梅雨キライ。
肌はベタつくし、髪の調子は悪いし・・・
一番苦手なのが、この時期の電車の中のニオイ。
洋服から「生乾き臭」がする人って結構いるもの。
あの雑巾みたいなニオイって公害並み。
外に洗濯物を干せないこの季節に、上手に部屋干しして
「生乾き臭女子」にならないための洗濯テクニックをマスターしましょ。
洗濯機のふたを開けておく習慣
私はドラム式の洗濯機を使っていますが、使い終わった後は
なにも考えずにいつも「ふた」を閉めていました。
これは梅雨には厳禁!
なぜなら洗濯が終わった時の洗濯機の中の湿度は、
なんと100%近く。
カビや細菌が増殖しないように、使用後は開けっ放しにしておくべき。
そしてたまには洗濯槽の掃除をしましょう。
お風呂の残り湯を使うのはNG
お風呂の残り湯を洗濯のすすぎに使うのは、とってもエコで良いこと。
家族の人数や洗濯の回数にもよりますが、残り湯を使うと
水道代が1か月で500円以上安くなります。
そしてお湯を吸い上げるポンプの電気代は1回1円ほどなので、
とっても節約になります。
でもこの時期にはNGなんです。
残り湯には細菌がウヨウヨ。
特に一晩たった残り湯は、細菌が何千倍にも増えるというから怖い。
そのお湯で洗濯をすると、乾いた後も細菌が残ってニオイの原因に。
普段は問題にならない程度でも、梅雨の時期は湿度が高く、
細菌が増殖しやすいので、残り湯を使うのは我慢しましょう。
洗濯機を「ランドリーバスケット」にしない
私は一人暮らしの小さな部屋に住んでいるので、
脱いだ服をいつも当たり前に洗濯機に放り投げていましたが・・・
通気性が悪く、湿気が多い洗濯機の中で、
細菌が繁殖しやすくなります。
靴下の菌が服にも繁殖したら・・・
なんてことを考えると怖くなります。
すぐに洗わない洗濯待ちの洋服たちは
洗濯かご(ランドリーバスケット)に入れておくべき。
湿気を逃してくれる目が粗いもの、大きめのものがおすすめです。
私も早速、買いました!
乾燥機を使わないなら脱水を2回する
乾燥機を使うなら別ですが、洗濯後に部屋干しするなら、
この時期だけ2回脱水しましょう。
もし「風乾燥機能」がある洗濯機なら、この時期こそ使うべき。
この機能は乾燥機と違い、完全に乾かすことはできませんが、
風を利用して通常の脱水よりもさらに乾かすことができます。
部屋干しする前に、少しでも水分を除くことにより、
ニオイの発生が防げます。
部屋干し用の洗剤に変えてみる
この時期は普通の洗剤よりも除菌、抗菌力がある、
部屋干し用の洗剤を使いましょう。
素朴な疑問ですが、殺菌、除菌、抗菌はどう違うのでしょうか?
「殺菌」とは字のごとく、菌を殺す効果。
薬事法の規定で洗剤や漂白剤で「殺菌」を謳うことができないので
殺菌効果ありという洗剤は売られていません。
「除菌」とは洗濯物から菌を除いて減らすこと。
また部屋干し用の洗剤には「抗菌パワー」などど書かれていますが、
「抗菌」とは菌の繁殖を防ぐという意味だそうです。
部屋干し用の洗剤は、高い洗浄成分で服についた皮脂の汚れなどを
しっかり落とし、洗濯後に菌が繁殖することを抑制してくれる仕組み。
洗剤を変えるだけで、随分違いますよ。
「今年の梅雨は平年より明けるのが遅い」なんてニュースを観ましたが、
まだまだ、ジメジメの季節は続く模様。
除湿機や扇風機を活用したり、密集しないように洗濯物どうしの
間隔を空けるなど、干し方にも工夫したいものです。