冬になると気になってしまう頭皮のトラブル「フケ」
きちんと毎日シャンプーしているのに、地肌を丁寧に洗っているのにフケが出てしまう・・・そんな悩みを抱えたアラサー、アラフォーの方いませんか?
日本人の男女、およそ9割近くが悩んだ経験があるといわれている「フケ」。
フケの原因はひとつではありません。なぜ、フケがでてしまうのか?知っておいてほしい「フケの原因」と「フケの防止対策」をまとめました。
「フケ」を知ろう
フケとは、頭皮の角質が古くなり剥がれ落ちたもの。
男女問わず悩みを持つ人は多く、またその原因も様々です。
「フケ」の原因は二種類ある
どんな人でもフケは生理現象としてフケは出るものなのですが、本来は小さく気にならない程度の大きさのもので普通にみてもわからないもの。
ところが何らかの原因で、頭皮の状態が悪化したり、約1ヵ月に1度されるターンオーバーが狂ってしまうとフケの量が増え、目に見えて現れてしまいます。
フケは主に地肌の皮脂、常在菌、地肌のバランスが崩れて発生しますが大きく分けるとこの原因は二種類に分類されます。
1:乾性フケ
乾性というだけあり、頭皮の皮脂や水分が少なくなり乾燥が酷くなることでフケが発生。
フケ自体はサラサラしていて細かいものが出やすくなります。アトピー体質の人にも多くみられるフケの原因です。
この乾性フケを引き起こす要因には、界面活性剤が含まれた洗浄力の強いシャンプーによる洗いすぎや、過度のストレスや代謝の低下、運動不足、野菜不足、カラーリングやパーマによるダメージなどがあります。
もちろん、頭皮が清潔でなくキレイに洗われていない場合もフケは多く出てきます。
2:脂性フケ
頭皮の皮脂の分泌が活発になり皮脂と頭皮の角質細胞と混ざり、フケが発生。ベタベタしていてまとまって落ちてくることが多い。
湿性フケの特徴は痒みをともなうこと。そのためついつい掻いてしまい爪の間にフケが入り込んでしまうのはまさにこのタイプ。
毛穴に皮脂が詰まりやすく症状が進行していくと抜け毛もひきおこしてしまいます。
脂性フケの原因も乾性とさほど変わりはなく、刺激の強いシャンプーで洗いすぎても悪化します。また、このタイプの場合、脂漏性皮膚炎を引き起こしている可能性もあるため場合によっては皮膚科を受診しましょう。
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フケの防止対策は?
フケ原因菌を減らそう
乾性フケにも脂性フケにも共通する原因に、フケ原因菌の増殖があります。
どんな人にもいるフケ原因菌ですが、癜風菌(でんぷうきん)とも呼ばれていて、顔や胸や背中にも住み着き皮脂をエサとしています。
このフケ原因菌が減少すれば、フケはだいぶおさまります。
シャンプーの選び方
フケの防止対策として重要なのがシャンプーの選び方。
洗浄力の高いものではなく、フケ対策専用のシャンプーを選ぶことが大切です。
低刺激で、フケ原因菌をしっかりと抑制でき、頭皮にしっかりと潤いを与えてくれるシャンプーを選ぶこと。
製薬会社が、頭皮のことを考えて作った「フケ対策専用」のシャンプーがおすすめです。
持田製薬のスカルプシャンプーは、日本初の抗カビ成分配合シャンプー。
ミコナゾール硝酸塩でフケ原因菌の増殖を抑制し、低刺激と保湿で肌にもやさしく、目に入っても安心の医薬部外品です。
フケはホルモンバランスの乱れも影響!
女性にとってとても大切な女性ホルモンエストロゲン。とプロゲステロン。
女性ホルモンは、デリケートでストレスや極度のダイエット、睡眠不足などですぐにバランスを崩すといわれています。
特にエストロゲンは、お肌のキメやハリ、潤いなど「美しくみずみずしく若々しい肌」を保つのにとても重要な役割があります。
35歳くらいからはじまるとされる、このエストロゲンの減少は、年齢に伴いおこってしまい肌だけでなく頭皮にも大きな影響を及ぼすため、乾性フケがでやすくなるということになります。
また、女性ホルモンが乱れることにより男性ホルモン分泌量が増えるため、皮脂腺が活発に働くようにもなるので脂性フケの原因になってしまうのです。
シャンプーの選び方や生活習慣だけでなく、女性ホルモンの乱れも大きく「フケ」の原因となっていることもあるので、リラックスした平穏な時間、良質な睡眠、バランスの良い食事をを心がけるようにすることも大切です。