半年ほど前に明るいエレベーターの中で「疲れてる?」と聞かれた一言。
エレベーターの中の鏡に映った私の両目の下には、クマのような線が入っていました。
その時は本当に疲れていたから、あまり気にしていませんでした。
でも数日たっても数週間たっても数か月たっても、それは消えず・・・
どうやらこれは「クマ」ではなく「たるみ」らしい。
クマのように黒や青い色はないのですが、目の下が凸っと膨らんで下方向にゆるんでいます。
暗い所ではほとんど目立たないのですが、明るい所だとくっきりたるみが分かります。
このたるみがあるだけで疲れて見え、さらに表情が暗く見えるんです。
私はアラフォーですがオイリー肌のせいか、今まで目元にシワなどの悩みは全くなかったので大大大ショック!
解消法を緊急調査しました。
目次
加齢で目の下がたるむメカニズム
目の下には「眼窩脂肪(がんかしぼう)」という脂肪があります。
年齢を重ねると目の周りの皮膚や筋肉が衰え始めて、この脂肪を支えられなくなり重力に負けて目の下のたるみが起こります。
疲れがたまっているとか、寝不足だからという訳ではないんです。
これをどうにかするためにはその脂肪を取ってしまう、目の周りの皮膚のハリや弾力を取り戻す、目の周りの筋肉を鍛えるなどの方法があります。
気になる美容整形でのたるみ取り
一番手っ取り早い方法は、美容整形で余分な脂肪や皮膚のたるんだ部分を直接除去してしまう方法。
料金は10万円~50万円くらい。
下まつげの下を切開するので、傷痕などの心配はないものの、手術後は抜糸まで1週間かかり、その間メイクもできません。
内出血やハレも起こるので、ダウンタイムは2~3週間ほどと考えておくべき。
そのため長期休暇などが取れる人でないと不可能です。
さらに重度のたるみがある人には脂肪や皮膚を除去するだけではなく、筋肉を目尻のほうへ吊り上げる手術なども合わせて行います。
プチ整形でたるみ取りはできる?
美容整形でたるみを取ってしまいたい気持ちはあるけれどさすがに何週間も仕事は休めないし・・・
という人の他の選択肢は高周波 (ラジオ波)。
“切らないフェイスリフト”としても有名な「サーマクール」というマシンを使ってのたるみ取りです。
美容クリニックでの施術は1回5万円~30万円ほど。
施術後にすぐにメイクが可能で、ダウンタイムはありません。
画像出典:会津中央病院 美容・形成外科
1回で効果があり、効果は半年~1年くらい持続するので、1年おきくらいに受ける人が多いようです。
このサーマクールは高周波をお肌に当てることで、真皮内のコラーゲン線維が熱により収縮します。
そのため施術を受けて1~2日間はこの収縮作用により、お肌のハリをすぐに感じることができます。
その後、収縮したコラーゲン線維はお肌本来の治癒能力・再生能力により、修復が始まります。
その過程で新しいコラーゲンが爆発的に生成され、目元のお肌が深部から再構築されてハリ感が戻り、たるみが目立たなくなります。
この効果は半年~1年ほど持続します。
サーマクールは目の下の脂肪を除去するのではなく、脂肪の上の皮膚を引き締めることにより、脂肪を支える力を与え、たるみを改善するという方法です。
メイクでたるみをカバーするには?
コンシーラーはシミやクマなどの色を隠すものというイメージがありますが、目の下のたるみにも使えます。
なぜならたるみの下には、必ず影ができているはずだからです。
コンシーラーにはクリームタイプ、スティックタイプ、筆ペンタイプなどいろいろな種類がありますが、目の下にはさらっと伸びがよい液状のものがおすすめです。
さらに保湿効果もあるものが完璧。
ベージュやオークルなどの肌馴染みの良い色で、自分の肌色よりもワントーン明るい色のコンシーラーを、無理に伸ばさずに指の腹を使って、トントンと軽く叩き込むように馴染ませましょう。
眼輪筋を鍛えるエクササイズ
加齢で筋肉が衰えることが、目の下のたるみが起こる原因のひとつならば筋肉を鍛えればいいです。
筋肉は使わないと衰えるもの。
さらにたるみを進行させないためにも、目の周りの筋肉(眼輪筋)を動かすエクササイズを習慣にしましょう。
まず始めに、人差し指で両方の目尻を押さえ、顔の外側の上方向に引っ張ります。
その状態で目を強く閉じる・開けるを数回片目ずつ行います。
目の周りの筋肉がしっかり動いているのが実感できるはず。
次に薄目で眩しい時の表情をしてみましょう。
これを保ったままで人差し指で上まぶたを引き上げます。
このままで目をキツく閉じてみて。
目の下の筋肉を使っているのが分かりますか?
これを毎日数回繰り返すことにより、目元に元気が現れてきますよ。
目元専用のコスメをプラスしよう
目元に年齢を感じ始めたら、目の周りの皮膚のハリや弾力を取り戻すために普段のケアに目元専用のコスメも加えましょう。
年齢と共にハリや弾力の元になるコラーゲンやエラスチンの量が激減し、さらに劣化・・・
たるみ対策にはこのコラーゲンやエラスチンなどの合成を促進して活性化させる成分が配合されているコスメを選びましょう。
ビーグレン トータルリペア アイセラム
目元のシワ対策のアイクリームは多く存在しますが、このアイセラムはたるみやゆるみにも着目して開発された商品です。
しかも有効成分「QuSome®アイリペアコンプレックス」は15種類の美容成分から構成されているのですが、この内容がすごいです。
b.glen トータルリペア アイセラム
※今ならトータルリペア アイセラムトライアルセットが、8,245円 (税抜)→78%OFF 1,800円(税抜)
特に気になる成分は
EYE REGENER(アイリジェナー)
お肌の代謝を活発にし、コラーゲンを分解する酵素を抑えてたるみを軽減する成分。
クロノライン
基底膜を構成するたんぱく質の合成を促進する成分。
VITALAYER(ヴィタレイヤー)
コラーゲンやヒアルロン酸などの合成を促進する成分。
シンエイク
蛇毒と同じ作用を持ち、表情筋を弛緩させてシワを薄くする成分。
FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌のハリの元を作り出す線維芽細胞を活性化させる成分。
EXポリリン酸
上記のFGFの働きを助ける成分。
その他、7種類のセラミドを合成したSkinMimics(スキンミミックス)やアルガンオイル、マリンコラーゲン、ヒアルロン酸などなど超充実。
これらの成分が薄い目元のお肌に時間をかけてゆっくりと浸透し、長時間留まらせる技術が使われています。
年齢が顕著に現れてしまうパーツのケアは、ちょっと贅沢なくらいのコスメを投入しましょう。