「何日もお通じが来なくて辛い…」「下剤に頼るとおなかが痛くて…」等、
「便秘」で悩んでいる女性はとても多い様子。
ぽっこりおなかは見た目に悪いだけでなく、美容やダイエットの大敵!
なんとか解決したいですよね。
そんな「キレイになりたい!」という人たちの間で今、話題になっているのが
「難消化性デキストリン」です。
難消化性デキストリンとは一体どんなものなのか、その情報をわかりやすく
まとめてみました。
目次
1.研究が進む「便秘対策」で見つけられた「便秘最有力対策」?
日本人女性の47%、約2人に1人が悩んでいるという「便秘」。
便秘症状が続くと不快感を感じるだけでなく、体内にガスが溜まるためにお肌が荒れやすくなったり、
代謝が落ちて「太りやすい体」になるなど、女性の美容の大敵とも言える問題にもなってしまいます。
さらに大腸がんや高血圧などの深刻な病気を引き起こす原因となることもあり、「便秘対策」は
今や健康面でも重要な課題となっているのです。
便秘対策として「食物繊維の摂取」が薦められていることは、皆さんご存知ですよね。
厚生労働省は食物繊維の食事摂取基準として、18歳~69歳の女性については「1日18グラム以上」
の摂取を薦めています。
でも…この「たった18グラム」の食物繊維、食事で摂るのは非常に大変。
例えばレタス1玉の食物繊維は、5.5g~6g程度です。
レタス3玉を一日で食べるなんて、とても無理ですよね。
また日本人の食生活の欧米化が進むことで、食物繊維の摂取量は年々低下し、これが「便秘率」を
高めてもいるようなのです。
とはいえ、食生活やライフスタイルを完全に切り替えるのはなかなか難しいもの。
「毎日簡単に摂取できて、食物繊維の不足を補えるものは無いのか…」
このような研究が進められる中、注目を浴びるようになったのが「難消化性デキストリン」なのです。
2.「難消化性デキストリン」って何?
「難消化性デキストリン」とは、水溶性の食物繊維の一種。
トウモロコシなどの「でんぷん質」から作られています。
食物繊維に「不溶性」と「水溶性」があるということ、知っていましたか?
日本で「食物繊維が豊富な食べ物」として知られているサツマイモや豆などは、「不溶性」の
食物繊維。
腸内で水分を吸収し、腸内を通る食べ物カス(便)の「かさ増し」をする役割を負っているものです。
コレに対して、「水溶性食物繊維」は腸内で粘度の高い物質となり腸壁周辺に付き、腸内の通りを
スムーズにする役割を担っています。
水溶性食物繊維を含む食べ物としては海藻類が代表的ですが、「食生活の中で大量に摂取
することが難しい」ことが難点でした。
また成分が消化吸収されてしまうと、腸内での活動が活発に行えないことも。
ここで注目をされたのが「難消化性デキストリン」です。
「難消化性デキストリン」は、その名のとおり「消化がされにくい」という特質を持っています。
そのため腸内での「良い働き」を、消化吸収をされることなくフルに発揮することができる
というわけです。
またでんぷん質の中から難消化性デキストリンの成分のみを抽出し、「お茶」などのドリンク類に
入れたり、日常生活の中で手軽に水溶性食物繊維を摂取することが可能となりました。
3.「難消化性デキストリン」の整腸作用でおなかすっきり!
便秘の研究が進む中、わかってきたのが「食物繊維の水溶性・不溶性のバランス」の重要性です。
サツマイモや穀物類など、不溶性の食物繊維をたくさん食べることも、もちろん便秘に効果的な
部分もあります。
しかし水分を吸って膨らむ不溶性食物繊維ばかりを摂取すると、便が固くなったり、かえって
腸内の活動の妨げとなることも。
特に腸内環境や腸の蠕動活動ががやや衰え気味の人(便秘になりやすい人)の場合、
不溶性食物繊維の過剰な摂取が便秘を悪化させてしまう可能性もあります。
そこで重要になるのが「難消化性デキストリン」の摂取です。
水溶性食物繊維である難消化性デキストリンは、腸内で水分を抱え込み、キープする特質を
持っています。
そのため、難消化性デキストリンが便の量を増やしつつ、便を柔らかい状態に保ち
「スムーズなお通じ」へと導いてくれるわけなんですね。
さらに最近の研究では、注目が集まる「腸内フローラ(腸内細菌の状態)」の改善にも
「難消化性デキストリン」が良い影響をもたらしていることが判明しています。
難消化性デキストリンを摂取することでおなかの調子を保つ「ビフィズス菌」を増やすため、
「便秘」だけでなく「下痢」にも効果があることがわかってきたのです。
4.難消化性デキストリンが脂肪を減らしてダイエットにも◎!
