寒い日が続くと、手足が冷たくて眠れない、寒くてなかなか寝付けない・・・
などと体の冷えに悩む人も増えてきます。
この冷えを放置して、何も手を打たないでいると体内の血管は収縮し、血行が悪くなります。
そのため、体内の細胞は栄養不足に。
さらに、老廃物も回収しづらくなってしまうために、新陳代謝も低下します。
そして、冷え性がさらにすすむと体内の酵素の働きも悪くなり、肩こりや頭痛、下痢、便秘などの様々なトラブルが現れてきます。
冬こそ、万全の冷え症対策で乗り切っていきましょう!
目次
現代人は冷え性が多い
暑ければエアコンをつけ、何か飲みたければ冷蔵庫からすぐに冷たい飲み物が取り出せる。
このように便利になった現代社会は、私たちの体を冷やす要因だらけ。
実際に、60年ほど前と比較すると、私たちの平均体温は36.9度から36.1度にまで下がっているのです。
便利になりすぎた現代の生活習慣が、冷え性を作り出しているといえるのです。
オーガニックフルーツ青汁は、暖かい食物繊維を「水溶性」「不溶性」ともに「黄金比率」で摂取することができるアイテム。
温活アイテムとして、インスタでも人気。
雑誌掲載も多く、野菜不足、運動不足という悩みを抱える女性をしっかり中からサポートしてくれます。
飲むと手足がポカポカ。
寒い季節だけでなく、年間を通して女性の飲み物は「あたたかいもの」がおすすめです。
あなたの冷え性度は?
自分で冷え症、または冷えていると自覚ができていれば、冷え性対策の重要性を認識できるものの、問題なのは「隠れ冷え」。
本人は全く気が付かないまま、冷え症や冷えを起こしていることがあるのです。
以下の項目をみていきましょう。
・慢性的な頭痛がある
・肩こりが酷い、腰痛やひざが痛い
・爪が割れやすい、ささくれができやすい
・肌がくすんでいる、目の下のクマができやすい
・便秘や下痢になりやすい
・ちょっと動くと息切れがする
・疲れやすくて、寝ても疲れが取れない
・朝起きた時、布団の中でも冷えている部位がある
これらの項目に1つでも心当たりがあるなら体が冷えている可能性があります。
特に注意したいのが、朝布団の中で冷えている部位がある人。
間違いなく冷えており、重度の冷え性である可能性も高いでしょう。
冷え性対策の基本はやっぱり服装から
大切な「体温」をそとに逃がさない工夫を
日中の冷え性対策
実はとっても冷えやすい頭部。
外気にさらされているので、どうしても冷えやすいんです。
外出時はもちろん、寒さが苦手なら室内でも帽子をかぶってOK。
首や肩まわりはマフラーやストールを利用してしっかりと温めましょう。
手先が冷たくなる人も、冷え性の特徴。
手袋は必ずしましょう。
そして、下着はキャミソールではなく、二の腕や手首までカバーする長袖タイプを着用しましょう。
保温効果が断然上がります!
