秋は行楽シーズンなので外に出る機会も多くなります。
そこで気を付けたいのが「日焼け」です。
太陽の日差しが降り注ぐ夏の時期が終わり、涼しくなるので日焼け対策をしない日も多いでしょうが、秋にも紫外線は降り注いでいます。
後悔しないためにも、秋ならではの紫外線対策方法をご紹介していくので参考にしてみてください。
目次
秋は夏とは違う紫外線
紫外線の量を見ると、やはり7月や8月といった夏の時期に多く降り注いでいます。
紫外線には、A波とB波があることはご存じでしょうか?
A波
紫外線A波はUV-Aとも言われ、地表に届く紫外線の95%を占めていると言われています。
シワやたるみといった現象を引き起こす要因とも言われ、見た目年齢にも影響を与えるでしょう。
UV-Aは紫外線の変動量が年間を通して少ないので、夏を過ぎても対策が必要です。
B波
紫外線B波はUV-Bとも言われ、地表に届く紫外線の5%程ではありますが、エネルギーが強いので、そばかすや皮膚がんの要因とも言われています。
UV-Bに関しては、紫外線量が冬までに1/5に減るため、夏と比較しても日焼けの心配はないでしょう。
秋の紫外線は顔に当たりやすい!
夏の紫外線と違い、秋の紫外線は太陽の位置の関係もあり、顔に当たりやすいです。
夏は、太陽が真上から降り注いでいますが、秋や冬は太陽の位置が低くなり、顔や首といった箇所に紫外線が当たりやすいのです。
秋だからと油断はせず、紫外線対策を怠らないことが重要です。
紫外線が当たるとどんな影響があるの?
紫外線が当たると日焼けをして以下のような様々な肌トラブルを引き起こします。
・シミ
・くすみ
・肌の老化
・ニキビ等
紫外線を浴びることで乾燥を引き起こし、その結果多くのトラブルが発生するリスクが増えてしまいます。
特に秋は夏の冷房、汗、紫外線によるダメージによって肌がトラブルになりやすい状態を抱えています。
夏のダメージが回復しないままさらに秋の紫外線を浴びることでダメージが増え、肌の回復力さえも失われてしまいます。
秋はや気温も低くなるため、肌が乾燥しやすい時期でもあり、よりダメージを受けやすい状態となってしまうため、十分に注意することが大切です。
秋の紫外線対策…最適な方法とは?
ここからは、秋に最適な紫外線対策方法をご紹介していきます。
誰もが手軽にできる対策ばかりなので、紫外線による肌トラブルを防ぐためにも活用してみてください。
日焼け止めは必需品!
UVケアとして日焼け止めは秋にも欠かせないアイテムのひとつです。
夏に浴びた紫外線によるダメージで肌の調子が悪くなっている人も多いと思いますが、そんな時は低刺激の日焼け止めを使用してみてください。
SPF30、PA++程度のものであれば問題ありません。
敏感肌用の日焼け止めや子ども用のアイテムは、敏感な肌を労わりながら紫外線対策ができるので大いに活用できるでしょう。
去年使用していたものが余っていると、勿体ないからと使用する人も多いですが、保管状態によっては中身が変質しているものや雑菌が入り込んでいるものであることも考えられます。
肌荒れのリスクを高めてしまうため、日焼け止めはシーズンごとに買い替え、早めに使い切ることが大切です。
ムラのないように塗ること
斜めから紫外線が降り注ぐ秋の時期には、顔から足にかけてまんべんなく日焼け止めを塗ることがポイントとなります。
塗り忘れや塗りムラがあると、一ヶ所だけ日焼けをしている、といった恥ずかしい思いをしてしまうので、日焼け止めを塗る際は十分に注意が必要です。
帽子も夏と同様に使用しよう
紫外線対策として夏にも大活躍の帽子は、秋も引き続き使用しましょう。ツバが広めの帽子はより紫外線を防ぐことに役立ちます。
ファッションとのコーディネートを楽しむのであれば、秋らしい色合いにするのもおすすめです。
目の紫外線対策も重要
目からの紫外線は肌にも悪影響を与え、白内障を引き起こすリスクも高まるので、夏と同様に対策が必要となるでしょう。
UVカット率の高いメガネを選び、ファッションに取り入れてみてください。
冷え対策にも使用できるUVアイテム
夏とは違い、秋は肌寒い日もあります。
特に夕方あたりには気温がグッと下がる時もあるでしょう。
冷え対策にも使えるアイテムは複数あるので、活用してみてください。
ストールやバンダナ
首にも紫外線が当たりやすい秋には、ストールやバンダナを使用した対策が有効です。
夏の時期には暑苦しくてできない方法ですが、肌寒い季節だからこそ快適に過ごせます。
花柄やチェックといったコーディネートのポイントになるストールや色鮮やかなアイテムを身に付けてファッションも楽しみましょう。
アームカバー
年齢が表れやすい手や腕の日焼けを防ぎたいならアームカバーもおすすめです。
指まで通せるものであれば、手の甲まで日焼けを防げるでしょう。
薄い生地であれば季節を問わず使用できます。
カーディガンやブラウス
羽織り物を1枚持っていると紫外線対策が急に必要になった時でも安心です。
カーディガンやブラウスなど、羽織り物といっても様々なアイテムがありますが、無地や柄物など自分に似合うアイテムを用意しておきましょう。
薄く透け感のある生地のワンピコートであれば、見た目も着心地も軽いので、動き回る時にも便利です。
レギンス
夏は暑さからスカートやパンツの下にレギンスを履く機会は少ないでしょう。
しかし、秋は涼しくなるので冷え対策としても紫外線対策としてもレギンスは有効です。
ブラックやグレーなど、様々な柄のレギンスがあると、オシャレを楽しみながら肌トラブルを防げます。
食生活も気を付けよう
紫外線対策としては食生活の改善も必要不可欠です。
肌に良いと言われているコラーゲンを摂取することも大切ですが、その他にも重要な栄養素はたくさんあるのでご紹介していきます。
リコピン
リコピンは抗酸化成分となり活性酸素を除去するためには有効な栄養素です。
ビタミンA
肌に潤いを与える役目を持つビタミンAも欠かせない栄養素のひとつです。
ビタミンC
肌に良い栄養素と聞くとビタミンCを思い浮かべる人も多いでしょう。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促す作用があり、潤いを与えてくれます。
ビタミンE
ターンオーバーを促すために必要な栄養素です。
メラニンの排出をスムーズにしてくれるため、肌トラブル解消のために大活躍となるでしょう。
秋も夏の時期と同様に紫外線対策が欠かせません。
秋は夏よりも体全体に紫外線が当たる時期なので、夏とは違った対策方法が必要となります。
上記を参考にして、肌トラブルのない美しい肌を目指していきましょう。