顔のテカリやベタつきで悩んでいませんか?
朝のメイク時には綺麗だった顔も、段々とテカリ顔になっていくとがっかりしてしまうでしょう。
テカリが気になって、何度も鏡を見てしまうという人も多いです。
そこで今回は、顔のテカリの原因とテカリを抑える方法についてご紹介しましょう。
自分の顔がなぜテカリ、なぜベタついてしまうのか知り、対処法をチェックしてみてください。
目次
顔のテカリ・ベタつきの原因は?
顔には多くの皮脂線があり、皮脂がたくさん分泌されています。
特にテカリやすい額から鼻にかけてのTゾーンは皮脂の分泌量が多い場所です。
遺伝的要素によるテカリ
顔がテカリやすい人は、遺伝的に皮脂線が発達していて毛穴が大きいことがテカリの原因となっていることがあります。
収まりきらなかった皮脂は、顔の表面に出てしまいます。
ホルモンバランスの乱れによるテカリ
顔のテカリはホルモンバランスが乱れて、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが悪くなると起こります。
ホルモンバランスが乱れにより皮脂が過剰に分泌されることが、顔テカリの原因の1つです。
ストレスや生活習慣、女性なら生理周期でホルモンのバランスが乱れて顔のテカリが起こりやすくなります。
肌の乾燥によるテカリ
顔のテカリは肌が乾燥することでも起こります。
皮脂が多いからテカリに悩まされているというイメージがある人にとっては、顔の乾燥がテカリの原因であることに意外だと思うかもしれません。
テカリ・ベタつきを取るために皮脂を取る洗顔をして、保湿力の弱い化粧水を使って、また乾燥するという悪循環に陥っている人も多くいるわ。
このように顔のテカリには様々な原因があるので、原因に合った適切なテカリ対策を行っていくと効果的です。
顔のテカリを抑える方法を見ていきましょう。
顔のテカリを抑えるスキンケア
顔のテカリが気になる人の多くは、皮脂をしっかり落とそうと洗浄力の強い洗顔料を使いがちです。
しかし、皮脂を落としすぎる洗顔方法で必要な皮脂まで落としてしまうと、皮脂が過剰に分泌される原因を作ってしまいます。
正しいクレンジング方法
テカリ対策には保湿成分配合のクレンジング剤がおすすめです。
摩擦が起きにくい乳液タイプ・クリームタイプ・ゲルタイプの、滑らかなクレンジング剤を選びましょう。
②クレンジング剤を手に取って温め、Tゾーン、全体、目元・口元の順番でなじませる。
③少量の水で全体に馴染ませてから、洗い流す。
正しい洗顔方法
顔のテカリ対策で皮脂を抑える場合、汚れを落とし必要な潤いは残す丁寧な洗い方を心掛けてください。
まず、手を洗いぬるま湯で顔を洗います。
次に、洗顔料を泡立てて弾力のある泡を作り、Tゾーン、頬、元も・口元に泡を乗せて馴染ませ、泡のクッションで洗うように優しく洗います。
こすらずに洗顔し、ぬるま湯で洗い流しましょう。
柔らかいタオルで押さえるように、水分を優しく拭き取ってください。
正しい保湿方法
テカリが気になる場合も保湿は必要です。
表面に皮脂が多くても、肌の角質層が乾燥していれば過剰な皮脂が分泌され続けてしまいます。
顔のテカリが気になる時こそ、潤いを補給できるタイプのスキンケア用品を選びましょう。
オイリー肌ならオイルフリーの化粧水や油分が少ないスキンケアアイテムをおすすめします。
化粧水は乾いた手に取り顔全体に馴染ませて、手のひらで包むようにして保湿しましょう。
顔のテカリを防ぐ生活習慣
顔のテカリは生活習慣を見直すことでも改善が可能です。
過剰な皮脂が分泌される原因となるホルモンバランスを整える生活習慣を意識してみましょう。
特に、ストレス・食習慣・嗜好品が顔のテカリの原因となりやすいので注意してください。
ストレスを溜めない
ストレスはホルモンバランスが崩れる原因となり、皮脂の分泌量に影響します。
心理的ストレス、社会的ストレス、環境ストレスなどストレスの原因を把握して、ストレスは溜めないようにしましょう。
食習慣を見直す
栄養バランスの良い食習慣を心掛けると、肌の調子も良くなります。
肉や魚などのたんぱく質・ビタミンB群、緑黄色野菜のビタミンC、アボガドなどのビタミンE、納豆やヨーグルトのミネラル、乳酸菌などをバランス良く積極的に摂取しましょう。
嗜好品にも注意
ストレス解消、リラックス効果のあるお酒・たばこ・コーヒーなどの嗜好品は、過剰摂取により肌の調子を悪くすることがあります。
嗜好品は適度な量にしてください。
顔のテカリ対策はベースメイクから
顔のテカリ対策はベースメイクを工夫すると改善できます。
化粧品には油分が含まれているものも多いので、ポイントをチェックして化粧下地・ファンデーションなどのアイテムを選びましょう。
皮脂を抑える化粧下地
顔のテカリが気になるなら、化粧下地は皮脂を抑えるタイプがおすすめです。
化粧下地はファンデーションの密着度を高めるために大切で、化粧崩れも防いでくれるアイテムです。
皮脂吸着成分のパウダー配合タイプの下地を最初に肌に乗せれば、皮脂を吸い取って次に乗せるファンデーションも軽く仕上げられます。
ファンデーションは軽めに
油分の少ないパウダータイプのファンデーションがおすすめです。
厚く塗ってしまうと乾燥して皮脂が過剰に分泌される状態を作ってしまうので、粒子の細かい皮脂を抑えるタイプのパウダーファンデーションを選び、軽く仕上げましょう。
顔のテカリは遺伝だからと諦める必要はありません。
メイク方法やスキンケアケアの方法や生活習慣を見直してみると、遺伝以外の顔テカリの原因が隠れているケースがたくさんあります。
メイクの工夫はもちろん、日常のケアと生活習慣を見直して顔のテカリ対策を行っていきましょう。