昨年くらいからでしょうか?もう少し前でしょうか?
やたらとスーパーフードという言葉を聞くようになりました。
もちろん、この記事を書いている私も気になるスーパーフードは購入してみたり、友人にもらって試してみたりと、流行にのってみたりもしました。
でも一体何がスーパーフードで、スーパーフードってどんな効果があるのかって、よくわからないでいたのも事実。
今回は、積極的に食べたいスーパーフードとその効果についてまとめました。
スーパーフードとは?
そもそもスーパーフードとは、ある特定の食品を指すものではなく定義に基づいている食品を総称としてそう呼んでいるというのが実際のところ。
必須栄養素をほかの食品より多く含む植物由来の食品をさすことが多いようです。
日本には、日本スーパーフード協会というものもありそこではきちんとスーパーフードの定義があります。
栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。 引用:日本スーパーフード協会
私たちが日ごろ口にしている食品と、栄養補助を目的としたサプリメントの間のような立ち位置にあり、食材として、また健康食品としても考えられる食材をスーパーフードと位置づけるとわかりやすいかもしれません。
知っておきたいスーパーフード
2016年注目のスーパーフード5つ
スーパーフード① マキベリー
マキベリーは、チリ南部が原産で艶のある黒色をしています。
最近ではアサイーに注目が集まっていましたが、マキベリーのポリフェノール含有量はアサイーの5.4倍ともいわれています。
他にも、ベリーでありながらカルシウム含有量はイワシの5倍、ビタミンEはかぼちゃの3倍、鉄分はホウレン草の3倍、マグネシウムは牛乳の8倍もあり、ビタミンCやアントシアニンもとても豊富に含まれています。
アントシアニンは、お肌を紫外線から守るだけでなく、疲れ目やメタボの改善にも効果があるといわれており、花粉症の症状抑制効果も期待できる優れもの。
また、マキベリーを摂取することによって血行促進するため、冷え性解消にも効果的です。
マキベリーに期待できる効果 ・アンチエイジング ・体内の炎症の軽減 ・心血管疾患予防 ・疲れ目軽減 ・むくみ改善 ・美白、美肌効果 ・クマの改善 ・肩こりの改善 ・花粉症 ・メタボ予防 |
スーパーフード② ヘンププロテイン
ヘンププロテインは、いわゆる麻の実から抽出された、純粋な植物性たんぱく質です。
脂肪分はとても低く、食物繊維、マグネシウム・亜鉛・鉄・銅を豊富に含んでいるのが特徴です。
スーパーフードといわれる所以は、含まれている完璧な必須アミノ酸にあり、筋肉の育成に良質な力を発揮します。ダイエット中も、筋肉が落ちてしまってはキレイに痩せることはできません。
しっかりと、タンパク質を摂取しながら適度な運動を加えダイエットするのが究極の理想です。
またヘンププロテインに含まれるオメガ脂肪酸(α-リノレン酸、DHA、EPA)は、血行の改善や生活習慣病予防、脳や神経にも大切であることがわかっており、これらは体内では作れないので、食品からの摂取をすべき必須脂肪酸とされています。
ω(オメガ)-3とは、魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称をいいます。
栄養学では健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸として位置づけられています。
血流改善やコレステロール値の低下、アレルギー抑制など幅広い効果が期待されています。引用:わかさの秘密
ヘンププロテインに期待できる効果 ・便秘解消 ・美肌効果 ・爪が丈夫に ・髪の毛がキレイに ・ダイエット ・ヒ素、水銀などの解毒効果 |
スーパーフード③ ココナッツオイル
ココナッツオイルはミランダカーさんの影響もあり大ブームを巻き起こしていますね。私もオイルプリングを試したり、とても気に入っているスーパーフードの1つです。
ココナッツオイルは、ココナッツの種子の中にある胚乳から抽出されるヤシ油をさします。
オイルに含まれる成分の「脂肪酸」には中鎖脂肪酸・長鎖脂肪酸の2種類ありますが、ココナッツオイルには豊富な中鎖脂肪酸が含まれているということがポイント。
中鎖脂肪酸は母乳にも含まれており、吸収が早く肝臓ですばやく分解され、水に溶けやすく蓄積もせず、エネルギーへの変換が早いという特徴をもっています。
つまり、すぐにエネルギーになり太りにくい脂肪酸が含まれているというわけ。
さらに、ケトン体(アセトン・アセト酢酸・β-ヒドロキシ酪酸)の生成を高める効果もあります。
ケトン体は、ブドウ糖とともに脳にエネルギー源を送るために肝臓で作られ、私たちが動くときに必要なエネルギーの源となります。
お米などを食べると、このブドウ糖が先にエネルギーとして使われます。そしてこの時脂肪は分解されません。
