ダイエッターなら耳にしたこともあるであろう「キノコキトサン」
なぜ、多くのダイエットサプリにはキノコキトサンが含まれているのでしょうか？
キノコキトサンが持つ効能、ダイエットサポートのチカラをまとめました。
キノコキトサンの効能は？
キトサンとキノコキトサンの違い
キトサンと聞くと、カニ・エビの甲羅から抽出された成分が有名でした。
甲殻類からとれるキトサンとキノコキトサンの大きな違いは、キノコキトサンに含まれる「βグルカン」などを成分とする複合糖質を含むという点。
そして、その複合糖質があってこそキノコキトサンは優れたダイエット効果を発揮するということが臨床試験でも明らかになっているのです。
脂肪を吸着！排出！デトックス作用
キノコキトサンは、食事として体に入ってきた「脂肪」を細かい粒子にしてくっつくことで、腸内での吸収を抑制し、便として排出。
実際に、動物を使った実験で便を研究したところ、明らかに便の量が増え、またその便の増加分に脂肪が多く含まれていたそう。
この動物実験の結果から、キノコキトサンは脂肪吸収の抑制や排出を促進することができる、ということがわかったのです。
しかし、注目すべくは、キノコキトサンはカニのキトサンのおよそ1/20の量を摂取しただけでも、優れた効果を発揮することから、脂肪吸収抑制だけでなく別の働きもあるのではないか、ということが考えられていました。
脂肪燃焼スイッチを押せるキノコキトサン
そこで考えられたのが、βグルカンなどを成分とする複合糖質です。
一般的な肥満は、体内の脂肪細胞にたくさんの脂肪が蓄積することで起こっています。
この脂肪細胞の表面にはβ3アドレナリン受容体という脂肪燃焼スイッチがあり、この受容体が刺激されることで脂肪燃焼と分解が促され、脂肪が減少していきます。
キノコキトサンの複合糖質が、この脂肪燃焼スイッチを押す役割を持っており、たまっている脂肪の燃焼や分解をしているとも考えられています。
加えて、肝臓のβ酸化関連酵素というものにも働きかけ、活発化させることで肝臓での脂肪分解を高めているとも考えられています。
この2つの相乗効果によって、キノコキトサンにより体脂肪や体重、コレステロールまでもが効率よく減少させられます。
腸内でキノコキトサンはどのように働くの？
キノコキトサンは、ブームにもなったエノキ氷（えのきを細かくし、一度冷凍したもの）やシメジを冷凍したもので摂取することができます。
腸内では、キノコキトサンが脂肪を吸着し、体内への吸収を抑制するので内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積されるのを防いでくれます。
そして、キノコキトサンとくっついた脂肪は便として体外に排出されるため、その結果便の量が増加し便秘解消にも効果が期待できます。
キノコキトサンはサプリメントで補える
キノコキトサン含有サプリメント
エノキ氷を作るのもいいけれど、だんだん面倒になってしまうのがダイエットジプシーの共通点。
キノコキトサンを含んだサプリメントで補うのもひとつの手です。
キノコキトサンを含んだサプリメントは食前に飲むのがおすすめ。
今では、薬事法などもありサプリメントは食品としてとらえられているため、飲む時間を明言している商品はほとんどありませんが、せっかくのサプリメントは効果的にとりたいもの。
キノコキトサンを食前20分前に摂取することで、脂肪の吸着が促進されたり、翌日の便の量が増える、という効果は実際に感じられることが多いので、食前に飲むことをお勧めします。
お腹回りがすっきり！それが一番多い声！
キノコキトサンでのダイエット成功者の多くは、お腹回りがすっきりした、というもの。
メタボリックの改善にも効果が期待できるといわれており、お腹回りに悩む男性にも女性にもしっかりアプローチしてくれます。
また、一般的に痩せにくいといわれている下半身の悩みが軽減したという声も多数！
キノコキトサンのチカラを一度試してみるのもよいかもしれませんね。
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