冷えやすい足先も、指先の分かれた5本指靴下がおすすめ。
つま先にかかる圧力が減って指全体に血液がいきわたりやすくなります。
夜の冷え性対策
温かい方が眠りにつきやすいので、耳までガードする防止を着用してもいいでしょう。
頭を締め付けるタイプだと、血流も悪くなり安眠できないので、ゆったりとした帽子がおすすめ。
パジャマの下にもしっかりと長袖のインナーを着るようにしましょう。
体は空気の層で包み込むと、保温効果が高まります。
パジャマの下にインナーを着ることで、空気の層を作りましょう。
下半身も冷えがちなので、靴下やスパッツなどで温かくしましょう。
もちろん、帽子同様、締め付けのないゆったりとしたものがベスト。
寝るときは布団に湯たんぽを用意しましょう。
血管が沢山集まっている腹部を一番最初にあたため、だんだん足先へと湯たんぽを移動させるのが効果的です。
湯たんぽは低温やけどに注意して使用しましょう、
冷え性対策の温活あたためポイントとは
体を効率よく温めるために温活のポイントを知っておこう
上で説明した日中、夜の冷え性対策の服装も温活で重要なポイントをおさえています。
首
足首、手首などの「首」という文字がつく部位は、体の表面の近くに動脈があります。
そのためこれらの部位を温めれば、全身を温めることにもつながるのです。
その一番キモになるのが頭を支えている「首」です。
二の腕
筋肉は体温の3~4割を作り出しています。
二の腕にも大きな筋肉があり血流も多いので、二の腕を温めると全身にその影響が及びます。
お腹
腸や子宮があるお腹は絶対に冷やしてはいけない部分です。
温かい部屋で冷たい飲み物やアイスを食べるのがすきだという人もいますが、中から冷えるので要注意。
腰
お尻の少し上にある仙骨の周辺は、副交感神経の中枢。
この部分を温めることによって、血管が拡張して全身の血行を良くします。
太もも、膝裏
太ももは熱を多く作り出す筋肉の多い部位。
膝裏は皮下脂肪も少なく、血管がすぐ皮膚の表面近くを通っています。
足首
足首も皮膚の表面近くに動脈が流れているのでしっかりと温めましょう。
靴下選びの基本は、足首までガードしてくれるものを選ぶこと。
今すぐ温められる冷え性対策
少しでも体が冷えたな、と思ったら早めに対処すること
腹巻をしよう
腸や子宮がある腹部は、女性にはしっかりと冷えから守ってほしい部位。
最近では薄手でもあたたかいおしゃれな腹巻も豊富ですよ。
写真の腹巻は、シルク入り。
薄手てアウターにも響かないのでおすすめです。
ぬるめのお風呂でゆったり入浴
体を芯から温めるためにも、入浴はシャワーだけですまさないで。
方までしっかりと浸かって、効率よく体を温めましょう。
ぬるめのお風呂にゆっくりと入れば、副交感神経が優位になるので、心身ともにリラックスでき快適な睡眠も得られますよ。
食べ物でも中から温めよう
温かい食べ物は内臓を温めてくれます。
寒い季節には、キムチ鍋がおすすめですよ。
キムチに含まれる唐辛子のカプサイシンで、体は中からぽかぽかに。
また生姜のぽかぽかパワーも上手に利用して。
スティック状のカワイイ生姜パウダーも持ち歩きに便利ですよ。
高知県産の生姜が原材料として使わているアラジンジンジャーパウダーは、紅茶やお料理にひとふりで生姜の摂取が手軽にできます。
外出時にはカイロを
外出時には、貼るカイロなどを効果的に使用しましょう。
最近ではその種類も豊富で、形状も様々。
用途にあったカイロを見つけて。
指先、足先を刺激しよう
指先は静脈と動脈が切り替わるポイントです。
手の指をもみほぐしたり、組んだりするだけでも血行がよくなって体が温まります。
手の指で、足の指をつまみ回すのも効果的。
冷え性対策と温活は健康の基本
物理的な寒さだけでなく、夜更かしなどして自律神経のバランスが崩れることも冷え性の原因になります。
最近では、男性や子供にも冷え性が増えています。
その原因は、自覚はしていなくてもクーラーの効いた仕事場や冷えた飲み物、日々のストレスなどが重なって「隠れ冷え」を起こしているから。
そして、子供に関しても産まれたときからエアコンや冷蔵庫がある環境があたりまえの現代では、体温調整機能が低下して体が冷える傾向にあるという指摘もあります。
今回まとめたのは、基本的な冷え性対策と簡単な温活方法に過ぎませんが、冷えは万病のもとともいわれているので、健康維持のためにも体は常に温かくしておくことが肝心です。
新陳代謝も活発になれば、健康維持に加えダイエットの結果もでやすくなりますよ。