私たちの身体はいわゆる「飢餓状態」に陥ると、身体に溜まった体脂肪を肝臓で分解し、ケトン体を作ります。
糖質制限ダイエットの流行は、すなわち糖質を制限してケトン体をどんどん作り出す、というところにポイントがあったのです。
ココナッツオイルに期待できる効果 ・便秘解消 ・コレステロール値の低下 ・糖尿病予防、改善 ・心臓血管疾患のリスク軽減 ・免疫力UP ・美肌 ・美白 ・抗炎症作用 ・甲状腺機能の改善 ・代謝UP ・アトピー ・活性酸素の除去 ・認知症予防 |
スーパーフード④ チアシード
このサイトでも以前チアシードについては記事を書いています。
南米原産のシソ科の植物、チアの種で人間に必要な栄養素の塊で奇跡の食品ともいわれています。
チアシード大さじ1(12g)に含まれる栄養は、58カロリー、たんぱく質2g、食物繊維4.1g、カルシウム76mg、マグネシウム40mg、亜鉛0.55g、鉄分0.93mg、オメガ3脂肪酸(ALA)2.14g。 引用:allabout
なんといってもその食物繊維、オメガ3脂肪酸、カルシウム、亜鉛、マグネシウムの含有量が高く、大さじ1杯ほどの量を食べるだけで1日の半分の必要栄養素が摂取できます。
また水分を吸収すると10倍ほどに膨張するので、満腹感を得やすくダイエットのサポートにも最適なのです。
ゼリー状でカエルの卵のようにも見えますが、このゼリー状の部分はこんにゃくでおなじみの成分、グルコマンナン。
食感もプチプチしていて楽しめるので、女性にとても人気なスーパーフードの代表格です。
チアシードに期待できる効果 ・アンチエイジング ・便秘解消 ・ダイエット ・心臓病の予防 ・血糖値の変化を穏やかに ・コレステロール値の改善 ・糖尿病予防 ・ガン予防 ・高血圧 ・動脈硬化 ・炎症抑制作用 ・脳の活性化 |
スーパーフード⑤ オーツ麦
オーツ麦とはいわゆる、オートミール。
穀物の王様として名高く、栄養価の高い食材として知られています。
お米、玄米と比較しても、カルシウム量はお米の9倍、玄米の5倍、鉄分はお米の5倍、玄米の3倍、亜鉛はお米の1.5倍、玄米の1.2倍も含まれています。
なお、食物繊維にいたっては、お米の19倍、玄米の3倍。
GI値(炭水化物から糖分への変化を表す)が低いので脂肪に変化しにくいことからダイエットに適しているといわれています。
オーツは、イネ科カラスムギ属の穀類の一種です。欧米では朝食用シリアルのオートミールとして親しまれています。ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれていることから、コレステロール値を下げたり、便秘を解消する効果があるといわれています。 引用:わかさの秘密
オーツ麦に期待できる効果 ・コレステロール値の改善 ・記憶力UP ・血糖値の急上昇を抑制 ・湿疹、かぶれの緩和 ・便秘解消 ・心臓病予防 ・ダイエット |
他にも最近では沢山のスーパーフードが注目を集めています。
単にスーパーフードだから、というのではなくどのような成分が、どう体に影響を及ぼしてくれるのか、また健康に導いてくれるのか、知っておくとちょっと楽しいかもしれません。
スーパーフードスムージー
スーパーフードスムージーでスーパーフードを摂取
栄養価の高いスーパーフードをまとめて摂取できたらいいですよね。そう思っていたところに最適なスムージーを見つけました。
最近では様々なスムージーが販売されていますが、ここまでスーパーフードに特化したスムージーはありません。
高橋ミカさんプロデュースのスーパーフードスムージー
あのゴッドハンドで有名なエステティシャンの高橋ミカさんプロデュースのスムージは、注目すべきスーパーフードがふんだんに使用されています。しかもお値段がとっても良心的。
1ヶ月分で2,450円(税抜)、しかも新発売期間限定で送料も無料です。
マキベリー、ヘンププロテイン、ココナッツオイル、チアシード、オーツ麦をはじめとしたスーパーフード10種類と112種のスーパーフルーツ、野菜由来の酵素、ビタミン・ミネラルがギュッと濃縮。スーパーフードスムージーは、天然原料にこだわり着色料なども使われていないのがうれしいところです。
スーパーフードは、身体にいいとわかっていても続けるのが難しいもの。
粉末なので、お水など好きな飲み物でシェイクするだけでスーパーフードをまとめて摂取することができます。気になるお味はマンゴー味でとってもおいしい。ココナッツオイルの香りも♪
私は毎晩夕食の30分程度前に飲むようにしています。粉末になったチアシードの膨張作用のおかげなのか、夕食を食べ過ぎることをセーブできます。
美味しいのでおかわりしたくなることもしばしば・・・。
そしてうっかりお酒を飲み過ぎてしまった二日酔いの朝にも重宝!寝起きに飲むとなんだか二日酔いが緩和されるような気がします。