暑い夏が過ぎ、秋がやってくると過ごしやすさを実感する人も多いでしょう。
日差しも穏やかになり、お肌にも悪影響がないと思われがちですが実は秋も肌トラブルに気を付けなければいけない季節です。
早めにケアをしなければ、様々なトラブルに悩まされる可能性があるので、秋のスキンケアのポイントについてみていきましょう。
どんな季節も美しい肌で過ごしたい方は参考にしてください。
目次
秋にはこんな症状に注意！
涼しくなり、時には肌寒さも感じられる秋ですが、どんな肌症状が表れる季節なのか以下をチェックしてみてください。
・そばかす
・肌のつっぱり
・肌が敏感になる
・毛穴の目立ち
・シワ
・たるみ
といった症状が起こりやすいですが、見た目年齢を上げる症状でもあるので、改善したいと考える女性は多いですよね。
このような症状を放置してしまうと、さらなる肌トラブルを招く要因になるので早めに対処することが望ましいです。
なんで秋は肌トラブルが起きやすいの？
なぜ、秋には上記のような症状が起こりやすいのか不思議に感じる方も多いと思いますので、その原因について解説していきます。
気温や温度の低下
暑い夏から秋では気温に差があり、中でも10月は湿度が下がり、室内だけではなく室外でも乾燥が肌トラブルを招く要因になります。
肌の乾燥が進むと角質がめくれ上がり、水分量が減少してカサカサの肌になってしまいます。
化粧のノリが悪くなり、肌を触るとゴワゴワと触り心地が悪いといったトラブルも出てくるでしょう。
皮脂量が低下する
上記のように肌が乾燥すると水分量が減ることは多くの方が知っていることですが、乾燥は皮脂量を低下させる要因でもあるのです。
皮脂は肌にとって欠かせないものなので、美肌を目指すのであれば皮脂の量にも注目しましょう。
夏のダメージの蓄積
夏は強い日差しが降り注ぎ、紫外線対策をしていてもダメージを受けています。
ダメージが蓄積していくと、肌のバリア機能がダウンし肌が刺激を受けやすくなってしまうのです。
そのため、少しの刺激でも肌トラブルを招くほか、秋に溜まったダメージが肌の表面に出やすい時期でもあります。
秋に最適なスキンケア方法とは？
乾燥を招いてしまう秋でも、潤いのあるツヤ肌を目指すためにはスキンケアが重要です。
そこで、秋に最適なスキンケアのポイントをご紹介していくので、肌トラブルを避けたい女性は参考にしてください。
クレンジング
クレンジングをするとより乾燥を招くと考えている人も多いと思いますが、乾燥を防ぐためには保湿成分が含まれているクレンジング剤を使用することが好ましいです。
また、摩擦は肌に負担を与えてしまうので、こすらずにメイクが落とせるものを選ぶよう気をつけるとよいでしょう。
洗顔
洗顔をすると肌がつっぱる人も多いはずです。
つっぱりが気になる時には洗顔をする水の温度に注目し、洗い流しに最適な温度の33～35度のぬるま湯で、熱すぎるお湯や冷たい水などは避けるとよいでしょう。
また、洗い残しがあると乾燥を招いてしまうので、すすぎの回数は20～30回と丁寧に行い、髪の毛の生え際など、すすぎ忘れのないように洗顔をしてください。
クレンジングと同様に保湿成分が含まれていれば肌のつっぱりを防いでくれるので、洗顔料を選ぶ際にチェックしてみてください。
化粧水
洗顔をした後は保湿ケアのためにも化粧水や乳液を使用してください。
高価なアイテムは様々な成分が含まれているので肌に良いことが予想できますが、高価なだけに使用する際に使用料を守らずに少ない量でケアをしてしまう人も中にはいるはずです。
それではきちんとしたケアができないので、思う存分使えるコスパの良い化粧水や乳液で肌を整えるのもおすすめです。
美容オイルで乾燥対策
肌の保湿のためには美容オイルを使用するのも効果的で、中でも「スクワランオイル」は皮脂膜を構成する成分のひとつとなり、バリア機能の回復やキメの改善に作用します。
日頃使用している乳液やクリームに混ぜて使用すれば、保湿力をさらにアップすることができ肌に潤いを与えてくれるでしょう。
スキンケアの最後に美容オイルで蓋をすれば保湿成分を肌に留めておくことができるので、肌ケアには最適でしょう。
マスクシートも活用
美肌のためにはスキンケアが欠かせませんが、仕事や家事、育児に追われているとスキンケアをする時間を設けることさえ難しいでしょう。
そんな時にはフェイスマスクシートを頼ってみてください。
マスクをしている間に家事をすることも可能なので、短い時間で肌に潤いを与えられるでしょう。
5分程度パックをするだけでダメージをケアするだけではなく、シミ予防にも効果を発揮します。
加湿器も使用しよう
スキンケアとは若干違いますが乾燥が気になる時には加湿器の活用も効果的なので、寝室やリビング、仕事場のデスク上などで使用し、乾燥対策をして肌を守りましょう。
インナーケアも忘れずに
夏に受けたダメージを回復させる、気温差や湿度による乾燥を防ぐためにも、体の中からケアをすることも重要です。
サツマイモ
秋といえばサツマイモの季節です。
焼き芋や蒸かし芋、サツマイモご飯など、食べ方は様々ですが、サツマイモには多くの栄養素が含まれています。
ビタミンB1やビタミンB6、ビタミンCやビタミンE、食物繊維やミネラルなど、美肌に欠かせない栄養を摂取できるので、食事のメニューに加えてみましょう。
アボカド
栄養価の高い果物として有名なアボカドは美肌ケアには欠かせない食材です。
抗酸化作用のあるビタミンEが含まれているので、アンチエイジング効果が得られ肌の若返りをサポートしてくれます。
この他にも、ビタミンAやビタミンCが含まれているので、サラダやサンドイッチなどで摂取をして、アボカドのパワーで美肌を目指しましょう。
レモン
ビタミンCを多く含んでいるとして広く知られているレモンですが、そのまま摂取することは難しいです。
サラダやおかずに絞って食べるほか、はちみつに漬けてはちみつレモンにして飲むのもいいでしょう。
温かくして飲めば、リラックスすることもでき、ストレス解消にも役立ちます。
秋は気温が下がるので過ごしやすく快適ですが、夏に受けたダメージや湿度の低下によって肌トラブルを招く季節でもあります。
いくら美肌になれるようにスキンケアに気を付けていても、バリア機能が低下していれば肌荒れを引き起こす危険性があるので、上記を参考にしてスキンケアやインナーケアを続けていきましょう。
また、寒さが増すと血行も悪くなり肌の代謝に悪影響が出るので、代謝を正常にするためにも浴槽に浸かって血行を良くしていきましょう。
リラックス効果でストレス解消にもつながるのでおすすめです。
