これからの季節、加湿器は必須アイテムですよね。
なんせエアコンをつけっぱなしにしているので、乾燥が激しくて・・・。
加湿器なしでは過ごせませんね。
冬場の私たちは加湿器さんにお世話になりっぱなしです。
そんな私たちの冬場の大切なパートナーである、加湿器ですがやっかいな点がありますね。
それは、水だけ入れ替えているとしばらくすると加湿器から匂いが発生したり、タンクにぬめりが発生してきますね。
それを防ぐためにこまめに掃除をしましょう!と呼びかけられていますが
これが私にとって、とても面倒です。
毎回洗うのは面倒極まりないので、ついついさぼりがちになってしまいます。
そしてそんなズボラな私が毎日の加湿器のお手入れの手抜きする方法を発見しました!
この方法だと毎日洗わずに済むんです。毎日どころかお手入れせずに水だけ交換するだけなんです。
これはぜにみなさんにもお伝えしたいと思い、本日はその方法をご紹介したいと思います!!
目次
加湿器から発生するいやなニオイやヌメリの原因はなにか?
そもそも加湿器のニオイやヌメリの詳しい原因について考えてみたいと思います。
加湿器のニオイやヌメリの原因は雑菌やカビが原因となっています。
レジオネラ菌です。
一度は耳にしたことがある名前ですが、このレジオネラ菌は実はとても恐ろしい菌なんです。
レジオネラ菌
もともと川や沼、土壌など自然界に生息しています。
レジオネラとは水温が39度前後でもっとも繁殖しやすいと言われています。
体温より少し暖かい温度が増殖の条件なので、加湿器は繁殖の条件が整っていますね。
スチーム式加湿器は水を蒸発させて上記にして加湿しているので、温度は100度以上になっていますが、それ以外の加湿器は当てはまりそうです。
レジオネラ菌は飲みこんでも特に影響はありませんが、空気中に上記として浮遊している際に人がそれを吸い込ん肺に入り込んでしまうことが問題になります。
レジオネラ菌が肺に感染すると、重度の肺炎になってしまう可能性があります。
今年の始めに西日本新聞社からこのような記事が発表されました。
加湿器レジオネラに注意 大分では集団感染、死者も 厚労省「手入れこまめに」
高齢者や乳幼児に肺炎などを引き起こす「レジオネラ菌」。感染源として入浴施設が疑われるケースは多いが、家庭や職場など身近に使われている加湿器の危険性も指摘されている。大分県国東市の高齢者施設では加湿器が原因で昨年12月~今年1月に80~90代の男性3人が感染、うち1人が死亡した。今冬、インフルエンザが猛威を振るい、加湿器の需要も伸びる中、厚生労働省などは「適切に手入れをしないと集団感染につながる」と注意を呼び掛けている。
とても怖いですね。
加湿器からの感染が原因で死者まで出てしまったのです。特にお年寄りや子供など抵抗力の弱い方が感染した場合、重篤な症状になってしまう可能性が高いですので
特に気を付けたいですね。それにこれからの時期は受験生のいるご家庭でも気を付けてもらいたいです。
風邪やインフルエンザ予防に加湿器を使っていながら、手入れ不足で加湿器から肺炎に・・・なんてことになると、本末転倒ですね。
レジオネラ菌感染から発生する、肺炎の症状は初期症状として、高熱、頭痛、筋肉痛などです。
重症化すると意識障害などを引き起こします。この疾患の場合は通常の抗生物質は効果が無いそうです。
レジオネラ菌ってとても怖いですね。「たかが加湿器、されど加湿器」加湿器のお手入れの重要さが身に染みてわかります。
もしかしたら、「最近風邪をひきやすいな」と感じた時は、風邪ではなくて蒸気として吸い込んだレジオネラ菌による感染症の場合もあるかもしれませんね。
抵抗力のある私たち大人は、軽症で済んでいるだけなのかもしれません。
ここまでは雑菌に関する情報をお伝えしましたが、ここからは加湿器の種類に関して書いていきたいと思います。
先ほどの繰り返しになりますが、レジオネラ菌は39度前後で増殖するので、スチーム式加湿器は問題なさそうに感じます。
したがって、そのほかの加湿器はどうなのか?それぞれの種類の加湿器の特徴を書いていきます。
加湿器の種類と特徴
加湿器は大きく分けて4つの種類に別れます。それぞれの特徴とデメリット&メリットをお伝えします。
①スチーム式加湿器
スチーム式は、その名の通り水分を蒸発させて蒸気にして加湿するタイプです。電熱装置で水を温める仕組みです。
