目元は印象を大きく左右する場所。
でも目元の皮膚ってとっても薄く、他の部分の皮膚と比べたら1/3ほどの厚みしかないんです。
薄い皮膚を通し、黒ずんだクマになったり、たるんだり。
増して、白目が黄色くなってしまうと年齢よりも老けてみられてしまいがちです。
目元のトラブルは、紫外線、摩擦などの刺激などのダメージだけでなく、ストレスや食生活も大きく影響します。
今回は目元の老化について7つのQ&A形式でまとめます。
目次
Q1:白目が黄色くなってきた原因は加齢?
A:原因は糖化・酸化です。
赤ちゃんの白目って青みがかってとてもキレイですよね。
でも、大人になると白目はいつの間にか透明感を失い黄ばんでしまいます。
この大きな原因となるのが糖化。
体内のタンパク質と過剰な糖質が結びついて変性することが白目が黄ばんでしまう原因になります。
炊飯器のごはんも、長時間保温しておくと黄ばんでしまいますよね。
これと同様のことが目でも起こっているのです。
最近では糖質制限のダイエットの流行などもあり、痩せるために糖質をカットする人も増えているようですが、お肌のくすみや目の黄ばみを起こしにくくするためにも、多少は糖質制限も必要なのかもしれません。
また、ストレスで活性酸素が増えてしまうことで細胞が酸化することも白目の黄ばむ原因のひとつといわれています。
Q2:白目をケアする方法は?
A:栄養、保湿を補充できる目薬を使用しましょう。
まず、第一に必要であるのは潤いです。
水分を保つのに優れたヒアルロン酸配合の目薬が効果的。
添加物はなるべく少なく、防腐剤の含まれていないものを選びましょう。
そしてビタミンB配合の目薬は、目の粘膜を強化してくれる働きがあるので、白目の黄ばみ対策につながります。
ビタミンA、C、Eも目には必要な栄養です。
Q3:目元の黒ずみの原因は?
A:うっ血、摩擦、色素沈着が疑われます。
お肌はもともと、紫外線をあびたり活性酸素が原因で色素沈着を起こします。
目元はさらに、メイクなどで刺激を多く受けるためメラニンが生産され黒ずみの原因となりやすいといえます。
強くこすってメイクを落とすのはもちろんNGですが、反対にメイクが残っていると皮膚の酸化を招くのでメイク落としはやさしく丹念に行いましょう。
そして血行が悪いと、目元はどうしても黒ずんでしまいます。
前にもふれたように、目元の皮膚はとても薄いので全身の血液循環が悪いとうっ血となって現れてしまいます。
青みがかった黒ずみはまさにこのタイプであり、鉄分不足もあるかもしれません。
Q4:目元の血行をよくするためには?
A:ツボ押しやマッサージが効果的です。
くすみやクマになってしまう血行不良は、やさしくマッサージするのがおすすめです。
リンパを刺激するには、なでる程度の優しいチカラで十分。
リンパは皮膚の表面から、わずか0.1ミリ下にあるからです。
目の周りや頬を顔の内側から外へ、耳の下を通り首元の方までしっかりとリンパを流してあげましょう。
また、目頭にある「清明(せいめい)」というツボや頬骨の一番高いところのすぐ下にある「顴髎(かんりょう)」というツボは眼精疲労や白目の黄ばみに効果的。
そして、目じりにある「瞳子髎(どうしりょう)」というツボは、目元のくすみや目じりのシワの改善に効果的です。
Q5:ブルーライト、紫外線、目に入る影響は?
A:目だけでなく目元にも有害です。
紫外線をあびると活性酸素が発生し、メラニン生成を促進するのは旧知のとおり。
そして最近問題なのが、PCやスマホのブルーライトです。
ブルーライトは、網膜などの目の組織にダメージを与えるので眼精疲労につながります。
また、就寝前にスマホを見たりしてブルーライトが目に入ると、睡眠障害になる可能性が高くなります。
ブルーライトをカットしてくれるメガネを1つ持っておきましょう。
Q6:濃いめのアイメイクはやはりNGでしょうか?
A:お湯で落ちるタイプがおすすめです。
目元のメイクを落とすことはとても負担がかかりやすいもの。
ですから最小限にメイクを抑えるのに越したことはありませんが、ばっちりアイメイクがしたいという女性は多いでしょう。
どうしてもアイメイクをしっかりとしたいのなら、メイク用品を見直しましょう。
ぬるま湯で落ちるマスカラやアイライナーを使うことで、メイク落としで目元にかかる刺激を軽減することができます。
こすらずに、落とせることが重要なポイント。
摩擦を抑えることで目元の黒ずみの悩みも和らぎます。
Q7:目元の老化は食事で予防できる?
A:添加物、糖質は控えめに。ヨーグルトを積極的に食べましょう。
白目の黄ばみや、目元のたるみの原因にもなるのて糖質の摂りすぎには注意しましょう。
そして添加物を摂りすぎていると、お肌や目元のくすみにつながるので気を付けてください。
結局のところバランスのよい食生活に限ります。
一人暮らしや、不規則な生活になりがちで、食生活に自信がないならヨーグルトを食べましょう。
ヨーグルトには、保湿、紫外線への抵抗力をUPするチカラがあるといわれています。