お正月は家でゆっくり過ごす人も多いでしょう。
美味しいおせちやお雑煮、お酒など、食べて飲んで過ごしている時間は楽しいものです。
しかし、そうした生活は太る原因となってしまいます。
お正月が終わっても会社仲間や友人などと楽しむ新年会があれば、なおさら太る危険性があります。
1月は1年の中でも寒い時期なので、外に出て運動をするのも難しくなるでしょう。
「気づいた時には手遅れ」とならないためにも、正月太りをリセットする方法をご紹介していきます。
目次
正月太りの原因とは?
正月太りのリセット方法をご紹介する前に、なぜお正月が太りやすいのか、その原因を理解しましょう。
原因を知ることで、正月太りを予防することもできます。
おせちは塩分や糖分が多い
おせちには、昆布巻きや黒豆、かまぼこや伊達巻などが入っています。
和食中心のメニューなので体に優しくヘルシーだと考える人は多いでしょう。
しかし、おせちは元々「お正月の三が日は火を使わないで過ごす」という風習があったことから料理が傷みにくいように工夫されているのです。
伊達巻や黒豆、栗きんとんなど、甘い料理も多く子どもから大人まで食べられる料理ですが、その分砂糖が多く使われているのでカロリーも高めです。
多く食べてしまうと1日の摂取カロリーをすぐに超えてしまう危険があるので食べ過ぎには注意しましょう。
また、塩分の多い料理を食べることで水分摂取も多くなります。
その結果、むくみを引き起こす可能性もあるので体重増加へとつながる要因となってしまうでしょう。
お餅は食べ方に注意が必要
お餅のカロリーは33gの丸餅1個で約80kcalとなっています。
一見、それほどカロリーは高くないように感じられますが、1食にお餅を1個しか食べないという人は少ないでしょう。
しかも、お餅を食べる時は味付けをして食べます。
きなこやあんこ、お雑煮やいそべ餅など、食べ方次第では砂糖を多く使うものもあるため、カロリーや糖質オーバーになってしまうのです。
アルコールやジュースの飲み過ぎ
お正月というおめでたい席では、アルコールやジュースを飲む機会も多いでしょう。
親戚や親に勧められるがまま、多く飲んでしまえば体重増加を招きます。
水やお茶とは違い、アルコールやジュースはカロリーも高いので注意が必要です。
特に、アルコールの飲み過ぎは肝臓の負担を増加させ、健康面での悪影響につながる可能性もあるため気を付けてください。
正月太りを手軽にリセットする方法はある?
正月太りをリセットしたいと考えても、過度な運動が苦手であったり、する時間がなければリセットも難しくなってしまいます。
そこで、手軽にできる正月太りのリセット方法をご紹介していきましょう。
規則正しい生活を心掛ける
お正月は休みも長いので夜遅くまで起きていたり、朝目覚めるのが遅くなるなど、普段よりも生活習慣が不規則になりがちです。
朝起きても朝ごはんを食べずに過ごしたり、おやつとして甘いお菓子をたくさん食べる人も多いでしょう。
不規則な生活に慣れてしまった体を元に戻すためにも、早寝早起きを心掛けて食事もしっかりと3食摂ることで普段通りの生活に戻ることができます。
食生活の改善
お正月は塩分や糖分の多い料理をたくさん食べてしまうので、リセットするためにも食生活の改善が大切です。
野菜の量を増やし、ご飯を食べるときには必ず野菜から食べ始めましょう。
そして腹八分目で食べ終えることを心掛けることも重要です。
満腹になると心は満たされますが、太ることにもつながります。
満腹の状態で睡眠をとれば消化不良を起こす可能性もあるので注意しましょう。
太りすぎたらプチ断食もおすすめ
お正月の生活習慣で大幅に太ってしまったら、プチ断食をしてみましょう。
断食といっても、何も食べない生活をしていては体に負担を与えてしまいます。
固形物を摂取するのは控えて酵素ジュースや野菜ジュースを代わりに摂取するなど、胃腸を休める時間を作ることで体重増加を防ぎ、体内の調子を整えてくれます。
ただし、食べない生活は無理だという場合には、油分を控えてお粥や豆腐、スープなどを積極的に摂取しましょう。
胃に優しい食事を摂ることで正月太りをリセットできます。
運動量を増やすよう心掛ける
ランニングをしたり、腹筋や背筋、ジムでのトレーニングを行うことで正月太りは簡単にリセットできるでしょうが、運動が苦手な人も多いです。
そんな時には、日常生活での運動量を増やすことを心掛けてみましょう。
・電車は立って乗る
・1駅分歩く
・テレビを見ながら軽いストレッチをする
項目のように、ちょっとした工夫で運動量を増やすことができます。
軽い運動でもやらないよりは消費カロリーを増やすことになるので、正月太りのリセットにつながるでしょう。
マッサージをする
リンパマッサージはむくんだ体には最適です。
心臓から遠い部分から近い部分にかけて流すことが大切で、足であれば足先から太ももに向かってマッサージを行います。
お風呂上がりにクリームをつけながらマッサージすることでリフレッシュできるでしょう。
湯船に浸かる
面倒だからとシャワーだけにしてしまう人もいるでしょうが、湯船に浸かると血流が促進し、むくみ対策に効果的です。
ゆっくりと浸かることでリラックス効果もあるので、半身浴を楽しむなど工夫しながらお風呂に入りましょう。
好きな香りの入浴剤やボディーソープを使うことで、お風呂の時間をゆったりと楽しく過ごすことができます。
代謝促進を目指す
正月太りをリセットするためには、摂取したカロリーを消費しなければいけません。
消費カロリーを上げるためには代謝アップが欠かせません。
代謝を上げるためには体を温めることが効果的です。
上記のように湯船に浸かることも大切ですが、靴下を履いたり、温かい飲み物を積極的に摂取するよう心掛けてみましょう。
冷たい水やお茶を飲むことが多いのであれば、温かいお茶や白湯がおすすめです。
甘いものが欲しくなった時は、はちみつを加えた生姜湯も良いでしょう。
ホットチャイには、スパイスが入っているので体を温める作用があります。
体が冷える時に飲んでみてください。
正月太りは早めのリセットが肝心!
正月太りでついてしまった脂肪は早めのリセットが肝心です。
体重増加が少しだけだったからと、お正月のままの生活を続けていれば体重増加は避けられないでしょう。
多くの脂肪が定着してしまえば、ダイエットするのは難しくなってしまいます。
お正月に太った分は早い段階でリセットすることで、ちょっとした運動や食生活の見直しで元に戻すことができます。
面倒だからと後回しにせず、早めに取り掛かりましょう。
正月太りは食生活や生活習慣を意識的に見直すことでリセットすることができます。
食べ過ぎや飲み過ぎで太ってしまった体は、早い段階でリセットに取りかかることが大切です。
お正月気分のままダラダラと過ごすことはせず、意識的に体を動かしていきましょう。
運動が苦手であっても湯船に浸かることやマッサージで代謝アップを目指せます。
ストレスなく行うことも重要なので、自分がやりやすいリセット方法を見つけることも大切です。
上記の方法を参考にして、正月太りをリセットしてみてください。