ファンを取り付けている場合もあり、これはスチームファン式と呼ばれます。蒸気を周りに拡散させるためにファンをつけたタイプです。
メリット
スチーム式は、熱するタイプなので、レジオネラ菌の発生が少ないです。加湿器肺炎を予防するにはこのタイプの加湿器がベストです。
デメリット
しかしスチーム式にもデメリットがあります。それは電気代が他タイプの加湿器よりも高くなるという部分です。また、白く固まった固い物質、いわゆるカルキがつきやすいという特徴も持ち合わせています。
この「カルキ」は水道水に含まれるミネラルの一種である、カルシウムが固まってできてしまったものです。
カルシウムは熱せられると固まりやすいという特徴があるのです。
②気化式加湿器
気化式とは不織布やスポンジ状のフィルターなどに水分を含ませ、それを蒸発させ送風機などで空気中に拡散させて加湿するタイプのものです。
メリット
気化式のメリットは電気代が安く済むという点です。
デメリット
デメリットは、加湿機能がそれほど高くないことと、フィルターにカビや汚れが溜まりやすいので、こまめなフィルターの清掃が必要になります。
③ハイブリット式加湿器
ハイブリット式は気化式とスチーム式のミックスしたもので、
気化式加湿器に電熱装置が内臓されており、湿度が低下するとスチーム式として作用し、湿度が十分に保たれると電気代節約のために気化式に切り替わるといった仕組みです。
ハイブリット式は、スチーム式と気化式のいいとこどりですが、デメリットを上げるとすれば、本体が高額であるという点です。
機能が充実している分、本体代金が高いです。
また気化式同様、こまめたフィルター清掃が必要になります。
④超音波式加湿器
超音波式は、水を超音波によって、超微細な粒子にして空気中に飛散させるタイプです。
メリット
超音波式は、本体価格も安価で電気代もさほどかかりません。
デメリット
しかし、超音波式は水を熱することがないので、タンクの水に雑菌が入っていた場合、それをそのまま放出します。
いわゆる加湿器肺炎はこのタイプの加湿器がほぼ原因です。
また水に含まれるミネラルの一種である、カルシウムも放出されてしまうため、白い粉がテレビなどの電化製品に付着してりまうなどの弊害も出てきています。
この白い粉が溜まりやすいということで悩んでいる方も多いことでしょう。
ここまでは、加湿器のそれぞれの特徴をみてきました。
加湿器の手入れ方法!手抜きでもOKの方法とは?
ここからは、いよいよ本題である加湿器の手入れを楽にする方法!そしてそして弊害をなくす方法を記載していきます。
加湿器の手入れを楽らくにして、ズボラな私でもキレイを保てる秘訣とは?
加湿器の水を交換する際に、キャップ1杯の除菌タイムの液体を一緒に入れるだけでとても簡単です。
それでいて、タンクの水を常にクリーンな状態に保つことができるので、雑菌やカビの繁殖を防ぐことができます。
ということは、加湿器肺炎の原因となる、レジオネラ菌の発生も抑えられます!
つまりあの危険な加湿器の肺炎を予防できるのです!!
さらに、ヌメリやニオイの原因は汚れや雑菌ですが、雑菌がいなくなるということは、汚れも発生しないんです!
つまり、お掃除の手間も省けるのです。。
すばらしい・・・
もう一度言いますが、加湿器の水を交換するときに一緒にキャップ1杯いれるだけで、常にクリーンな蒸気が発生し、掃除をしなくで済むのです。
この除菌タイムはどの種類の加湿器にも使えるそうです。
除菌タイムの成分
ではいったいどのような成分でできているのでしょうか。
いくら除菌ができても、私たちの身体に有害な成分でできていたら不安ですよね。
そこも気になって店員さんに聞いてみましたが
「除菌タイムは安心な成分でできている」とのことです。
実際にパッケージにも、優しい成分使用と書かれています。
これでもう安心ですね。
実際私はこれを使い続てていますが、特にヌメリや嫌なニオイも今のとことを発生していません。
もちろん加湿器のお手入れといえば、水を替えるときに一緒に入れているだけです(笑)
加湿器のお手入れ方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はズボラな私でもできる、楽で加湿器の肺炎も予防できる、一石二鳥のお手入れ方法をご紹介しました。
ぜひ皆さんも試して、安心して加湿器を使ってくださいね。