夜中にトイレで起きる人、
もしかして夜間頻尿かもしれません・・・。
50代にもなると半分くらいの人は、夜中にトイレで起きるそう。
そして70代なら大半の人が1回以上夜中にトイレで起きているそうですよ。
高齢になってくると1回以上、夜中にトイレで起きる人は多く、「もう歳だから仕方ないわね」と簡単に考えてしまうもの。
でも、睡眠の妨げになるだけでなく、この夜間頻尿は寿命とも大きく関わりがある、なんてことも言われているんですよ。
今回は夜中にトイレで起きる人について、夜間頻尿の原因と対策についてまとめます。
目次
夜中にトイレで起きる人
夜中にトイレで起きる人、統計では男性の方が多いようです。
私の両親は70代ですが、例にもれず夜中にトイレで起きることがよくあるようです。
幸いにも、両親ともに多くて1回行くか行かないかと言っていますが、回数が増えたら怖いですね。
夜間頻尿といって、1回以上夜中にトイレで起きる人は寿命が短いという話もあるとか。
やはり尿意と健康には密接なかかわりがあるのかもしれません。
年齢による体の衰え、と安易に考えがちだけど、本当のところなぜ、年齢とともに夜中にトイレで起きる人が増えてしまうのでしょうか。
夜間頻尿~夜中にトイレで起きる原因とは
コーヒーやお茶を大量に飲めば、カフェインの影響で利尿作用が起こり、夜中にトイレで起きることもあります。
今回、問題視しているのは、カフェイン摂取やアルコール摂取をしていないのに夜中にトイレで起きる、という場合です。
私たちは、赤ちゃんのオムツ時代を卒業すれば、眠っている間は本来「尿意」を感じないようになっているそうです。
これは尿意を抑え込むホルモンによる影響。
そのため、健康な状態であれば、ほとんど尿意で目が覚め夜中にトイレで起きるということはないわけです。
つまり、思っているよりも、「夜中にトイレで起きる」ということは深刻なこと。
夜間頻尿になる原因は、いくつかあるのでチェックしていきましょう。
夜中にトイレで起きる原因1:塩分のとりすぎ
食生活習慣において、塩分の摂りすぎ傾向にある人は、夜間頻尿になりやすいといわれています。
そのため、例え年齢が若くても塩分過多だったり、食生活が乱れている人は夜中にトイレで起きることもあるようです。
塩分を日中に過剰に摂取したことにより、私たちの体は体内の塩分を「排出したい」と動きます。
これが結果的に夜間頻尿の原因となり、夜中にトイレで起きる原因に。
お酒を飲んだ後のラーメン、お茶漬けはアルコールに塩分がプラスされ、さらに夜間頻尿の原因となると考えられます。
日頃から外食の多い人、濃い味を好む人は、食生活の改善をしていきましょう。
夜中にトイレで起きる原因2:過活動膀胱
以前、亡くなられた野際陽子さんのCMで知った「過活動膀胱」という言葉。
その名の通り、膀胱が過剰に動いてしまうという症状です。
これは女性だけでなく男性にもみられ、尿を排出するために働く「排尿筋」という筋肉が過剰に働いてしまうことで頻尿になります。
こうなってしまうと膀胱には少量の尿しかないのに、本人は「尿意を感じる」ということに。
加齢とともに過活動膀胱に悩まれる方は増え、年齢が高くなるほどに症状が悪化していくという人が多いです。
過活動膀胱は、外出の妨げになったり、旅行がしたくてもいけない・・・という高齢者も多いとか。
泌尿器科の受診や、サプリメントや漢方も視野にいれましょう。
夜中にトイレで起きる原因3:冷え
私たち人間は体が冷えると尿意を感じることが多いものです。
体が冷えるということは、内臓までも冷え込んでいるという状態。
内臓が冷えると、尿を作り出す腎臓も動きが悪くなるので冷やさないようにしただけで、夜中にトイレで起きることがなくなることもあるようです。
睡眠時には、体が冷えないような対策を取ることも重要ということ。
パジャマや下着を見直したり、布団のかけ方に注意するなど、「冷え対策」はしっかりとしておくようにしましょう。
夜中にトイレで起きる原因4:睡眠障害
昔、ひいおばあちゃんと眠った時に、小さな私はその「眠りの浅さ」に驚いたものです。
私が布団からちょっとはみ出ただけでも、目覚めるひいおばあちゃん。
そのころから、高齢になると眠りは浅くなるんだ・・と漠然と思っていました。
実際に、高齢者になるとすぐ目が覚めてしまうという人は多く、大なり小なり睡眠障害を抱えていることがあるようです。
歳だから、と自己解決せずに慢性化する前に泌尿器科を受診することも視野に入れましょう。
夜中にトイレで起きる原因5:病気によるもの
夜中にトイレで起きる原因には、病気の影も潜んでいます。
例えば糖尿病の人は、喉が渇きやすく知らず知らずのうちにも水分摂取が過剰になりがちです。
これが原因となって夜中にトイレで起きることに。
また、怖いことに心不全の恐れもあるといわれています。
心不全はその名の通り、心臓が正常に働いていない状態です。
