実はかなりの不眠症の私。
特に春夏には悪化し、いつも寝つけずに
朝方までお布団の中でむにゃむにゃしてます。
「寝ないと太るよ」と女友達にピシャっと言われてドキっとしたけど、
これ、実はホントらしい。
ちゃんと眠ると一晩で300kcalも消費されるんです。
300kcalを消費するって早足のウォーキングで1時間、自転車でも1時間、
ジョギングで30分、縄跳びでも30分というかなりの運動量。
寝れてない私はその分、損してる・・・?
寝るだけで300kcalも消費するワケとは?
正しく寝るだけで痩せられるワケとは、ズバリ「成長ホルモン」。
成長ホルモンには脂肪の代謝を促し、体脂肪を燃えやすくする
という効果があり、寝ている時に特に多く分泌されます。
正しい睡眠がとれていない人の成長ホルモンの分泌量は
とれている人の30%程度。
ということは、みんなは一晩に300kcalもの脂肪が分解されているのに、
寝れない私が分解できるのは、一晩でたったの90kcal。
この差が毎日積み重なっていくと・・・と考えると恐ろしいです。
成長ホルモンをしっかり分泌させる「3・3・7睡眠法」のやり方
痩せるために必須の成長ホルモンをしっかり分泌させる正しい睡眠とは?
ここでは肥満外来の専門医の左藤桂子さんが提唱している「3・3・7睡眠法」
をご紹介します。
① 午前3時には必ず寝ていること
ダイエットにも美容にも早寝は重要ですが、
どんなに遅くても、午前3時には眠りについていることが大鉄則。
週末の夜にテレビやインターネットにかぶりついて
朝になっちゃった・・・なんてことは避けましょう。
なぜなら人間には
・サーカディアン・リズム(概日リズム)→ 24時間周期 ・サーカセメディアンリズム(半概日リズム)→ 12時間周期 ・ウルトラディアンリズム(超日リズム)→ 90分周期 |
この3つが重なる時間帯が午前3時頃なんです。
痩せホルモンとも言われる成長ホルモンをしっかり分泌させるには
この時間に必ず眠っている必要があります。
② 眠り始めの3時間が重要
眠りに落ちてからの始めの3時間が、成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯。
枕元にスマホを置いて、メールやLINEが来る度に目覚めてまた眠ったり、
テレビをつけたまま寝る習慣はNG。
交感神経が刺激され、安眠を妨げます。
始めの3時間に深い睡眠をとることが重要。
③ 7時間睡眠を目指す
睡眠不足は肥満の大敵と言われますが、睡眠時間が短い人ほど、
肥満率が上がります。
残業、お酒の付き合いなどで毎日一定の睡眠時間を確保するのは
難しいですが、痩せたいなら1日7時間寝ること。
7時間というのが、痩せ体質を作り、糖尿病や心疾患などのリスクを下げ、
死亡率まで下げるというパーフェクトな睡眠時間だそう。
午前3時には眠りについていること、始めの3時間は深い睡眠をとること、
1日7時間寝ることと、いう鉄則はそんなに難しいことではないと思うのですが・・・
週末を含め、毎日コンスタントに続けることが重要です。
自分の生活を振り返ってみると、不眠症で眠れないという言い訳以外にも
体内リズムを乱している習慣が。
金曜日の夜に朝方までインターネットに没頭し、土曜の夕方まで寝てしまう。
土曜日は夜から出かけて始発電車の時間まで飲んでしまい、
日曜日は1日中寝たり起きたり・・・
なんて週末も・・・。
以前TVの有吉ゼミでラーメン評論家の石神秀幸さんが年間500杯以上のラーメンを
食べつつも、体系維持できているのは全裸で1日10時間寝ることと話していましたが
専門家も長く眠るには体力もかなりいる、と説明していました。
寝具にもこだわりがあるそう。
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食事制限よりも運動よりも、ずーっと簡単な「寝るだけダイエット」。
今すぐ自分の睡眠を見直してみませんか?