れる甘酒は
まさにエナジードリンク!
よく見かける「森永の甘酒」に冷やしバージョンが!
あの誰もが知ってる赤い缶に入った定番の甘酒。
青い缶の「冷やし甘酒」バージョンがあるのをご存じですか?
ただ冷たく冷やしているだけではなく、味も冷やし用に変えられているんです。
伯方の塩を使っていてほんのりのしょっぱさがあり、赤い缶より
甘くないかも。
出典:https://www.morinaga.co.jp/amazake/index.html
さらに期間限定で温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」で、
「森永 冷やし甘酒風呂」という驚きのイベントをやっているそうですよ。
ちなみにこの森永の甘酒はどちらのタイプの甘酒?と疑問に思って調べたら、
酒粕も米麹も両方使われているそう。
甘いから太りそうだな・・・と思いますが、米麹からできた甘酒に
砂糖は入っていません。
あの甘さは米麹が発酵することでできた甘みなんですよ。
夏バテにも夏のお肌の不調にも、今年は甘酒を取り入れてみませんか?