そのため、体をめぐる血液の循環もまた、うまくいっていない状態ということになります。
この傾向のある人は、寝る際に横たわると下半身に降りていた血液が上半身の方へと戻ってくるので、体は「体内の血液がいっぱいだ」と判断してしまいます。
過剰に血液が溜まったと判断した体は、尿意を作用するホルモンを増加させ、夜中にトイレで起きることになるんだそう。
これらの病気が潜んでいることを考えると、自己判断で「夜間頻尿だから」と片付けてしまうのは危険です。
夜中にトイレで起きる原因5:肥満
若くても夜中にトイレで起きるという人は、肥満による脂肪での膀胱圧迫が原因であることも。
体形的にお腹回りの脂肪が多い人は、健康的なダイエットをこころみることも必要かもしれません。
夜中にトイレで起きる、その行為自体の恐怖
夜中にトイレで起きると、眠い中動き出すわけですから、トイレへたどり着くまでも至難です。
特に夜間頻尿が心配される高齢者は、トイレに行くまでに転んでしまったり、ケガを負ってしまうことも少なくないそうです。
特に注意したいのが、転倒して骨折すること。
歩行に関わる股関節や足の骨折は、本人の寿命を大きく縮める要因となることもあるため気を付けなければなりません。
夜中に寝起きで眩しい光を見るのは嫌なものですが、必ず電気をつけて足元を明るくするようにしましょう。
そして布団の中で温まっていた体が、トイレで急に冷えることも注意が必要です。
急激な気温差は、血管が縮まるため冬場は特に危険。
夜中にトイレで起きることのみならず、入浴時も気を付けましょう。
急激な血管の縮まりは、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因にも。
大きな温度差のない生活空間づくりも、高齢者の快適な住まいづくりには重要です。
夜中にトイレで起きることがないようにするためには
夜中にトイレで起きるのがイヤ、という場合には生活習慣の改善から始めていきましょう。
1.寝る前の過剰な水分摂取はしない
寝る前に寝酒を飲むなんてもってのほか。
夜中にトイレで起きるのを避けるためには、寝る前の過剰な水分摂取はやめておきましょう。
アルコールだけでなく、カフェインが多く含まれるお茶なども避けておいたほうがよいでしょう。
寝る前に摂取するのは、白湯がおすすめです。
2.良質な睡眠をとれるようにしよう
良質な睡眠がとれていれば、ホルモンが正常にはたらき「眠っているときの尿意」はなくなっていくものです。
枕を変えてみる、寝る格好を変えてみる、日頃から適度な運動を心がける、朝陽をしっかりと浴びる、など、良質な睡眠が取れるように努力しましょう。
3.入浴はしっかりと湯船につかる
ぬるめの温度でゆっくりと湯船に浸かり入浴するようにしましょう。
体を温めたいからと熱いお風呂に入ることはおすすめできません。
寝る時間帯に合わせて、体の芯まで温めることが重要です。
4.トイレのお悩みをサポートするサプリ「ニョーイレス」
夜間頻尿を改善する対策としては、尿のお悩みにアプローチするサプリメントを試してみるのも手です。
昔から尿に関するお悩みには、ノコギリヤシが良いと言われてきましたが最近ではさらに嬉しい成分が使用されるようになっています。
トイレのお悩みをサポートするサプリ「ニョーイレス」は、ノコギリヤシに加え、シーベリー、パンプキンシードオイルといった、自然由来の成分を凝縮。
「ニョーイレス」の全成分は以下の通り。
サフラワー油、シーベリー抽出物、デキストリン、パンプキンシードオイル、ノコギリヤシエキス/ゼラチン、グリセリン、乳化剤、ミツロウ、ビタミンE
「ニョーイレス」の嬉しいポイントは、購入後に専任スタッフがつくので相談がしやすいこと、そして「ニョーイレス」の健康相談室には薬剤士もいるので、細かな問い合わせができるという点です。
さらに、「ニョーイレス」購入後、到着後8日以内は返品可能。
インターネットは苦手という方でも、電話でのお申込み、お問合せも可能です。
高齢の両親へ「ニョーイレス」を
「ニョーイレス」というネーミングから、無言で手渡してもその期待できる効果は伝わったようです。
ただ、父はそのままのパッケージで持ち歩いていますが、母はサプリメントケースを購入したようです。
なるほど、母もまだまだ乙女心があるのですね。
ともに70代の両親にとって、夜中にトイレで起きるというのは容易ではない行為。
一緒に暮らしていないので、こちらとしても心配が絶えません。
特に冬場は心配になりますね。
そこで、両親に「ニョーイレス」をプレゼントしてみましたが、渡してすぐから二人ともに飲んでいる様子。
年末にはそろそろ飲み始めて12ヵ月経過するので、その効果とやらを見守りたいです。
夜中にトイレで起きる悩みは、決して他人事ではありません。
家族の様子もしっかりと見守ることも必要です。