最近メディアでも紹介され、注目の集まる「粉豆腐」。
聞きなれない方も多いと思われる「粉豆腐」ですが、その栄養成分には注目すべき点が多くあり、
良質な植物性タンパク質や脂肪を豊富に含み、健康・美肌になれる要素がいっぱいなのです。
粉豆腐ってどんなもの?
もともと「粉豆腐」は、高野豆腐を作る際に出る割れてしまったものなどを粉にして
高野豆腐のふるさと「信州」では昔から口にされていました。
高野豆腐といえば、その栄養価は非常に高く健康食材としても知られていますね。
高野豆腐は簡単にいうと豆腐を凍らせたもの。
その凍る過程で変化した、たんぱく質は消化吸収にすぐれ、体の中での代謝をより促進します。
腹もちがよく、食感もしっかりしているためダイエットフードとして注目を浴びることもありました。
大注目の「粉豆腐」は高野豆腐と同じ成分ということになります。
粉豆腐の美肌効果とは?
主な成分は、タンパク質・脂質。
普通の豆腐と比較すると、その含有量はタンパク質で7倍程度、脂質は8倍程度も含まれています。
肌の潤いには必須な、アミノ酸が100gあたり50g程度含まれており、豆乳の3.5g程度と比較すると
美肌パワーのすごさが分かって頂けると思います。
鉄分も非常に豊富で、肌の乾燥やくすみ、クマの予防も期待ができます。
粉豆腐の優秀なタンパク質が「悪玉コレステロール」を下げる!
現代人はコレステロールをため込んでしまっている人も多く、一見痩せているのにもかかわらず
検査をしてみたら、「コレステロール値が高かった!」という人も少なくありません。
粉豆腐には、豊富なタンパク質が含まれていることは前にも触れましたが、粉豆腐に含まれる
タンパク質は血中の中性脂肪の濃度を下げ、「悪玉コレステロール」のLDLの値を下げる効果が
あります。これはレジスタントタンパク質と呼ばれ、体内で吸収されにくく食物繊維に似た働きを
します。
ダイエット系アミノ酸といわれている、リジン・アラニン・アルギニン・プロリンなどのアミノ酸も
大豆そのものや、他の大豆製品と比べても圧倒的に多く含まれています。
凍り豆腐(高野豆腐)を毎日食べ続けると、善玉コレステロール値が増え、動脈硬化指数が低下する
と長野県凍豆腐工業協同組合(長野市)の「こうや豆腐普及委員会」は発表しています。
悪玉コレステロールは善玉コレステロールの2倍を超えると動脈硬化が始まるといわれています。
粉豆腐の摂取は、心筋梗塞・脳梗塞の予防につながります。
粉豆腐のおいしい食べ方とは?
もともと高野豆腐も、味にクセがないので煮物はもちろん、グラタンなどにアレンジしても
美味しいものですが、粉豆腐も同様。
更に粉状なので、いろんなお料理に加えることが可能です。
おからのように炒ってみたり、お味噌汁に入れてみたり。
小さなお子さんがいるお宅なら、離乳食にも。
粉豆腐を購入しなくても、高野豆腐をおろしがねなどですりおろせば自家製粉豆腐の出来上がり。
小麦粉のかわりにつかえばヘルシーなお菓子も作れてしまいます。
通販はまだまだ、買えるところが少ないようです。
160g入りで345円で購入できます。
遺伝子組み換えは使用していないのも安心。