ダイエットのニ大敵と言われる「糖」と「脂質」。
これらは食事をすることで「腸内」で体へと吸収され、体の「脂肪」となっていきます。
「糖と脂質を控えなくてはいけないのはわかってはいるけれど、なかなか油っぽいものや
甘いもの、炭水化物を減らせない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そんな人にも「難消化性デキストリン」はおすすめです。
「難消化性デキストリン」は、食べ物と一緒に腸内に入ることで、糖・脂肪の吸収スピードを
遅らせてくれる働きを持っています。
そのため、食後の血糖値の急激な上昇を抑えられることがわかったのです。
さらに、最近話題の「メタボリック・シンドローム(メタボ)」の元凶とも言われる「中性脂肪」
そして「コレステロール」に対しても効果を発揮することが判明しています。
1日3回、食事と一緒に「難消化性デキストリン」が入った飲料を摂取する習慣を付けた人は、
平均3~4ヶ月で内臓脂肪の面積の低下、そしてコレステロール値の減少傾向が見られました。
中性脂肪やコレステロールは運動や食事制限などの「従来のダイエット」での対策が
難しいとされてきましたが、今では多くの人が「手軽で新しいダイエット」として
「難消化性デキストリン」に注目するようになったのです。
5.髪とお肌がツルツルになるってホント?
従来の食物繊維は「おなかに良い」と言われつつ、実は美容に対して少々「欠点」を
持つ成分でもありました。
それが「ミネラルの吸収を邪魔してしまう」という点です。
肌や髪、爪等の健康な育成には欠かせない「カルシウム」「マグネシウム」「鉄分」「亜鉛」
などのミネラルは、美容において非常に重要な成分。
上質なミネラルウォーターやサプリなどでミネラル補給を行っているひとも多いのでは
ないでしょうか。
しかし、通常の食物繊維には、せっかく摂取したミネラルを腸内吸収させず、外に便として
排出してしまう働きを持っていたのです。
これに対し「難消化性デキストリン」は大腸でのミネラル吸収を邪魔しないばかりか、
かえって吸収の促進をさせてくれる働きがあることが判明しています。
食事や飲料などで摂取したミネラルが十分に体に吸収されるようになることで、
爪・髪などにイキイキとした輝きをもたらしてくれるます。
また「難消化性デキストリン」は便の「柔らかさ」をキープするだけでなく、お通じのスピードを
活発にさせる効果もあるとされており、美容に良くないと言われる「体内ガス」「腸内ガス」を
貯めこむ率も減らせます。
通常、ダイエットをすると髪や肌のツヤが衰えると言われていますが、「難消化性デキストリン」
ならば「スリムな体」と「イキイキとした髪や肌」を両立させることも可能というわけです。
6.厚生労働省の「トクホ」に指定される安全度と機能の高さ
どんなにおなかや美容に良いものであっても「体に入れて安全なもの」でなければ、定期的に
食べたり飲んだりすることは避けたいですよね。
その点「難消化性デキストリン」は、前述のとおりトウモロコシなどの天然食品から、難消化性の
成分のみを抽出させたもの。
古くから「食品」として食べてきたものですから、その安全度の高さは折り紙つきと言えるでしょう。
例えば食品の摂取量基準に対して非常に厳しいと言われている米国の政府機関、
「アメリカ食品医薬品局」でも、難消化性デキストリンについては一日の摂取上限量などを
定めてはいません。
難消化性デキストリンは「定期的に摂取しても、たくさん摂取しても大丈夫」というわけですね。
食品安全基準や健康食品の表示基準については米国に対しやや遅れを取っていた日本ですが、
1998年頃からは特定の体への効果が期待できる食品については「特定保険用食品(トクホ)」の
認可を行うようになり、2010年代に入ってからは「トクホ」の一般認知も高まりました。
画像出典:https://www.pepsi.co.jp/products/
「難消化性デキストリン」を含んだ食品類・飲料類は、厚生労働省の厳格な基準審査を受けた上で
この「特定保健用食品(トクホ)」の認可を受けるようになっています。
体に害の無い安全性、そして整腸作用や脂肪吸収抑制作用の確実さが認められ、
「難消化性デキストリン」はより注目をされるようになったのです。
7.「難消化性デキストリン」を定期的に摂るには?
