連休あけでペースを戻すのがせいいっぱい!
そんな悠長なことをやっていると、あっという間に真夏がやってきちゃいます。
実は冬の冷えよりも、夏の冷えのほうが深刻なことを知っていますか?
夏冷えしていると、紫外線のダメージ回復だって遅れるみたいだよ。
そして夏冷えはダイエットの敵。
夏冷えを起こすと高い確率で太るんだよ~!
熱い気温に流されずに、夏冷えについていまのうちに知っておきましょう。
夏冷えの対策は初夏からやるのがベストなのです。
目次
夏冷えが引き起こす老化
真夏になれば35度を超えることも・・・。
でも、ガンガンにクーラーの効いた室内に居続けることも女性にとっては過酷です。
夏は服装も薄着になり、冷たい飲み物を飲む機会も増えます。
そのため、実際には寒い寒いと感じる冬よりも、体の冷えは深刻なのです。
女性に特に注意してほしいのが、「内臓冷え」。
胃腸、腎臓、子宮が冷えてしまうと、自律神経やホルモンバランスも乱れてしまいます。
夏冷えが太る!老ける!その理由とは?
キモは内臓冷えの予防
1.胃腸の不調
暑いからといって、冷たい飲み物やカキ氷、アイスクリームを高い頻度で飲んだり食べたりしていると、胃腸が冷えて便秘や下痢を引き起こす原因になります。
2.自立神経の乱れ
夏場は室内と外の気温差が大きくなります。
プラス、内臓冷えはダイレクトに自律神経の乱れを引き起こします。
交感神経と副交感神経のバランスが上手に取れなくなり、体温調節ができない、代謝が落ちる、などのトラブルも起きてきます。
3.女性ホルモンの乱れ
子宮や卵巣にとっても冷えは大敵です。
PMSや生理不順に悩まされたり、ホルモンバランスの乱れから髪の毛、お肌の調子も悪くなります。
4.免疫力の低下
体温は1度下がるだけでも、免疫力が3割も落ちるといわれています。
免疫力の低下は、疲労、肌荒れ、。回復力が落ちるなど、その不調そのものが見た目にも顕著にあらわれてしまいます。
5.乾燥肌
夏はどこへいってもクーラー。
電車などでは混雑を踏まえて、温度設定も低めです。
長時間、冷たい空気にさらされているとお肌は乾燥してカサカサになります。
でも一体どんな対策をしたらいいのー?
簡単にできる5つの夏冷え対策
夏冷えは中から、外からのWの温めがカギ
1.お味噌汁
夏冷え対策の中でも、最も簡単で効果的なのがお味噌汁。
厚くなるとお味噌汁はあまり飲まなくなる・・・という人も少なくありませんが、夏こそお味噌汁をしっかりと飲んでおきましょう。
お味噌汁にはたんぱく質のもととなるアミノ酸が豊富に含まれている上に、体を温めるために必要な塩分も摂取することができます。
朝、晩、二回はお味噌汁を飲むように習慣づけておきましょう。
2.腹巻は下着の一部
寒い冬はもちろん、夏でもしてほしいのが腹巻です。
おなかまわりには内臓があつまっているので、しっかりと温めておきましょう。
腹巻をするだけでも、体感温度は変化し、子宮や卵巣の冷えも予防できます。
下着はブラやパンツだけでなく、腹巻も一部として考えましょう。
最近ではシルク入りや、とても薄い腹巻も沢山あるので薄着でも安心して使用できます。
3.生姜紅茶
一時期ブームにもなった生姜紅茶。
生の生姜チューブを使用するのもいいけれど、本当は蒸した生姜や乾燥生姜を使用した方がベター。
なぜなら、生の生姜よりも体を温めたり、体内で脂肪燃焼を促したりという効果が高いからです。
冬はよくやっていたけど、夏場も意識的に飲むようにしようっと。
有名な高知の生姜が使用されている生姜パウダーなんだけど、見た目もめちゃくちゃカワイイの。
バッグに常備しておきたいね。
4.目指せ1日1万歩
体の冷えの原因の一つは、筋肉量のなさ。
夏冷えにとどまらず、根本的に冷えない体づくりを目指すのであれば、しっかりと歩くことを心がけましょう。
