いつまでも美しく潤った肌が理想ですが、スキンケアを徹底していても肌に潤いを感じなくなってきたという経験はありませんか?
肌は体のバロメーターの役割もあり、直接的なスキンケアだけでは限界があります。
肌の水分量を増やすためには、生活習慣や食べ物を含めた食生活の見直しが必要です。
そこで肌の水分量を増やす方法や肌の水分量を上げるための食べ物をご紹介しましょう。
目次
肌の水分量はどれくらいなの?
なんとなく鏡を見たり、肌に触れたりして肌の水分が少ないように感じていても、実際にはどれくらいの水分量が必要なのか分からない人も多いでしょう。
肌だけでなく、人間の体は70%程度が水分でできているため、生命維持のためにも水分は欠かせません。
肌の水分が減ってしまうと乾燥していき、肌の柔軟性も失われていきます。
そのため、肌を触ったときにハリや弾力を感じる肌は、水分量が多いことが分かります。
他にも食生活の見直しや改善を同時に行うと、より肌に潤いを保てるわよ。
肌の水分量を増やす方法とは?食べ物が重要?
肌の水分量を増やすためにはスキンケアが重要だと思われがちですが、スキンケアだけでなく日頃から口にする食べ物も大きく関係してきます。
肌の水分量を増やすために食べたい物をご紹介しましょう。
たんぱく質
肌の水分量や潤いを保つためには、たんぱく質の摂取が欠かせません。
たんぱく質は髪や皮膚の主成分であり、体の中から潤いを与えてくれます。
摂取量は体重1㎏につき1gが目安とされています。
たんぱく質には、他にも以下の成分が含まれています。
ヒアルロン酸
コラーゲン
イソフラボン
ビタミンA
摂取すると、肌への潤いサポートも力強いものとなるわ。
ビタミンB2
ビタミンB6
セラミド
セラミドは人間の髪や肌、頭皮などにある油分の一種であり、肌の潤いや保湿機能を改善させるために活躍する成分です。
化粧品や美容液などに含まれていますが、セラミドを含む食品を摂取すると体の中から補えます。
加齢だけではなくストレスによってセラミドは減少するので、内側からも積極的に摂取しましょう。
セラミドが多く含まれている食品
・こんにゃく
・小麦
・米(米ぬか)
・大豆
・黒豆
・わかめ
・ひじき
・ごぼう
・そば
・コーヒー
・紅茶
・乳製品
多くの食べ物にセラミドが含まれていますが、特にこんにゃくは含有量が多いです。
こんにゃくから1日分のセラミドを摂取する場合、生芋こんにゃくで約半分程度となり、効率的に摂取できるでしょう。
ビタミンC
美肌に欠かせない成分となるビタミンCは、コラーゲンの生成サポートや活性酸素の除去にも役立つ成分です。
肌に艶を持たせて美しくするビタミンCはキウイやみかん、カムカムやレモン、いちごに多く含まれています。
肌の水分量は日頃の行動からも増やせる
肌の水分量を増やす方法は食べ物にも重要な役割がありますが、日常生活の中でもいくつかのことに気を付けるだけで、肌の水分量が保持されます。
意識せずに行っていることが、肌の水分量を減らす原因になっている可能性があります。
それでは、日頃の行動から水分量を減らす原因と増やす方法をご紹介します。
洗顔後そのまま放置
洗顔後の肌はとても乾いた状態になっています。
スキンケアをせずそのまま放置すると肌の表面から水分が徐々に蒸発してしまい、肌の老化や水分不足が促進されます。
質のよい睡眠を心掛ける
肌にハリや潤いを維持するためには、質のよい睡眠も重要なポイントです。
寝る時だけでなく、寝る3時間程度前から睡眠に向けて整えていきます。
夜はコーヒーなどのカフェイン摂取は控え、夕食は3時間前には済ませておきましょう。
睡眠の1時間前までに入浴を済ませておき、スマホやテレビを寝室に持ち込まないように心掛けることも大事です。
また、睡眠中は成長ホルモンも分泌され、健康にも良い状態に導いてくれます。
栄養バランスを考える
肌の水分量を増やす方法に肌に良い成分や食べ物をご紹介しましたが、気にしすぎてしまうと食事のバランスが崩れてしまったり、反動でファーストフードが食べたくなったりする場合もあるでしょう。
急な食生活の変化がストレスとなり、肌の状態を悪化させる可能性もあるので、できることから見直し、栄養バランスを考えた食事を心掛けてみてください。
肌の水分量低下は加齢やストレス、生活環境や睡眠不足によって加速する可能性があります。
いつまでも美しい肌を保つためには、肌の水分量を保つ食べ物がおすすめです。
また日常のクセや生活習慣も関係してくるので、今までの行動も一緒に振り返り肌の水分量が保持できる食事や習慣を取り入れましょう。