難消化性デキストリンの効果を確実に感じるためには「定期的」な摂取が大切。
できれば毎日、食事中や食間などに摂取することで、より効果が高まるとされています。
ですから摂取の方法としては「無理なく、楽しく続けられる」ことが大切になるのです。
「難消化性デキストリン」を手軽に摂れるドリンクとして、注目を集めているのが
「プレミアムデトックティー」。
「プレミアムデトックティー」には、難消化性デキストリンの他、ビタミンCがたっぷり摂れる
ローズヒップやポリフェノールを含むルイボスなど、美容に良いとされる天然のハーブが
47種類も入っています。
食物繊維、ミネラル、ビタミンC、βカロチン、フラボノイドなど、「キレイ」に必須の成分をしっかり
摂れるのに、カロリーは「ゼロ」。
ですから毎日しっかり飲んでも、太る心配も無いというわけですね。
「プレミアムデトックティー」は、またその「美味しさ」も人気の秘訣となっているようです。
ラズベリーをベースとした甘くたおやかな薫りが特長であり、ハーブティーが苦手だった人からも
「飲みやすい」「これなら続けられる」という評判が高まり、一気に「話題のお茶」となりました。
現在では女性誌などのメディアで取り上げられるようになった他、美に対して厳しい目を持つ
エスティシャンさん達からも認められ、「エステサロンのウェルカムドリンク」等にも用いられる
ようになっています。
また、難消化性デキストリンは前にも触れたように血糖値の急上昇を抑えます。
甘いものが好きな女性にとって、スイーツやおやつのおともに最適といえます。
飲むタイミングも痩せやすい身体づくりのポイントです。
画像出典:水嶋昇他 健康・栄養食品研究
8.「プレミアムデトックティー」ってどうやって飲めばいいの?
プレミアムデトックティーの淹れ方はとても簡単。
ティーバッグ・スタイルになっているので、200ミリリットル~300ミリリットルのお湯を沸かし、
ポットやカップにお湯を入れて、ティーバッグを入れて抽出するだけです。
抽出時間は2分から5分程度。
非常に便秘対策の効果が高く、初めて飲む人はおなかがゆるくなってしまうことがあるため、
抽出時間は2分程度(薄く色がつく程度)で十分です。
飲み慣れたり「効果が物足りない」と感じられる場合には、抽出時間を5分程度にまで伸ばし、
濃い目に淹れて飲んでみましょう。
1日の目安の摂取量は1日ティーバッグ1つ。
お茶の量としてはカップ1杯~2杯程度なので、無理なく習慣付けるられますね。
どんなに「キレイになれる」ものでも、美味しく楽しくなければ、続けることは難しいもの。
その点「プレミアムデトックティー」はラズベリーの芳醇な薫りで「お茶の時間」を楽しむことが
できますし、スタイルを変えて飲むこともOKです。
そして、飲むタイミングも自分次第。
効果を感じやすい時間を逆算して上手に付き合うことが大切。
中には5包ずつのパッケージが3つ。計15包入り。
夏場などには氷を入れたグラスに注いで、アイス・ティーにして飲むのもおすすめ。
また蜂蜜やシュガーを少し入れたり、ミルクを足して気分を変えることもできます。
注目の「難消化性デキストリン」を手軽に美味しく摂取できる「新習慣」、既に始めている
女性も多いようですよ。
日本人の普段の食生活での平均食物繊維摂取量は10g~13g程度であり、健康や美容の
ために推奨される「1日18g」には完全に不足している状態です。
慢性的な食物繊維の不足を改善すれば、スッキリおなか&スッキリボディ、そしてツヤツヤの
肌や髪を手に入れることも難しくないはず。
毎日飲んでいるコーヒーや紅茶を「2杯だけ」プレミアムデトックティーに変えるだけで、
高機能&高品質の食物繊維「難消化性デキストリン」が摂れるというのは、かなり「手軽」な
美容&健康対策と言えそうです。
難消化性デキストリン、生活に取り入れてみませんか?