夏本番になる前の時期から週に2回はしっかりと歩く日を設けましょう。
少しずつ気温に慣れていく練習にもなります。
5.腎臓を温める
腎臓が冷え切ってしまうと、水分を補給していてもなかなかトイレにいかなくなります。
その結果、どんどん体に水分を溜めこんでしまうので、冷え太りをしてしまうのです。
夏冷えして、むくみも気になるという人は、腎臓をしっかりと温めるのが効果的です。
腰の少し上にカイロを貼るなどして、しっかりと腎臓を温めるとトイレもスムーズに。
夏冷え対策~通勤電車
通勤に限らず、夏の電車の中はとっても冷えているものです。
それでも乗らなければならない電車内での対策も覚えておきましょう。
いくら腹巻しても間に合わないっていうくらい、冷え冷えなんだよね。
弱冷房車両に乗る
数十分程度の間でも冷房がきいた電車の中では、体が芯まで冷えてしまうものです。
電車に乗るときは必ず、「弱冷房車両」に乗るようにしたいもの。
弱冷房車両は、通常の車両よりも2度くらい温度が高くなっています。
1つの車両編成で1~2両しかないので、狭き門とも言えそうですが、通勤など毎日のる線ならしっかりと位置を把握しておきましょう。
マスクをしよう
夏の電車の中で冷え切ってしまうのが顔。
口から冷たい空気が肺に入ると、体の冷えにもつながります。
冷えた電車の中ではマスクをするようにしてみましょう。
冷たい冷気も防げるだけでなく、喉やお肌の乾燥予防にもなります。
指先揉み
電車に乗っている間に、寒さに耐えきれないと思ったら指先を揉んでみましょう。
爪の生え際を揉むことで血流がよくなって、体温も上昇します。
狭い車内でもできるので、電車に乗ったら指先揉みをしましょう。
つま先立ち
20分以上の電車移動だと、だんだん体が冷えて固まってしまうかのような状態になることも。
そうならないためには、つり革につかまったらつま先立ちをしましょう。
こうすることで筋肉が刺激され、熱を発生させることができるのです。
つま先に力を入れ、10秒ほどかかとを持ち上げます。
美脚づくりのエクササイズとしても効果的なので一石二鳥!
夏冷え対策~オフィス内
会社には当然、男性もいます。
恋人と温度設定で揉めたことはありませんか?
筋肉量の多い男性と女性では、その体感温度も異なるもの。
どうしても男性目線の温度設定では女性には寒く感じてしまうのです。
下半身をしっかり温める
デスクワークをしている間は、膝にブランケットをかけたりするなどしっかりと下半身を温めましょう。
オフィスにも生姜を常備
夏のオフィスで飲む飲み物も、温かいものを選びましょう。
生姜紅茶をホットで飲むのが理想的です。
オフィスで飲みがちなコーヒーは、実は体を冷やす効果があります。
どうしてもコーヒーを飲むのであれば、シナモンを一振りして血行促進を意識しましょう。
姿勢をよくする
デスクワークでついつい猫背になってしまうという人は多いものです。
でも、体の内側から熱を発生させるためには、背筋をまっすぐに伸ばして座ることが大前提。
腹筋をしっかりと意識して座るようにしましょう。
夏冷え対策~寝るときのクーラー問題
冷えたくないから、寝るときはクーラーを切って眠りたい・・・。
でも最近の日本の夏は、寝苦しくって眠れないはず。
暑くて何度も目覚めて睡眠不足になったり、汗だくになって夜中にシャワーを、なんてことを繰り返すのならクーラーを上手に使いましょう。
夏でもキャミソールなどではなく、冬用のパジャマで眠るようにしてみて下さい。
そして、クーラーの設定温度は28度に。
もちろん、クーラーの風が体に直接あたらないようにエアコンの角度を調整しましょう。
この状態なら1晩中クーラーをかけて眠っても大丈夫です。
そして出来ることなら加湿器との併用がベター。
室内湿度は高めで眠るようにしましょう。
夏冷えにならないようにして、みずみずしい女でいよう!